社団法人私立大学情報教育協会
平成20年度第1回CCC体育学グループ運営委員会 議事概要
�機テ� 時 ：平成２０年４月１８日（金）17:00〜19:00
�供ゾ譟 ―蝓Щ箴雍┿�務局会議室
�掘ソ仞兵圈�鈴木委員、手塚委員、田附委員
井端事務局長、事務局山野上
�検ジ‘せ�項：
１． 本グループの活動主旨について
（１）事業の方針について
まず、井端事務局長より、サイバーキャンパス事業では、ネットワークを通じて学問分野ごとに教育に関する問題を議論し、先生方の要望や問題点を汲み取り、先生方の支援を行うことを目的としていることが説明された。
次に、中教審により審議されている「学士課程教育」の内容について説明があった。大学教育の成果が社会の期待に応えられていない現状があり、また、教育の質保証が曖昧なままでは留学生の獲得も難しい。国際的競争に対応するには、大学卒業者に最低限必要な能力を身に付けさせた上で学士の学位を与える必要があることから、知識・技能・態度・創造的思考力から成る「学士力」を提案するに至った。学士力では、専門分野別に質保証を行うことを目指し、到達目標の設定、モデル教材の作成、FDプログラムの開発促進等々を行うことが期待されている。
この審議結果を土台にした場合、体育専門教育では質保証に向けて何が必要なのかということを示しておく必要がある。政府は日本学術会議と連携を図るとしているが、私情協では学問分野ごとのIT活用教員のリストを押さえており、日本学術会議より現場の声を反映した学士力を示せるのではないか。私情協では学問分野ごとに学士力を取りまとめて文部科学省に提案していきたいと考えている。
（２）体育学における学士力についての進め方
井端事務局長より、本分野での進め方について次のような指針が示され、基本的にこの内容に沿って活動を進めることで合意を得た。
（３）授業改善調査について
私情協では、加盟大学全教員を対象に、授業改善に関する悉皆調査を実施した。その結果について井端事務局長より紹介があった。
２．運営委員の自己紹介
各運営委員より、大学でどのような授業を行っているのか、自己紹介も兼ねて説明いただいた。
３. 今後の予定について
次回委員会に先立ち、８月末までに各委員より体育力で目指す学士力について、それぞれ案を提出していただくこととなった。内容としては、スポーツや健康科学等の分野において、最低限身につけなければならない自己管理や健康管理等の到達目標についてとして、簡潔に80文字程度で表現することとする。中教審の指針に触れられていることについては改めて記述しないこととする。
次回委員会では、集まった委員案をもとに学士力をとりまとめ、サイバーFD研究者や社会で活躍する方々に意見を伺うこととする。
なお、次回委員会日程は９月１１日(木)正午から開催することとなった。