大学・企業連携によるICT導入・活用事例紹介 一覧


日時:9月2日(水)12:30〜17:00 / 9月3日(木)10:00〜18:00

会場:5F 廊下

 

 

導入事例
大学名
協力企業名
eポートフォリオ『manaba folio』を活用した往還型教育実習支援 東洋大学 (株)朝日ネット
セキュリティと学生教職員にとって利便性の高いネットワークシステム フェリス女学院大学 伊藤忠テクノソリューションズ(株)
iPhone 3Gの導入による人材の育成 青山学院大学 アップルジャパン(株)
拓殖大学e-Educationの実践 拓殖大学 (株)CSKシステムズ西日本
玉川大学リベラルアーツ学部 学士力・アウトカムズ(学習成果)
Blakboard Outcomes Assessment パイロットスタディ
玉川大学 ブラックボードジャパン(株)
オープンキャンパスにおける体験授業をインターネット中継 京都女子大学 シスコシステムズ合同会社
出席管理システム/学生カルテシステム/学内インフォメーションシステム 大妻女子大学/
上智短期大学/
早稲田大学
シャープシステムプロダクト(株)
e-Learningシステム「CEAS/Sakai連携システム」とポートフォリオシステム 関西大学 新日鉄ソリューションズ(株)
マルチメディア教育システム・講義室サポートシステム 明治薬科大学 電子システム(株)
ホスティングサービスを利用したActive! mail 6導入事例 立正大学 (株)トランスウエア
成功するTCO削減〜既存CALL教室が更に活きる術〜 文京学院大学・短期大学 日本電子計算(株)
青山学院大学ICTネットワークシステムにおけるセキュリティプラットフォーム 青山学院 (株)ネットマークス
学校法人芝浦工業大学へのe-learning講義自動収録システム構築・運用事例紹介 芝浦工業大学 東日本電信電話(株)
明治大学における指静脈認証 活用事例 「インターネットを介した図書館司書講習における本人認証」 明治大学 (株)日立製作所
授業支援システム「IT's class.」の全学導入から活用まで 成蹊大学 日立公共システムエンジニアリング(株)
プリント課金システム事例 早稲田大学 富士ゼロックス(株)
体験活動での教育効果を高めるSNSの活用 〜京都外国語大学への導入〜 京都外国語大学 (株)SIGEL
大学見える化の取り組み 法政大学 マイクロソフト(株)

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eポートフォリオ『manaba folio』を活用した往還型教育実習支援

東洋大学

(株)朝日ネット

 

 東洋大学文学部教育学科では、教師としての実践的指導力と高度の専門性を兼ね備えた小学校教員を養成することを目標とし、1年次から毎年教育実習に行って 学校現場体験を積む「往還型教育実習」を実践しています。

 学生は朝日ネットのポートフォリオシステム「manaba folio」を使って実習内容を報告し、それを受け、大学の担当教員だけでなく、小学校の指導教員も報告内容について 相談にのりアドバイスを行っていきます。これにより、学生は今まで授業時間など対面報告に限られていた教員への実習の相談をいつでも行えるようになり、教員も実習中の学生 の状況を細かく把握することが可能になりました。

 「manaba folio」を通じて、学生と指導教員だけでなく、地域の教育委員会、実習先小学校、大学の教務課といった関係者が時間と場所の制限を越えてコミュニケーションを 図り、学生の実習をトータルサポートしていく体制を構築しました。

 

セキュリティと学生教職員にとって利便性の高いネットワークシステム

フェリス女学院大学

伊藤忠テクノソリューションズ(株)

 フェリス女学院大学で導入した、新しい全学システムについてのご紹介です。以下の特徴を持つシステムの導入により、セキュリティを確保しながら、利用者の 情報環境の利用機会を拡大させるシステム環境を実現しました。

  1. トリプル認証による学内LANセキュリティの向上
  2. デュアルブート・App-Vによる場所を選ばないPC環境
  3. 仮想サーバシステムによるサーバ統合
  4. メールシステムの外部管理化による管理負荷の大幅削減

 

iPhone 3Gの導入による人材の育成

青山学院大学

アップルジャパン(株)

 青山学院大学社会情報学部では、文理双方に精通した人材育成のために、情報化社会の本質を探る4つの力を定義している。
   (数理的要素/コミュニケーション能力/論理的思考/情報の高度な活用)

 これらの能力を習得する一環として、学業と日常生活の双方で常にモバイル端末を活用し、モバイル・ネットワーク社会を実際に体感できる環境の提供が重要であると考え、社会情報学部に在学するすべての学生に最新機能を持つ「iPhone 3G」の配布を決定した。

