公益社団法人 私立大学情報教育協会

 

9月6日(木)発表A−1が発表中止となりました(2012.8.24.)

 
 
PDF版の開催要項はこちら
日 時平成24年9月4日(火)〜6日(木)
 
場 所アルカディア私学会館
          東京都千代田区九段北4-2-25 TEL:03-3261-9921  マップ 
          JR中央線(総武線)/地下鉄南北線・有楽町線・都営新宿線 「市ヶ谷駅」下車 徒歩2分
 
主 催  公益社団法人私立大学情報教育協会
後 援  文部科学省
 
参加対象 国公私立大学・短期大学の教職員、賛助会員

 

テーマ 「質保証を目指した教育改革
 
開催趣旨
 平成20年12月の「学士課程教育の構築に向けて」の答申後、各大学における教育課程の体系化、単位制度の実質化、教育方法の改善、成績評価の厳格化への改革努力が期待されてきたが、国民や産業界は質保証に向けた改善への取り組みについて満足していない。成長社会から成熟社会へと移行しつつある現在、社会の構造的な変化に対応した大学の人材育成の在り方が求められるようになってきており、未知の時代を切り拓く力を獲得できる質の高い教育の実現に向け、国をあげた大学改革プランの実践が課題とされてきている。
 そこで本大会では、大学改革を着実に進めていくための戦略について、大学関係者で意識合わせし、具体的に取り組むための教育課程の体系化・総合化、質的転換を可能にする学修の仕組み、ICT活用を含めた教育・学習環境などについて課題を整理し、解決策を探究する。また、公募によるICTを活用した教育や支援の事例紹介、大学・企業連携によるICT導入・活用事例紹介(ポスターセッション)を通じて、各大学の取り組みや現状を把握するとともに、教育ならびに支援の改善策を模索する。
 
開催プログラム   申込方法は こちら
 
9月4日(火) 全体会

10:50 開会挨拶
   向殿 政男 会長(公益社団法人 私立大学情報教育協会)

11:00 講演:主体的な学修を実現するための課題
  基礎学力の低下、学習意欲の低下という問題を抱える中で、生涯にわたり主体的に考える力を育成していくことが求められている。そのためには、これまでの受け身の教育から課題解決型の教育に転換することが避けられない。学生が授業の前後に自主的に学びに取り組むことが必要である。しかし、実態は教室内での学修にとどまることが多く、自ら進んで取り組む学修が組織的に展開されていない。中央教育審議会大学分科会大学教育部会の答申を踏まえて、教員の意識改革、学士課程教育の体系化など、総合的な視点から学修の質的転換を図るための課題を整理する。
   中央教育審議会大学分科会大学教育部会専門委員
 学校法人上智学院理事長   高祖 敏明 氏

12:30 休憩

13:30 講演:学修の基本問題を実現するための教学マネジメントの考察
   学士課程教育の質的転換を図るための基本的な課題を踏まえて、教学マネジメントとして対処すべき問題を具体的に掘り下げ、共通認識を深める。例えば、事例をもとに学士課程教育の体系化・順次性をもたせた教育プログラムの必要性、授業科目間の調整、教員相互によるシラバスの内容点検・調整、効果的な事前・事後学修のあり方などの方向性を紹介する。
   中央教育審議会大学分科会大学教育部会専門委員
 学校法人早稲田大学理事   田中 愛治 氏

14:40 休憩

15:00 事例紹介:教育課程の体系化・順次性への取り組み
   教員同士の連携・協力による組織的な教育体制について理解を深めるため、実践している大学の事例をもとに、学士力の明示化、科目の位置づけ、授業履修の上限、アドバイザーの導入による履修指導、ポートフォリオの活用、GPAの厳格運用など、教育課程の基盤環境を形成するための制度的な枠組みについて、その重要性を確認する。
   国際基督教大学 学務副学長 森本あんり 氏

15:40

事例紹介:予習を徹底した話し合い学習法

   教室外での学習時間を確実に高める学習の仕組みとして、事前に課題を与えて予習を義務付け、学習した内容を授業で発表することを繰り返す中で、事前学習を主体的に取り組ませる授業(LTD話し合い学習法)の実体験について紹介する。学生が自然に学びに入り、達成感が得られるような学習の仕組みが今後組織的に取り入れられるよう、その重要性について共通理解を深める。
   神戸女学院大学 文学部教授 古庄 高 氏

