情報教育と環境
(1)外国語外国文学科(英語英文学)
文学の背景となっている地域の映像資料、映画、オペラ・演劇化された作品の映像・音声資料等の収集・編集・提示、および徹底した英語環境で基礎的英語教育を推進するため英語版OSのパソコンを配備した教室を活用する。
(2)日本語日本文学科(日本語日文学)
日本語のデータベースやインターネットのホームページ等から得られた近・現代日本語の語彙調査法や文体解析法による文章の解析。
(3)歴史社会学科(人間関係)
人格・臨床心理学、社会心理学のデータベース活用、および民族学、社会福祉教育上必要な各種資料の収集・編集・提示。
(4)歴史社会学科(国際交流)
異文化を理解し交流を図るために必要な民族誌的映像・音声資料の収集・編集・提示、およびコンピュータ言語と自然言語の比較、分析。
(5)教育学科(教育学・初等教育学)
情報技術の発展、情報化をとりまく社会の変化と教育への影響に対し、メディアやコンピュータがどのような役割を果たしてきたかの考察、およびマルチメディア教材を作成できる教員の養成、及びそれに必要な各種マルチメディア資料の収集・編集。
(6)教育学科(心理学)
心理学実験、およびプログラム開発、実験データ、およびデータベースの解析。
図1 聖心女子大学LAN構成
(1)心理学 コンピュータ室
コンピュータやネットワークを利用し、大量の調査データやデータベースの多変量解析による心理学的考察、解析、グラフィックスを利用した心理学実験とそのデータ収集、実験に使用するプログラムの開発や技法を学習する。
(2)教育学 学習支援センター
コンピュータ、ネットワークを利用した教材の開発と教員養成のコンピュータ・リテラシーを育成し、ネットワークを利用した実験及び現場教員へのネットワーク上での指導の実験的研究を行う。
(3)国際交流 コンピュータ室
コンピュータシステムの基本的理解とBASIC、C、COMETなどのプログラミングによるアプリケーション開発を伴う電子メールやデータベース検索を活用した実習を行う。
(4)人間関係 コンピュータ室
観察実験室で得た被験者データ、カウンセリングの実践、社会福祉、乳児期の鏡映像実験、青年期女性のコンサルタント事例等の音声画像をデータベース化し、統計解析や研究結果などのプレゼンテーションなどを行い包括的教育を目指す。
(5)メディアセンター
A・B教室は1年英語授業で使用され、その他語学学習や学生の自習にも利用される。学生は外国語習得のためにオーディオテープ、ビデオテープを使用する。
C・D教室ではマルチリンガル環境での授業を様々な形の対話方式で行う。
E・F教室では、コンピュータ・リテラシー教育でインターネットの基礎知識や利用マナーなどを学習する。また、インターネット、電子メールを利用した語学学習を行う。
文責: | 聖心女子大学情報システム課 |