平成21年度
教育改革事務部門管理者会議 開催報告

開催日

平成21年11月30日(月)

会  場

アルカディア市ヶ谷(東京、私学会館)

主  催

社団法人 私立大学情報教育協会

開催趣旨  

 大学は社会の信頼に応えられる学士課程教育の実現に向け、教育力の強化が求められている。入学前教育の工夫、初年次教育の強化、学士力の明確化、教育 プログラムの充実、教員の教育力向上、教育・学習支援の整備充実など、大学として対応すべき課題が山積しているが、これらの課題に主体的に対応していくに は、情報の戦略的活用、情報システムの充実、情報環境の支援体制などに関する理解が不可欠である。
  本会議では、教育改革に求められる戦略について整理する中で、大学ガバナンスの機能向上、情報活用の教育戦略、情報投資適正化などの課題について、事務部門管理責任者の方々に理解の普及を図る。

参加対象

  法人・大学の事務局長、部長、課長の管理職員、教育支援センター部門・FD関連部門・情報センター部門等の長。
     
参加者数   154名(100大学、1短期大学)  

 

開会挨拶
  向殿 政男 会長(私立大学情報教育協会)

説 明
「大学の教育力強化のための戦略を考える」
 

井端 正臣 氏(私立大学情報教育協会事務局長)

 大学として取り組むべき教育改革の戦略について、「入口」、「中身」、「出口」の視点から、学内での工夫、大学間連携、地域社会及び産学連携の中で取り組むべき課題を情報化戦略を含めて考察した。

 


紹 介
「教育改革に求められる大学ガバナンスの考察」

小西 靖洋 氏(関西大学常務理事)

 教育改革の実現には、教職員の意識改革からはじまり改革意欲を喚起する政策・仕組み、教育政策への積極参加・点検評価など基本問題が山積している。それには大学ガバナンスとしての機能アップが不可欠であり、取り組むべき課題を考察した。




関連情報提供
社団法人 私立大学情報教育協会事務局

「本協会による分野別『学士力』の提言」
「情報関係補助金の活用戦略」
「情報環境の点検・評価に基づく改善の課題(情報環境改善白書)」
「情報セキュリティの点検・評価」
「20年度大学・短期大学における情報投資の実態」など