賛助会員だより

富士ゼロックスプリンティングシステムズ株式会社

国学院大学導入事例
DocuHouseオンデマンドプリントで無駄なく効率的なプリントを実現



利用したいときに利用できるプリント環境の実現に、DocuHouseオンデマンドプリントが大きく貢献


■導入前の状況

 国学院大学は二つのキャンパスでコンピュータ教室が3室、自習用のコンピュータ室1室、準備室1室があり、PCはそれぞれのキャンパスに各200台設置。プリント環境としては教室用のプリンタの他、授業外の自主学習時のプリント用にコンピュータ準備室にもプリンタを設置し、プリントは1人1日10ページまでという上限を設け運用していました。
 改善ポイントは、学業に関係のない私用や放置など無駄なプリントの削減でした。一方、レポートや論文など必要な場合でも10枚以上プリントできないという問題が発生、またシステム的には強制力がなく、モラルに頼るのみで厳密な運用ができず、解決策として課金システムの導入を検討していました。



■導入への経緯

 既存システムへの対応やカスタマイズにかかるコストを考慮した結果、DocuHouseオンデマンドプリントシステムを採用されました。無駄なプリントの削減、放置プリントの防止、スケジュール機能の装備、コストもリーズナブルといった要求に適したことが、理由でした。同時に授業用プリンタとして高速モノクロプリンタDocuPrint 360を合計13台導入し、自主学習用プリンタとして高速カラープリンタDocuPrint C3530を両キャンパスのコンピュータ教室に2台導入しました。



■導入の結果

 教室に設置したDocuPrint 360は、スケジュール機能を使用し自動モード切り替えで、授業外プリントを禁止にし、自主学習用のDocuPrint C3530はオンデマンドモードによる運用を実施。1人年間1,000円分のプリントを無償とし、超過分については証紙を購入申請する仕組みです。オンデマンドモードによるプリントは、自習用教室のPCからプリント指示し、コンピュータ準備室にてプリンタ併設のオンデマンド端末で、個別に開発したモジュールのカードリーダーに学生証を通すだけでユーザを認証。認証後、表示された自分のプリントジョブを選択し実行となります。
 プリンタまで行って操作しないと出力されないので、放置プリントや紛失といった問題が解消され、また出力前にジョブ確認ができるため、指示間違いなどによる無駄なミスプリントも減少します。プリントの単価は、カラーがB5からB4まで40円、A3が80円、モノクロはB5からB4までが5円、A3が10円に設定。証紙を使って課金するシステムは、プリペイドカードなどと違い、これまでの金銭授受の流れを変更することなく導入が可能です。一方、管理側もスケジュール管理機能を利用することで様々な手間が省け、管理負荷が大幅に軽減します。個別に開発したモジュールにより料金追加も簡単にでき、学生にも管理側にも使いやすいシステムと評価されています。


問い合わせ先
富士ゼロックスプリンティングシステムズ株式会社
販売本部 システム営業技術部 市場開発G
担当者:諸星俊光
TEL:03-5352-7528
E-mail:morohoshi.toshimitsu@fxpsc.co.jp
http://www.fxpsc.co.jp/


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