賛助会員だより
スカイ・シンク・システム株式会社
登録したアカウントをどう有効利用していくのか?
−SKY EDUCATION SERVERのご紹介−
ユーザーアカウント管理の現状と問題点
大学におけるユーザーアカウント管理は、卒業・入学時に変更が集中し、毎年、必ず発生する業務であるため、人海戦術で対応されている学校も多く、登録するサーバーがファイルサーバー用、メールサーバー用、クライアント認証用と増えていくと、それぞれ登録が必要なシステムであれば、その手間は決して無視できないものとなります。大学毎に専用のユーザーカウント管理・運営システムを開発して利用されていることも少なくありません。
しかし、業界標準的なディレクトリーサービス(Microsoft ActiveDirectoryやNovelleDirectory等)を導入し、それらに対応したサーバーを導入することが一般的になりつつあると言えます。
クライアントがWindowsマシンばかりの環境においては、Windows2000 Serverに標準として実装されているMicrosoft ActiveDirectoryをディレクトリーサービスとして使用することは極めて自然な流れと言えますが、企業用パッケージでは大学で必要とされるような機能は必ずしも実装されていないため、実際には使いたくても選択肢としては選べないことが少なくありませんでした。
SKY EDUCATION SERVERの特徴
SKY EDUCATION SERVERは、SMTP/POP3/IMAP4対応メールサーバーを一から学校用に特化して開発されました。Windows用メールサーバーはMicrosoft ActiveDirectoryと完全に連動する形でユーザーアカウント管理を行うため、学生のユーザーアカウントを登録すれば、メールサーバーでの認証だけでなく、Windows用メールサーバーとしては珍しいSMTP AuthenticationやPOP before SMTPなどのメール送信時の認証や送信時の認証を利用して、メールサーバー側で学生アカウント登録時の名前に送信者アドレスを強制的に書き換える機能も持っています。もちろん、Windowsログイン認証やWindowsファイルサーバー(SKY EDUCATION SERVERにはユーザーアカウント作成時にセキュリティ設定をも行う学生用個人フォルダとWeb公開用フォルダを自動的に作成する機能も持っている)としてのセキュリティ設定のアカウントとして使えるだけでなく、Microsoft ActiveDirectoryが機能として持つ、LDAPやRADIUSサーバーとして他のアプリケーションやネットワーク機器のユーザーアカウント認証に使用することも可能となります。
ユーザーアカウントの登録・管理・運用を行うための機能も持っており、一括ユーザー登録、削除、変更についても、CSVファイルを流し込む以外に、CSVファイル自体を自動化して作成する機能や、学生にユーザーアカウントを配布するためのアカウント情報を印刷する機能まで標準機能としてサポートしています。SKY EDUCATION SERVERを大学でデモさせていただくと、これらの機能は高い評価をいただいています。
このように、大学にこそ本格的なディレクトリーサービスを採用することによって、登録・管理されているユーザーアカウントを最大限に活用することが可能になると考えられます。
学生アカウントの出力イメージ |
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