2007.11.21
A
日程:平成19年10月17日(水)~19日(金) B 日程:平成19年11月 7 日(水)~ 9 日(金) 会
場:浜名湖ロイヤルホテル(静岡県浜松市)
参加者: 224名(101大学、1短大、賛助会員7社) ※A日程119名 B日程105名
開 催 趣
旨 | 大学教育の成果である人材育成が社会から問われている。創造性、即戦力、基礎学
力など
人間力の低下が指摘され、学生の質保証が取り沙汰されるなど、教育全般に亘り改革が求められており、それには、理事会をはじめ教員・職員による人材育成の
取り組みが不可欠であるが、とりわけ職員には、教育支援、人材育成支援の取り組みをコーディネート、マネージメントする能力が要請さ
れる。問題解決に向けた取り組みについて可能性を模索する中で業務を点検し、IT 活用による教育改善および人材育成支援、望ましい
情報環境や運営組織の在り方など、大学改革に不可欠な課題について事例紹介、意見交流を通じて職員一人ひとりの資質の向上を目指すこ
とを目的に本研修会を開催する。 |
研修の進め方 | 本研修会は、研修
の主旨を理解するための全体会(講演等、事例
紹介)を行います。その後、テーマ別の分科会形式に移行します。分科会では、趣旨に沿ってサブテーマの内容を中心に討議を行い、問
題解決のための方途を探ります。また、必要に応じて、参加者の中から、あるいは外部関係者を招いて先進的な取り組み事例の紹介を行い
ます。
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参 加 資 格 | 加盟大学教職員:当協会加盟大学・短期
大学の職員および教員。 賛
助会
員:本研修会の開催内容に関連する当協会賛助会員企業の方。
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研
修 プ ロ グ ラ ム |
「大学改革に求められる職員の役割」
福
田 謙之
氏(金沢工業大学事務局長 常任理事)
金沢工業大学では、「教育付加価値日本一」を
目指し、教職員一体となっ
て大学改革に取り組んで
きた結果、社会からその教育力を高く評価されてきている。大学教育に対する社会からの期待の高まりや教育の質保
証の面から「学生が大学を卒業して何ができるようになったか」ということをいち早く意識し、そのための教育改革として教育目標の明確
化、それに対応するカリキュラム改革、シラバスの厳格化の推進など、人材育成の視点に立った改革を大学のガバナンスとして実践してき
た。 本講演では、これらの改革の取り組み内容と実施に至った背景、および職員の果たしてきた役割やスタッフデベ
ロップメントのあり方等についてご紹介いただき、職員が積極的に人材育成支援、教育支援に関わるためのあり方について基本的な考え方
を共有することとしたい。
基調講演終了後、
各分科会開始前
に、大学としての教育支援のあり方を理解するために有用な事例紹介を行います。事例紹介は複数の発表から参加者の興味・関心に応じて
二つ選択します(参加する分科会によっては、聴講が必須の発表もあります)。 詳細は本研修会Web
サイトに随時更新します。聴講希望の申込みは事前にWeb サイトを通じて行います。
AB
日程共通:
- 札幌学院大学 電子的な学生指導シート「はぐくみ」の活用
- 日
本大学 Google Apps
を利用した学生用メールシステムNU-MailG について
- 名古屋学院大学
キャンパスコミュニケーションシステムによる学生サービス
A 日程のみ: 明治大学
携帯電話を活用した授業改革 B
日程のみ:日本福祉大学 学生の成長を支援する教育開発
※
上記の他、各分科会内にて、必要に応じて参加者や外部関係者からの事例紹介を行うことがあります。
学
内の基幹業務あるいは業務を横断するテーマについて討議と事例研究を行い、問題解決の方法について理解を深めます。
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