 学部単位での大規模な導入と「iPhone 3G」を用いた学習環境の構築によって、学内に大きなコミュニティが生まれ、学生はiPhoneの様なモバイル機器が社会に普及し、様々に活用されている状態を実際に体験することになる。
 学生がその中で体験するものから、情報感度を培い新しい社会やライフスタイルを提案できる能力を習得させたいと考えている。

 

拓殖大学e-Educationの実践

拓殖大学

(株)CSKシステムズ西日本

 拓殖大学において2006年から全学的eラーニングへの取り組みが始まり、2007年から実践的利用へと移行してきた。当初システムの利用目的は教育支援と学生の学習活用の支援であった。
  現在ではICTの機能を拡張させた学生生活支援も幅を広げ、電子的教場創出を目指しe-Educationシステムと呼称し利用率向上を続けている。世界的なデファクトスタンダードであることを考慮してBlackboard Academic Suiteを導入したが、e-Learning、LMS機能ばかりではなくICTの機能が強力でありこれらの特徴を生かした授業展開について現状を報告する。

 

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玉川大学リベラルアーツ学部 学士力・アウトカムズ(学習成果) Blakboard Outcomes Assessment パイロットスタディ

玉川大学

ブラックボードジャパン(株)

 

 玉川大学リベラルアーツ学部では、2011年度に向けて、教育課程の見直しを進めている。現在大学に求められる変革として、学士課程として備えるべき力の明確化、学生を中心とした教育プログラム、卒業時の質の保証などがあるが、これらを、客観的に評価するためには、学習成果を可視化していく必要がある。


 Blackboardは世界先進校におけるアセスメント手法を参考とした、Blackboard Outcomes Systemを2007年より世界的に展開している。Outcomes Systemの評価手法を軸に、到達目標の明確化、現在の教育プログラムの検証などを行うことで、ラーニングアウトカムズ(学習成果)を可視化する方策を会得できるのではないかと考え、このパイロットプログラムを試行している。これまでの試行状況と、今後の取り組みについて紹介する。

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オープンキャンパスにおける体験授業をインターネット中継

京都女子大学

シスコシステムズ合同会社

 毎年多くの公開講座や体験授業を開催して人気を博している京都女子大学は、2008 年夏に行ったオープンキャンパスの際に、体験授業の インターネット中継を行った。双方向のやり取りを既存ネットワークで簡単に実現するために用いられたのが、シスコのコミュニケーション ツールである WebEx である。

“ WebEx なら、今あるネットワーク環境でもすぐに双方向のやりとりが行えることに強い魅力を感じました。”
  - 京都女子大学 現代社会学部 現代社会学科 准教授 宮下健輔氏

“インターネット中継だから何かができないといった制限がなく、普段どおりにできるのは魅力です。これなら、出張先からでも、いつもと変わらない授業が行えるかなと思ったり しました。”
- 京都女子大学 現代社会学部 現代社会学科 講師 中山 貴夫氏

参考URL - http://www.webex.co.jp/jp/pdf/successstory/cs_KyotoWU.pdf

 

 

出席管理システム / 学生カルテシステム / 学内インフォメーションシステム

大妻女子大学 / 上智短期大学 / 早稲田大学 

シャープシステムプロダクト(株)

○出席管理システム

 ICカードをリーダライタにかざすだけで、学生の出席情報を収集いたします。
データはサーバに転送され、教員、学生ともデータをWebブラウザ経由で確認する事が可能です。

○学生カルテシステム

学生の各種個人情報(入学時〜卒業まで)の記録・閲覧システム

○学内インフォメーションシステム

 ネットワーク上に設置した「コンテンツ配信サーバ」から、学生ホール・ロビー等のインフォメーションディスプレイ装置に対し、静止画・動画などの情報コンテンツを配信し、スケジュールによってそれらを表示させ休講情報や、学内案内の為のインフォメーションサービスを行います。


 

e-Learningシステム「CEAS/Sakai連携システム」とポートフォリオシステム

関西大学 

新日鉄ソリューションズ(株)

 ・e-Learningシステム「CEAS/Sakai連携システム」

 授業支援型e-Learningシステム「CEAS」とオープンソースの教育支援環境「Sakai CLE」をシステム連携させた「CEAS/Sakai連携システム」を構築、運用しました。これにより、「CEAS」の授業支援機能と「Sakai CLE」の学習支援機能を統合した総合的教育支援システムを実現させました。