16:20

事例紹介:LMS導入による効果的な事前・事後学修

   学習時間を確保し、効果的な学びを実施するための一つの手法として、ICTを用いた学習支援システムの中で、教員と学生の双方向による個人学習支援を学部全体の問題として取り組んだ事例を紹介する。教員のICT活用に対する理解の呼びかけや、教員間で作成した共有コンテンツの開発など、教員が学部全体で連携して事前・事後学修に取り組むことの重要性や課題について共通理解を深める。
   名古屋学院大学 経済学部教授 児島 完二 氏

17:00 終了


会場






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9月5日(水) テーマ別自由討議
 
午前、午後で各2分科会を同時に実施します。
 
会場
10:00 〜
12:30
【分科会A】 学習意欲を引き出す学びの仕掛け
 学習意欲を引き出すには授業に対する学びの動機付けが必要であるが、これだけでは問題は解決しない。学びに必要な学習スキルや助言を通じた個人学習支援が重要である。そこで、授業で理解できない部分を教室外で、学生目線で相談・助言する上級生によるアドバイザー制度を導入した事例、「振り返りシート」を用いた社会人基礎力のベンチマーキングによる取り組み事例を題材に、学習意欲の喚起を促す学びの仕掛けについて考察する。
課題提起: 西南学院大学 毛利 康俊 氏(法学部教授)
        武蔵大学    松島 桂樹 氏(経済学部教授)





10:00 〜
12:30
【分科会B】 大学における情報リテラシー教育の方向性と高校教育との接続
 学士力の汎用的技能の一部として求められている学部共通の情報活用能力の知識・技能・態度について到達目標を紹介し、組織的に教育を展開していくための課題(カリキュラムでの位置づけ、リテラシー教育と分野別教育との連携、教員の情報活用能力の研修)について、委員会でのとりまとめを中心に考察する。また、高校での情報科教育が普及・進展していくための戦略、例えば大学入試センター試験における教科「情報」の出題などについて、その実現に向け関係者の協力と理解を深める。
課題提起: 公益社団法人 私立大学情報教育協会 情報教育研究委員会
 

         副委員長 斎藤 信男 氏(文教大学情報学部客員教授)

           委 員   渡辺美智子 氏(慶應義塾大学大学院健康マネージメント研究科教授)
                  大原 茂之 氏(東海大学専門職大学院組込み技術研究科長・教授)
                  玉田 和恵 氏(江戸川大学メディアコミュニケーション学部教授)
           大学入試小委員会委員
                  筧 捷彦 氏(早稲田大学理工学術院基幹理工学部教授)
 

        東京都立小石川中等教育学校 

                  天良 和男 氏(教員)





西
12:30 〜
12:45
大学・企業によるICT導入・活用事例(ポスターセッション)の概要紹介


12:45 〜
14:00
休憩
14:00 〜
16:30
【分科会C】 ICTを活用した課題解決型の能動的学修
 受動的な学修では、主体的に考える力を持たせることはできない。能動的な学修とするには、教員と学生による意見交流や学生同士による教え合い、学び合いなどの課題解決型の学修で思考力や表現力を引き出し、その知性を鍛える授業が必要となる。そこで、一方的な説明に終始しがちな講義型授業から、グループディスカッションによる対話型学習の導入とそれを支援するための上級学生による授業補助、eラーニングシステムによる予習・復習環境の整備などを通じて、主体的な学修を深める工夫を考察する。
課題提起: 筑波大学  石田 東生 氏(学長補佐、教育企画室長)
         玉川大学  菊池 重雄 氏(教学部長)




14:00 〜
16:30
【分科会D】 クリッカー技術を始めとした双方向授業
 授業中の理解度をリアルタイムで客観的に把握し、理解度の状況に応じて授業のシナリオを柔軟に変えることができる一つのツールとしてクリッカー技術がある。学部・学科を通じた組織的な取り組みや、学生の関心や考え方に応じた授業展開を試みている使い方など、今後効果的な取り組みが期待される。一方通行的な授業から学生が授業に参加して考える授業を実現するために、クリッカー技術の導入と他の授業方法とを組み合わせた新たな双方向授業について考察する。
課題提起: 立正大学   今井 賢 氏(副学長、経済学部教授)
       東京理科大学 村上 学 氏(基礎工学部准教授)





西

16:45 〜
18:00
情報交流会  ※別途、参加費3,500円が必要です
6



12:30 〜
17:00


大学・企業によるICT導入・活用事例(ポスターセッション)

詳細は後日お知らせします

5



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9月6日(木) 大会発表 (65件)


教職員によるICTを活用した教育・支援環境の事例紹介
 (各発表タイトルや発表者名は、一覧で参照下さい)

