「大学教育の質的転換を図るための全学的な改革行動」

  国は、平成29年度までの5年間を「大学改革実行集中期間」と位置づけ、大学教育の質的転換、地域社会や世界を視野に活躍できる人材の育成などを目指して、建学の精神を踏まえて全学的な改革行動に取り組む大学を重点的に財政支援するとしています。
  とりわけ教育機能の強化では、教育課程の体系化、学生の主体的な学びを確立するための授業や学修方法、学修時間の確保、学修成果の可視化など教学マネジメントの工夫・改善が指摘されています。既成概念にとらわれることなく、未来を託す若者に最良の教育を提供できるよう教員及び職員の「意識の大転換」が求められています。
  そのようなことから、本研究講習会では改革行動に向けた方向性を共有する中で、教育力及び大学力の強化に向けた取り組みとして、情報通信技術を利活用したアクティブラーニングの学修環境や教職協働をはじめとする支援体制のあり方、さらには教育活動を自己診断するための大学機関調査(IR)への取り組みなどを中心に共通理解を図り、職員の職務能力の開発(SD)を含め、これらのあるべき姿を考察します。

日程・会場

日程:平成26年12月5日(金) 11:00〜16:00(受付:10:30から)

会場:武庫川女子大学 中央キャンパス日下記念マルチメディア館1F (兵庫県西宮市池開町6-46)

※阪神電車鳴尾駅から徒歩7分、出入口1から武庫川女子大学中央キャンパス(西門)を通りマルチメディア館1Fへお越しください。
〔鳴尾駅までの所要時間〕
※阪神梅田駅から16分 阪神梅田−尼崎−鳴尾
※東京駅から3時間16分 東京−新大阪−大阪−阪神梅田−尼崎−鳴尾
※阪神神戸三宮駅から21分 阪神神戸三宮−西宮−鳴尾

参加対象者

  • 私立大学・短期大学に所属する職員および教員(本協会への加盟・非加盟は問いません)
    −テーマに興味・関心のある方で自大学での課題解決のために情報収集を必要とする方
    −「基礎講習コース」への参加経験は問いません
    −所属部署は限定しません
  • 研究講習会の開催内容に関連する本協会賛助会員企業の社員

募集定員

    120名(先着順)

参加費

 参加費: 加盟校・・・1 名につき20,000円 / 非加盟校・・・1 名につき40,000円

 参加費の支払い方法は、「参加費の支払い」をご覧ください。

申し込み方法

 各大学で参加希望をおとりまとめの上、11月21日(金)までに、「参加申込書」にご記入いただき下記宛にFAX願います。参加申込者についての必要事項は必ず全員分記入してください。
 締切日を過ぎても定員に余裕があれば受け付けますので、どうぞお問い合わせ下さい。

 参加申込書:左のリンクからダウンロードして利用下さい。

 ※ FAX:03-3261-5473(お問い合わせTel:03-3261-2798)

参加費の支払い

参加費は、大学ごとに一括して11月25日(火)までに銀行振込によりお支払いください。

<振込先> りそな銀行 市ヶ谷支店 普通預金口座
口座番号:0054409
名 義 人:私情協
     シジョウキョウ

※ お願い:振込名義に「oy26」の記号を追記願います。
※ キャンセルの場合は11月22日(土)までにご連絡いただければ振り込み手数料を差し引いた参加費を返金します。それ以降は、資料代等の実費を請求します。

全体会 11:00〜12:30  日下記念マルチメディア館1Fメディアホール

◆ 会場校挨拶 糸魚川 直祐氏(武庫川女子大学・武庫川女子大学短期大学部 学長)

◆ イントロダクション 本研究講習会のねらい
   木村 増夫氏(学校法人上智学院総務局主幹、運営委員会委員長)

◆ 基調講演

アクティブラーニングの重要性と支援する組織体制
  山本 敏幸氏(関西大学教育推進部副部長)



昼食 12:45〜13:45  (第1・第2分科会会場)

分科会 13:45〜15:45  (中央図書館6F)

第1分科会 アクティブラーニングを促進するための学修環境
          (中央図書館6Fアクティブ・ラーニング・スタジオC-603室)

事例紹介

◇ラーニング・コモンズの活用と事前事後学修の仕組み
  高木 功氏(創価大学日本語・日本文化教育センター長)

◇工学教育における反転授業の試み
  森澤 正之氏(山梨大学教育国際化推進機構、大学教育センター副センター長)

意見交換
  講師の方も交えて2つの事例紹介を受けての意見交換会を行います。


第2分科会 大学教育を自己診断する教育情報の統合・分析の試行
          (中央図書館6Fアクティブ・ラーニング・スタジオC-604室)

事例紹介

◇教育の質保証システムとしてのIRの導入と課題
  川那部 隆司氏(立命館大学教育開発推進機構准教授)

◇IRを活用した経営・教育改革への挑戦
  齋藤 真左樹氏(日本福祉大学常任理事、学長補佐)

意見交換
  講師の方も交えて2つの事例紹介を受けての意見交換会を行います。


オプション 希望者のみ対象(途中退出可)16:00〜

情報提供 16:00〜16:15
        中央図書館6Fアクティブ・ラーニング・スタジオC-601室
        ※終了後、見学ツアーに途中から合流していただけます

◇教育・経営活動を診断する財務会計システムの再構築
    −学校法人会計基準の変更に伴う対応−
  林 光則氏(東洋大学経理部経理課課長補佐)

施設見学 16:00〜16:50
        中央図書館2Fグローバル・スタジオ

◇武庫川女子大学 新・中央図書館見学ツアー