・ポートフォリオシステム

 卒業時の到達目標を明らかにし、学生一人ひとりの学びの可能性を広げ、その達成度合いを評価し成長の確認を行うことを目的としています。


 在学中の学習成果を記録することで、「学びの成果」と「学びの評価」が明確になり、また、教育のPDCAサイクルを実践することで、社会人基礎力の育成を目指します。

 

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マルチメディア教育システム・講義室サポートシステム

明治薬科大学 

電子システム(株)

 平成21年3月に明治薬科大学に新設された【総合教育研究棟フロネシス】の講義室に、HDカメラとHDビデオ会議システムを利用した【合同講義システム】を導入。HDカメラの映像や資料の映像、マイクの音声など全ての講義内容をそのままの高画質・高音質で他の講義室へ送出することが可能であり、双方向の送受信による、合同講義としてもご活用いただけます。

 講義棟の講義室全25室を含む27室に【講義室サポートシステム】が導入されており講義室より離れた事務室のPCから、Web画面を通して全講義室に設置されたAVシステムの使用状況や電源状態の確認、遠隔操作が可能です。

また、Webカメラの画像を同時表示することにより、操作した結果を確認することができますので現場に出向く必要なくオペレーションのサポートが可能です。


 

ホスティングサービスを利用したActive! mail 6導入事例

立正大学

(株)トランスウエア

 ホスティングサービスにより運用負荷の大幅軽減を実現し、Webメール製品「Active! mail 6」を全学で導入・運用している事例。

 大学での豊富な導入実績や、学生の利用を想定した画面、ユーザフレンドリーな部分が評価され導入された。日英中韓4各国語のインターフェースが 使用できるところも留学生などが多い大学での利用には適している。「Active! mail 6」は、全学の教員、学生の1万アカウントを超える規模で利用され ているが、特に学生には入学と同時にメールアカウント利用時のIDとパスワードを、ひとりひとりに付与している。教員、事務員の実業務での利用に加えて、 授業などでも利用され、教員によってはレポートを「Active! mail 6」を利用して提出させるようにするなど、IT人材の育成やコミュニケーションの効率化を支援している。


 

成功するTCO削減〜既存CALL教室が更に活きる術〜

文京学院大学・短期大学 

日本電子計算(株)

 文京学院大学・短期大では、コンピュータ教育用システムとCALLシステムはそれぞれ独立したシステムとなっている。

 情報処理科目の増加に伴い、コンピュータ教育用システムの演習室が不足する事態となった。一方、CALL教室には情報処理科目を行えるだけの余裕があったが、システムがことなるため、利用できない状況であった。

 そこで、JIPの提供するネットブートシステム「NetShower」を導入し、既存CALLシステムのハードウェアを利用しながらCALLシステムには手を加えずにコンピュータ教育用システムを稼動した。

 新たにコンピュータ演習室を整備することなく情報処理科のコマ数を増やすことができ、さらに管理コストを大幅に増えることもなく授業運営の活性化を行い、TCOの削減に成功した。

 

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青山学院大学ICTネットワークシステムにおけるセキュリティプラットフォーム

青山学院大学 

(株)ネットマークス

  青山学院大学では全学共通の統合認証基盤が導入されています。認証に必要なユーザ情報や権限情報はLDAPサーバによって一元管理されており、学生・教員・職員などの利用者の権限に応じてアクセスできるリソースが決められています。

 認証セキュリティの基盤となるID統合管理システムには「LDAP Manager」を採用し、LDAPに登録されたユーザID情報をActiveDirectoryをはじめとする学内システムのユーザID情報に自動同期しています。

 これにより、利用者は複数のシステムへ一つのID/パスワードでログインでき、管理者はWebベースのID管理コンソールで一元的に運用管理できるようになりました。

 

 

学校法人芝浦工業大学へのe-learning講義自動収録システム構築・運用事例紹介

芝浦工業大学

東日本電信電話(株)

(1) 講義自動収録システムを含むAV教室設備の紹介

 教員が講義内で利用した板書・書画カメラ・電子スライドなどを複合的かつ効果的に組み合わせ、通常の対面講義のスタイルを変更することなく 講義コンテンツが自動的に生成可能なシステムの紹介。

(2)字幕付き講義コンテンツ配信の紹介

 工学教育の観点のみならず、現地教員と共同で日本語教育的要素も付加した、マレーシア・ツイニングプログラムHelp3(JAD)向けの字幕付きコンテンツ配信実績の紹介。