*A−1は発表中止となりました。

各発表タイトル、発表者名の一覧

 
会場
5階 穂高東
5階 穂高西
5階 大雪東
5階 大雪西
6階 阿蘇西
5F 廊下
10:00
A-1(中止)
B-1
C-1
D-1
E-1
大学・企業連携によるICT導入・活用事例紹介

(ポスターセッション)


詳細は
 後日お知らせします
10:20
A-2
B-2
C-2
D-2
E-2
10:40
A-3
B-3
C-3
D-3
E-3
11:00
休憩(10分)
11:10
A-4
B-4
C-4
D-4
E-4
11:30
A-5
B-5
C-5
D-5
E-5
11:50
大学・企業連携によるICT導入・活用事例紹介の概要(20分)
12:10
休憩(80分)
13:30
A-6
B-6
C-6
D-6
E-6
13:50
A-7
B-7
C-7
D-7
E-7
14:10
A-8
B-8
C-8
D-8
E-8
14:30
休憩(10分)
14:40
A-9
B-9
C-9
D-9
E-9
15:00
A-10
B-10
C-10
D-10
E-10
15:20
A-11
B-11
C-11
D-11
E-11
15:40
休憩(10分)
15:50
A-12
B-12
C-12
D-12
16:10
A-13
B-13
C-13
D-13
16:30
B-14
C-14
D-14
16:50
終了
 
▲top

申込方法

Webからの申込み

右のボタンを押し、画面表示に従って入力、送信下さい。 申込みページにアクセスできない場合は、問い合わせ下さい。

申込みシステムは、通信情報の漏洩防止のため、(株)リブラス〔本協会賛助会員〕のSSLサーバを使用し、通信を暗号化しております。
FAXでの申込み 申込書に必要事項を記入し、FAXにて送付下さい。
FAX:03-3261-5473
申込内容で当協会が取得する個人情報は、下記の目的により利用します。 「大学名、氏名、所属(学部、部署)」は、当日配布する資料(冊子)に参加者名簿として掲載します。「電子メールアドレス」は、今後の事業案内の連絡先情報として利用します。

申込締切

 8月30日(木)
 ※締切日以降の申込や当日申込も受け付けますが、締切日までに申込まれた方の大学名、氏名を当日配布の予稿集の参加者名簿に掲載します。

 

参加費振込

 できるだけ8月31日(金)までに振込み下さい。 間に合わない場合は、大会以降のお振り込みでも構いませんが、領収書は後日お送りします。

 一括申込みの場合:振込依頼人名には、大学名(社名)の他にできるだけキャンパス名または部署名を入れて下さい。
個人申込みの場合:振込依頼人名には、大学名と氏名の両方をできるだけ入れて下さい。

お願い: 振り込み名義に、振込番号をできるだけ入れていただきますようご協力お願いいたします。
Webでの申込みの場合:申込受付メールの最後に記載の振込番号を入れて下さい。
FAXでの申込みの場合: 振込番号は「jc24」として、追記下さい。

振込先

                              シジョウキョウ(タイカイサンカヒ)
りそな銀行市ヶ谷支店 普通口座 0434635  私情協(大会参加費)
〒102-0073千代田区九段北4-1-14 九段北TLビル4F TEL:03-3261-2798
 
*振込手数料は申込者各自で負担願います。
*9月1日(土)までのキャンセルは、参加費から振込手数料を差し引いた金額を返金します。それ以降のキャンセルについては、資料代(送料含む)、振込手数料、その他実費(情報交流会申込みの場合)を請求させていただき、後日資料を郵送いたしますので、ご了承下さい。
 

参加費

3日間参加で割引に!
 加盟校 20,500円→18,000円 非加盟校 41,000円→36,000円
  ※9月5日「情報交流会」は別途、下記の参加費が必要です
  ※9月6日発表者は全プログラムに参加可能(申込不要)ですが、9月5日情報交流会は一般申込み・参加費が必要です
発表者や共同研究者等の参加費については、詳細はこちらをご覧下さい。

※参加費はすべて
税込金額
9月4日(火) 9月5日(水) 9月5日情報交流会 9月6日(木)
加盟大学・短期大学、
賛助会員
7,500円
6,500円
3,500円
6,500円
非加盟大学・短期大学
15,000円
13,000円
3,500円
13,000円
 
参加者には、加盟校に限定して当日の発表スライド(許可が得られたもの)を後日閲覧できるようにします。
 

9月6日発表者用の連絡内容はこちら

 

送付・問い合わせ先

 公益社団法人私立大学情報教育協会
〒102ー0073 東京都千代田区九段北4−1−14  九段北TLビル4階
TEL:03-3261-2798 FAX:03-3261-5473
(問合せ専用)