賛助会員だより
東邦音楽大学は1938年の創立以来、音楽の分野はもとより各界で活躍する優れた人材を生み出し続けきた。現在は中学校から大学院までを備え、伝統の音楽教育を提供している。音楽家・教育者として活躍していくためにはITスキルもいまや必須であり、同学ではPC教室最新の設備と改めることで、豊かな学習環境を整備。楽譜作成ソフト「シベリウス」を使用して楽曲作成を行うなど、音楽大学の特性を活かした授業を行っている。
また、新しいカリキュラムへの対応が厳しくなっていた旧システムおよびサーバー環境も刷新した。
三室戸学園でも文京・川越キャンパスに単体サーバーを設置して教務・事務系のシステムを運用し、学内にコンピューター教室を設けて地涌行を行ってきていたが、機器やOSが老朽化してきたことから、2012年に文京キャンパス内コンピューター教室の端末システムを刷新することとなった。
ベンダー3社から見積もりを取り検討した結果、安価な導入価格、および12年来の取引実績績を通じての高い信頼性と多様なニーズ対応力を評価して選定した。
学園のIT関連を担当している担当者は「タブレット端末として音楽ソフトも使用できるタッチパネル型PCを導入したことで、より自由な学び方が可能になったと思います」とのこと。
また学園で使用していた教務・事務系システムだが、こちらは約10年前に導入したもので、近年の新しいコースやカリキュラムへの柔軟かつ迅速な対応が難しくなってきていたという。「導入前にはほぼオーダーメードで作成したもののため、再度カスタマイズするとなるとコストがかさんでしまうという問題がありました。加えて音楽大学は一般大学と比べて大人数での講義が少ない一報、マンツーマン授業が多いという事情もあります」とのこと。これらのニーズを満たすことのできるソリューションが学園統合情報システム「キャンパスプラン」であった。こうして2014年に「キャンパスプランによる学務系システムのリプレースが決定された。
「キャンパスプランプラン」は学務系、法人系、Webサービスの3系統について、各種の基本・サブシステムそろったトータルパッケージだ。用途や規模、予算に合わせて柔軟に導入することができ、音楽学校での導入事例豊富だ。学園では既に、法人系の「会計情報システム」や「給与情報システム」を使用していたため、学務系も同じメーカーのパッケージを用いるようにすれば用意に連携できるというメリットがあった。
この度、導入することになったのは、「入試情報」「学納金情報」「学籍・教務情報」「就職情報」の各システムである。
「まず画面が格段に見易くなり、入力変更の変更といった操作もスムースに行えるようになりました。」
「アウトプット帳票のスタイルも豊富なので、二次加工がしやすくなった点も大きな進歩です。」
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