私情協ニュース2
平成17年度 大学情報化全国大会開催される
通算で19回目を迎えるこの大会は、文部科学省の後援を受け開催している。
今回の大会は、「e-Learningの実施と効果」をメインテーマに掲げ、9月7日から9日までの3日間、アルカディア市ヶ谷(東京、私学会館)で開催された。
今回の参加者数は、447名(172大学、28短期大学、賛助会員23社)の参加となった。賛助会員46社による展示会では、2日目の午後から教育の情報化関連の多くの展示が行われ、大変好評であった。
初日は、午前中は戸高敏之会長の開会挨拶の後、大会テーマ「e-Leaningの実施と効果」のもと、本協会がまとめたe-Learning導入のためのガイドライン「教育改革を目指したeラーニングのすすめ」について、玉木欽也氏(青山学院大学経営学部教授)より解説いただくとともに、同大学での取り組みを紹介された。また、関連事例紹介として、e-Learning活用による個別学習事例について松浦 執氏(東海大学開発工学部教授)より、対面授業とe-Learningの融合について杉山伸也氏(慶應義塾インフォメーションテクノロジーセンター所長)より紹介いただいた。
午後には「インターネットによる大学間授業交流と教材の公開」と題して、オンデマンド授業流通フォーラムと日本オープンコースウェアの2組織から活動紹介をいただいた。また、トピックとして、「教員側に求められる個人情報保護対策」について堀部政男氏(中央大学法科大学院教授)より解説いただいた。
最後に、提言・報告として、本協会で実施した調査や研究報告などをもとに情報化対策への提言を行う他、補助金活用の解説などが事務局より行われた。
2日目はA、B、C、D、E、Fと並列に六つの会場に分かれて、合計102件の大会発表が行われ、例年同様に盛況であった。また最後には懇親会が催された。
3日目の午前は、「e-Learningと著作権」をテーマに前半は、鈴木雄一氏(東京理科大学情報メディアセンター教授)による著作権に関する留意点の解説と質疑応答が行われた。また後半では、初日の「e-Learningの実施と効果」を具体的に進めるための「e-Learning
のための授業設計」として、経済学の教育事例を中嶋航一氏(帝塚山大学経済学部教授)より、語学教育の事例を小野隆啓氏(京都外国語大学外国語学部教授)より紹介いただいた。
午後は午前のテーマを引き継いで「学習管理システム導入の必要性」について、中村寿宏氏(神奈川大学大学院法務研究科助教授)より事例を踏まえて解説いただき、その後、「市販システムの導入事例」について、鈴木治郎氏(信州大学医学部保健学科教授)と塚原 渉氏(電気通信大学大学院情報システム学研究科助手)より紹介いただいた。また、最後に「教育研究支援のための組織改革」と題して、吉田悦志氏(明治大学教育の情報化推進本部本部長)と安藏伸治氏(明治大学教育の情報化推進本部副本部長)より、教育改革を目指した組織的な取り組みについて紹介いただいた。
次に、各セッションの内容について報告する。
第1日目(9月7日)
「e-Learningの実施と効果」
「教育改革を目指したeラーニングのすすめ」
青山学院大学経営学部教授 玉木 欽也氏
本協会コンテンツ標準化委員会がまとめたeラーニング導入のためのガイドラインを本委員会委員である同氏より解説いただくとともに、青山院大学での取り組みも紹介された。まず、大学の教育は教員が教える授業から学生が学ぶ授業への改革が求められており、それを補完するためeラーニングを手段として活用することができると述べられた。また、eラーニングで失敗しないための対策として、授業全体の分析・設計・開発・実施・評価を行う工夫とノウハウを蓄積するインストラクショナルデザインが重要であるとされた。この他に、eラーニングを取り入れた授業モデル、運用のための留意点、学習管理システム、教材作成の留意点についても解説いただいた。
<関連事例紹介>
e-Learning の効果的な活用方法として、二つの実践例を紹介された。
「基礎教育理解のための個別学習支援システム」
東海大学開発工学部沼津教養教育センター 助教授 松浦 執氏
物理学の基礎教育の理解を深めるため、対面授業では、伝統的な講義やトレーニング、実験や観察を通じたactive learningを、また個別学習支援では、予復習、特に分散型反復学習での復習をe-Learning用いて効果をあげている事例が報告された。
「ブレンデッド・ラーニング:対面授業とe-Learning の融合」
