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Microsoft(r) Exchange Server 2003の Outlook(r) Web Accessを利用し、全学を対象とするWebメールシステムを構築


■導入の背景

 〜学生のために最先端の情報システムを〜
 常に最先端の情報システムに取り組み続ける成蹊大学では、 Microsoft Windows Server(TM) 2003と Exchange Server 2003をいち早く採用し、Outlook WebAccess(OWA)を利用したWebメールシステムを構築しました。教員と学生、そして学生同士のコミュニケーションを大切にする成蹊大学にとって、電子メールは非常に重要なツールです。学園情報センターのセンター長である涌井秀治 氏は、次のように語ります。「常に最先端の情報システムを学生に提供したいという思いから、3年周期で学内のすべてのシステムを入れ替えています。 つまり、在籍する4年間のうち、最低1回はシステムがリニューアルされることになります。卒業して社会人となってからも、最先端のシステムに気後れすることなく、使いこなす能力を身につけてもらいたいと思っています。そして、今後も、他の教育機関に先駆けたIT 技術の導入に力を入れ、新しい学生のライフスタイルを提案し続けていきたいと考えています」 。
■導入の経緯と展望

〜決め手は、Outlook Web Access の操作性とExchange Server 2003 の信頼性〜

 成蹊大学では、従来、UNIX上のSendmailを基盤としたWebメールシステムを使用していま した。「しかし、従来のWebメールでは、受け取ったメールを仕分けする機能や、 受信したメールの送信者をアドレス帳に登録するといった機能がなく、使い勝手の面で改善点が挙がっていました」(学園情報センター 情報リテラシ教育講師 惠良和代氏)。 また、学園情報センター 情報リテラシ教育講師の白井裕司氏は次のように語ります。「最近はMicrosoft Outlook Expressを使い慣れたユーザーが多いので、画面が Outlook Expressと似ている分、学生もすぐに慣れるのではと思いました」。
 従来のシステムでも、Windows 2000 ServerのActive Directory(R)を構築していましたが、従来のWebメールのアカウントはUNIX上で管理していたため、両方のパスワードを管理しなければなりませんでした。Exchange Server 2003は、ディレクトリ情報が Active Directoryに完全に統合されているので、パスワードが一元化でき、管理効率が格段に向上しています。 さらに、Exchange Server 2003には、Outlook Mobile Access(OMA)と呼ばれる、モバイル端末からメールや予定表を参照できる機能があります。成蹊大学でも、携帯電話でのメール受信や予定表へのアクセスを実現するべく、準備を進めています。


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