賛助会員だより
株式会社内田洋行
AV統括制御システムによる一元管理と
一人1台Surface貸与による学習環境の革新
〜畿央大学への導入〜
■導入の背景とポイント
新棟竣工をきっかけとした既存棟を含めたAV教室のシステム一元管理
2013年に開学10周年を迎えた畿央大学様。建学の精神として「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」の三つの理念を掲げ、豊かな人間性を追求することこそが教育の最終目標であるとする考えに立ち、創立以来一貫して、すべての教育活動の中で大切にして取り組んでこられました。
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中庭風景 |
2013年8月に着工したP棟新築工事及びR棟増築工事をきっかけとして、新設教室のAV装置検討に際して、教員からは「教室による操作の違いをなくして欲しい」、情報センター職員からは「(特に午前中の)AV教室の動作不良による駆けつけ対応を減らしたい」という二つの要望に内田洋行のcodemariが仕様に合致したため導入するに至りました。またその際にcodemariのインターフェイスが汎用的であることに着目し、既存教室に対しても導入することで、既存棟を含めた31教室すべての操作の同一化による「全教室の一元管理が可能」を実現するとともに、23時の強制シャットダウン導入を追加することで、従来悩まされていた授業開始時のAVトラブルの激減やセンター職員による都度対応の減少、省エネ化を実現することができました。
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codemariを利用し、タブレットからのAV機器制御が可能です |
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新校舎内アクティブラーニング・ルーム |
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教卓に据付けられたコンソールからもcodemariによる機器操作を実現 |
■今後の展開
情報環境整備と組織改編及びICT環境変革の中での教育実践
クラウドコンピューティングの積極的な利用により、情報センターの役割を情報システム・ネットワーク・機器の管理運用から教育と学習の支援と情報環境維持に特化させていくとともに、2014年より新入生に対してCOPE方式(大学所有SurfaceProを学生へ一人1台個人貸与)を実践することにより急激に変化しているICT環境の中において情報活用能力の育成や教室外での学習を促進し、今後もキャンパス内外において学生が自発的に学習するだけでなく、ともに学び、世の中に貢献する「やさしさをチカラに変える」ことができる人として、成長できる環境づくりを進めていく予定です。
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新校舎 アクティブラーニング・ルーム利用風景 |
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増築校舎 食堂 |
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