慶應義塾インフォメーションテクノロジーセンター 所長 杉山 伸也氏
多様な学習者ニーズに応じ、教育形態そのものの変容を余儀なくされている現状を背景に、2003〜2005年度の3年間行ってきた実験的な授業におけるe-Learningと対面授業の融合、ブレンデット・ラーニングについて報告いただいた。授業は、Webは配信による基本的な内容についての講義の予習と実際の対面授業から構成されており、ポータルサイトの構築と教材(デジタルコンテンツ)の蓄積と再利用、サポート体制、インストラクショナル・デザイナーの育成、個人情報保護と著作権への配慮が重要であると示された。
「インターネットによる大学間授業交流と教材の公開」
インターネットを活用した大学間授業交流に関して、主として日本国内での取り組みであるオンデマンド流通フォーラムと国際的な取り組みである日本オープンコースウェアについて、活動を報告いただいた。
「オンデマンド授業流通フォーラム」
オンデマンド授業流通フォーラム 事務局 内山 博夫氏
2005年8月15日現在、学校会員が53校、企業会員が44社であり提供講座数は21である。2008年度までに100講座を流通させ、それと同時にフォーラムをNPO化すべく着々と準備が進んでいるとの報告であった。
「日本オープンコースウェア」
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ 統合研究機構教授 福原 美三氏
MITでの取り組みを活用し、わが国において既に6大学、137講座の授業計画、講義ノート、試験問題等の教育資源を公開し、既に世界各国から多数のアクセスがあったことが報告された。また、慶応義塾大学において、第一段階として公開された13コースに関する教育資源についての概要が説明された。
「教員側に求められる個人情報保護対策」
中央大学法科大学院教授 堀部 政男氏
大学教育活動における個人情報の取り扱いの留意点を解説された。個人情報保護法上の教員の立場は個人情報取扱者(学校法人)の「従事者」であり、学校法人には従事者の監督業務が課せられている。教員が関係する身近な事象としては、テストの結果を掲示板などに掲載する。学生への連絡の目的で携帯電番号、電子メールアドレスを収集する。卒業生の電話番号を就職希望の学生に提供するなどがあげられる。これまでは普通に行われてきたことが、個人情報保護法により、本人の同意無しに情報を提供することができなくなった。いずれの場合も、情報を収集するときに、この情報はこの目的で使用するとの文書を交わしておかなければ、その目的でその情報を使用することはできない。言い換えると、文書を交わしてあっても、その文書に掲げてある目的以外にその情報を使用することはできない。個人情報取扱者(学校法人)としては、すべての場合に対応できるように使用目的を抽象的に表現し、新入生の入学時に一括して許諾を得ようとする法人もあるようだが、これはあまり勧められない。できれば、使用目的をはっきりさせ個別に許諾を得た方がよいと述べられた。
第2日目(9月8日)
大会発表(102件)
*敬称略
A-1 | ITを利用したe-Learning用教材開発 |
札幌国際大学 | 川名 典人 |
A-2 | 学習習慣の効果的形成をめざして−BBC放 送とe-Learningシステムの融合 |
関西大学 | 山本 英一、北村 裕、冬木 正彦、田實 佳郎、北詰 恵一、安田 陽、山川 栄樹、住 政二郎 |
A-3 | 日本語能力試験2級文法対応マルチメディア教材の開発:英語圏の学習者を対象として |
摂南大学 | 小池 正平 |
A-4 | 組み込みシステムプログラミングの教育用基板の開発 |
湘北短期大学 | 小田井 圭 |
A-5 | C言語教育におけるe-Learning教材の開発と運用 |
倉敷芸術科学大学 | 中川 重和、尾高 好政、門脇 眞示 | |
富士通サポート&サービス(株) | 長谷川 健治 |
A-6 | 学生主体の理数系教材開発による全学的なe-Learningの取り組み |
千歳科学技術大学 | 山川 広人、川西 雪也、小松川 浩 |
A-7 | 情報基礎教育のための共通カリキュラムと電子教材 |
武蔵大学 | 梅田茂樹、加藤美治 |
LPTコンサルティング | 秦 隆博 | |
IBMビジネスコンサルティングサービス | 常盤 祐司 |
A-8 | ロボットシミュレーションによるオブジェクト指向プログラミング学習教材開発の試み |
