平成19年度
教育改革事務部門管理者会議 開催報告

開催日

平成19年11月30日(金)

会  場

アルカディア市ヶ谷(東京、私学会館)

主  催

社団法人 私立大学情報教育協会

開催趣旨  

20年度よりファカルティ・ディベロップメントが義務化されることに伴い、大学は教育改革に向け本格的な取り組みが要請される。とりわけ教員の教育力を再開発する組織・体制・支援の充実、学習支援、進路等相談・助言支援の整備、教育改革のマネージメント強化など、職員として対応すべき課題が山積している。改革を進める中で職員がどのように対応することが望まれるか、情報化戦略も含め探求する。

参加対象

  法人・大学の事務局長・部長・課長の管理職員、教育支援センター部門・FD関連部門・情報センター部門・教務部の部門長。
     
参加者数   153名(105大学、5短期大学)  

 

開会挨拶
  戸高 敏之 会長(私立大学情報教育協会)
戸高 敏之 会長(私立大学情報教育協会)

紹 介
「人材育成のための教職連携と能力開発」
 
福田 謙之 氏(金沢工業大学常任理事)

 大学の教育理念に基づき、責任ある人材育成の実現をすべく教職員が一体となって取り組んでいる教育活動、修学活動、教育マネージメントの実践を踏まえて、教職員の意識改革、ITを活用した教育・修学支援、FD・SDへの取り組みと課題について事例を紹介いただいた。
福田 謙之 氏(金沢工業大学常任理事)  


紹 介
「FDの実質化を目指す大学の取り組みと課題」

圓月 勝博 氏(同志社大学教務部長)

 教育の質保証を実現する大学の取り組みとして、FD活動の推進普及と活動内容の実効性が求められる。カリキュラム・履修等の見直し、教育内容・教育方法の改善、教育効果の検証、導入教育の充実、教員活動支援の補助、授業でのIT活用支援など、「教育開発センター」を設置して取り組んでいる事例を紹介いただいた。

圓月 勝博 氏(同志社大学教務部長)


話題提供
「教育の質保証をめぐる政府・経済界の動き」

井端 正臣 事務局長(私立大学情報教育協会)

 経済同友会の「教育の視点から大学を変える」、教育再生会議第二次報告「社会総がかりで教育再生を」、中央教育審議会大学分科会での「学士課程教育の現状と課題」などを踏まえた動きについて説明した。





関連情報提供
社団法人 私立大学情報教育協会事務局

 教育の情報化評価に関する自己点検・評価ガイドライン、平成18年度私立大学情報化投資額調査、平成20年度情報関係補助金の概算要求、補助事業の工事に係る不正防止に対する本協会のガイドライン、ソフトウェア適正管理のガイドラインについて説明した。