(3)e-learningラボラトリを中心とした運用体制の紹介

 学内関係者のみならず、一般企業や他大学も参画可能な組織である運用体制の紹介


明治大学における指静脈認証 活用事例 「インターネットを介した図書館司書講習における本人認証」

明治大学

(株)日立製作所

 今回ご紹介する事例は、明治大学様の遠隔授業での活用事例です。明治大学様では、現在図書館司書講習をeラーニング化し、受講時の本人認証に指静脈認証をご採用いただいております。

 スクーリング期間が長いため受講をためらっていた方、遠距離を通学しなければならず受講を諦めていた方など、今まで受講できなかった多くの方に、資格取得のチャンス、学びの場を提供できるようになりました。

 企業の機密を、個人の情報を、なりすましなどによる不正なアクセスから守り、安心・安全な社会を実現するために、いま、生体認証には大きな期待が寄せられています。
日立は高精度で、使いやすい生体認証方式として、指の静脈パターン認証に着目。その実用化に向けて研究・開発を続けてきました。その成果を各分野のニーズに応じてお届けするのが「指静脈認証ソリューション」。さまざまなシーンで、一人ひとりの「指」が、安心への鍵となります。

 

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授業支援システム「IT's class.」の全学導入から活用まで

成蹊大学 

日立公共システムエンジニアリング(株)

  教員や学生の口コミで、「IT's class.」を授業で活用する教員が10倍に。成蹊大学殿の全学導入当初から現在に至るまでの、「IT's class.」の推進方法や運用の状況、IT's class.を取り入れた授業のメリットについて、成蹊大学の活用事例を紹介いたします。
導入するだけでなく、広く全学で活用される授業支援システムであるためには何が必要なのか、を考え続けた大学と開発ベンダ双方の工夫をぜひご覧下さい。

 

プリント課金システム事例

早稲田大学

富士ゼロックス(株)

 早稲田大学理工学術院 理工メディアセンターでは、新棟オープンを機に、学生サービスの向上をめざし、最新プリント課金システムを導入いたしました。
計画時の課題認識としては、

  1. プリンタのランニングコスト負担
  2. プリンタ使用・不使用学生間でのコスト負担における不公平感
  3. 利用者の都度用紙補給による、トレイ開閉・用紙問題でのトラブル多発
  4. カラープリントサービスの必要性

 これを解決するため、 富士ゼロックス社製DocuHouseオンデマンドプリントソフトウェア・カラープリンター・課金装置を使い、学生証によるユーザー認証が可能なプリント課金システムを導入しました。これにより、下記効果を生み出しています。

  1. ランニングコスト受益者負担による、学生への均一高付加価値サービス提供
  2. カラープリントサービス提供
  3. 安定したプリントサービス提供

 

体験活動での教育効果を高めるSNSの活用 〜京都外国語大学への導入〜

京都外国語大学

(株)SIGEL

 京都外国語大学では、2000年度から外国語学部全体に拡げている日本語教員養成プログラムにおいて、「協働と内省により得た知見を再構築する能力」を備えた 日本語教師を育成する取組を実施している。これは、地域ボランティア、海外でのインターンシップ、国内外での教壇実習等の体験活動において、学生の「学び」と「実践体験」を有 機的に統合する教育の展開を目的としている。

 具体的には、体験後の意識の変化や自己反省、前日からの成長等を「Webダイアリー」と呼ぶ活動報告シートに記録し、そのダイアリーの 内容に基づいて、教員からのタイムリーな直接指導や学生間の対話を促進している。また、蓄積された実践内容を振り返って改善するためのポートフォリオ作成も実施している。この 仕組みを支援する効果的な手法としてリアルタイムで双方向での情報交換が可能なSNSを構築し、構成メンバーの支援ネットワークを創出している。

 

 

大学見える化の取り組み

法政大学

マイクロソフト(株)

 法政大学の教学改革の一環として自主的な点検改善活動が必須となったことを機に、大学の「見える化」を実現するためのシステム基盤の検討を開始しました。

 長期にわたる検討期間を経てバランスト・スコアカードによるパフォーマンス分析機能を提供し、システム構築後の“検証→修正”が容易な Office SharePoint Server、Office Excel、SQL Server などのマイクロソフト製品が選定されました。これらの製品を組み合わせたソリュー ションを利用することで、大学にとって余計な機能がなく適切な機能を適切なコストで利用、常に変化し続ける大学の要件に合わせて自由な改 変、Excel と密に連携することができます。

今後は、教学改革を進め、積極的に自主点検評価活動や改善活動を展開する法政大学におけるパフ ォーマンス評価の要として、マイクロソフトのソリューション製品が活用する予定です。

 

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