令和6年度分連携野アクティブ・ラーニング対話集会結果報告

開催趣旨

　変動が激しく不確実で、予測できない複雑な問題を抱える現代社会では、これまでの常識が通用しなくなるとも言われており、学生には新しい物事や変化そのものに適応する能力が求められています。

　それには、教育のDX化を後戻りさせない中で、学生一人ひとりの能力を伸長する個別最適な授業と、対面授業と遠隔授業を効果的に組み合わせた問題発見・課題解決型教育（PBL）の推進普及が急がれます。

　そこで本協会では、大学教員を中心とした分野連携によるアクティブ・ラーニングの対話集会を通じて、昨年度議論したテーマ（｢学修者本位の授業実現｣、｢問題発見・課題解決型（PBL）授業の理解促進と推進・普及｣、「教員の意識啓発の促進」、｢生成AIの取扱い｣）を踏まえて、ICT（情報通信技術）や生成AIなどを活用した学びの質向上に向け、参加教員によるグループ討議を通じて意見交流を行い、問題意識の定着と改善策又は解決策を整理して、各大学における学びの質的転換に資することを目指していく場としました。

対話集会のねらい

　今回の意見交流では、昨年度議論したテーマを踏まえ、実現可能性の観点から4テーマの改善策又は解決策を整理し提示した上で、学びの質的転換に挑む覚悟などを共有することにしました。

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