賛助会員だより
株式会社紀伊國屋書店
「学術情報ポータルサイト K-Port 」の紹介
大学・短大の研究教育で必要とされるインターネット上の学術情報は膨大です。より良質な情報を得るためには、より良質な二次資料ツールを組み合わせ、一次資料を探すことが理想的です。
概 要
紀伊國屋書店では、1999年 9月からWebサイト K-Port(http://portal.kinokuniya.co.jp)を用意し、各種の学術情報系サービスの統合的な利用環境を提供しています。K-Portによって、OCLC、SilverPlatter等の学術DBサービスや、電子ジャーナルサイトへのアクセス、またBookWeb等による書籍・文献の注文が簡単に行えます。K-Portから400を超えるサービスが利用可能です。
しかし、K-Portは、単なるポータルサイトではありません。ユーザのIPアドレスを認証し、ユーザ単位で利用メニューを構成します。大学・短大の各機関が、あたかも自らの専用サイトを開いているが如く、学内ネットワーク上のエンドユーザにサービスを提供できます。以下、K-Portの内容を外国雑誌の側面から、ご紹介します。
Online Journal Web(OJ Web)
K-Portではサブメニューとして、電子ジャーナルへのアクセス支援機能を提供しています。三つのメニューがあります。K-Portユーザであれば、無料でお使いいただけます。
- OJ Web個別版
無料で利用できる電子ジャーナルのリンクリスト。ユーザ専用のリストが表示され、ユーザ自身によるタイトル追加、注記等が可能。
- OJ Web総合版
弊社OJデータベース全タイトルのリンクリスト。
- OJ Web文献検索
電子化された雑誌論文・記事を、タイトル・抄録・著者から検索、文献本体にアクセスが可能。
Journal Catalog
弊社の雑誌データベースを検索できます。DBには、創刊誌や電子ジャーナルの情報も含みます。また書誌情報だけではなく、電子ジャーナルの申し込み方法等、利用契約に関する情報を掲載しており、他に例を見ないユニークなDBとなっています。
AccessWebとCoinsWeb
弊社のAccessサービスの契約ユーザは、購読誌の到着状況を確認できます。また、弊社の雑誌目次情報の配信サービスCOINS の契約ユーザは、購読中の学術雑誌のコンテンツをWeb上で閲覧できます。
利用申し込み方法
K-Portは、AccessサービスやPLATON、また弊社代理店のDBサービス等を契約中のユーザであれば、無料で利用が可能です。利用希望のユーザのIPアドレスを確認後、ユーザ設定をします。詳細は最寄りの弊社営業担当者、または下記へ問い合わせください。
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