いわき明星大学 | 高山 文雄、大表 良一 |
A-9 | PC画面動画キャプチャー教材の活用 |
大阪国際大学 | 矢島 彰 |
A-10 | Flashを用いたアルゴリズム学習教材の開発 |
大阪国際大学 | 中井 哲夫、岡本 容典、下條 善史 |
A-11 | 簡易なLMSおよびHTML教材作成システムの開発 |
日本福祉大学 | 大場 和久、中村 伸一、豊田 倫明 |
A-12 | TIESと授業ライブ配信・授業録画 |
帝塚山大学 | 細谷 征爾、堀 真寿美 |
A-13 | 図学教育におけるITの活用 |
中部大学 | 塩見 弘幸 |
A-14 | 数学の学習を支援するマルチメディア教材の開発(2)−教材をeBookとして配信する試み− |
北海道工業大学 | 佐藤 宏一 | |
元北海道自動車短期大学 | 佐藤 聰夫 |
A-15 | 大学共通教育数学のe-Learning Systemの構築 |
高知工科大学 | 西本 敏彦 | |
高知工業高等専門学校 | 藤井 幸一 |
A-16 | PCを使用した衣服(衣装)形状のデザインからCAD/CAMによる作品制作までの授業計画 |
名古屋学芸大学短期大学部 | 加藤 素子 | |
CSC研究会 | 五十嵐 かつ代 |
A-17 | 加賀友禅の魅力を引き出す『加賀友禅遊戯』ゲームの開発 |
金沢学院大学 | 高田 伸彦 |
B-1 | 診療放射線技師教育におけるe-Learningの活用 |
駒澤大学 | 佐藤 昌憲、小山 正希、森田 和也、徳本 克彦 |
B-2 | 歯学部における病理組織診断学の学習支援に向けたメディア教材の開発 |
日本歯科大学 | 佐藤 かおり、江成 里香、柳下 寿郎、島津 徳人、青葉 孝昭 |
B-3 | 医療の情報化を学習する仮想病院実習室について |
国際医療福祉大学 | 豊田 修一、外山 比南子 |
B-4 | 「法律キャリア・プランニング」授業の実践 |
東海大学 | 北村 隆憲 |
B-5 | 簡易データベースの一致検索を用いた、自己達成確認用教材開発 |
高田短期大学 | 中野 美雅 |
B-6 | 重要点を学生に繰り返し教え込むためのスライドショー活用 |
早稲田大学 | 黒須 誠治 |
B-7 | 授業効果の直接的測定−表計算ソフトの場合− |
安田女子大学 | 千葉 保男 |
B-8 | 情報基礎教育プレイスメントテストの開発 |
武庫川女子大学 | 中野 彰、岡田 由紀子 |
B-9 | 情報倫理教育確認試験の実施について |
龍谷大学 | 西尾 信大 |
B-10 | 大学入試における「情報」の導入について |
専修大学 | 植竹 朋文、竹村 憲郎、大曽根 匡、渡辺 展男、渥美 幸雄 |
B-11 | オンデマンド授業方式による統計学導入講座実施報告 |
早稲田大学 | 瀧澤 武信 |
B-12 | WBTによる数学導入教育 |
早稲田大学 | 古川 勉、瀧澤 武信 |
B-13 | テレビ会議システムを応用した工学系高校・大学連携プロジェクト教育 |
神奈川工科大学 | 金井 徳兼、三輪 基敦 | |
山梨県立甲府工業高校 | 中澤 透 |
B-14 | 地域・海外発信型マルチメディアWebログの構築 |
東洋大学 | 藤田 晴啓 |
B-15 | 歯科大学におけるe-Learning環境整備への取り組み |
松本歯科大学 | 金銅 英二、小澤 英浩、五十嵐 順正、王 宝禮、宇田川 信之、吉澤 英樹、倉持 武、長澤 栄、倉澤 郁文、 新井 嘉則、安田 浩一、山下 秀一郎、村田 洋祐、有賀 則正、黒岩 昭弘 |
B-16 | 教育委員会と連携したe-Learningの実践 |
帝京平成大学 | 仲井 克己、佐藤 博樹 | |
福岡県山門郡山川町教育委員会 | 東 竜雄 |
B-17 | インターネットを利用したカナダの大学との連携授業の実践 |
岐阜聖徳学園大学 | 廣瀬 孝文、岡崎 直樹 | |
Lakehead University | James Gallert |
C-1 | 学内電力エネルギー監視システムと体験型情報システム開発実習 |
広島工業大学 | 永田 武 |
C-2 | コンピュータリテラシとしてのOSインストールとPC環境設定実習 |
奈良産業大学 | 中尾 泰士、福井 徹、大原 荘司、向井 厚志 |
C-3 | ワークショップ可視化のための検討とシステムの試作 |
関西学院大学 | 武田 俊之 |
C-4 | 互恵的な読書共同体を創出するWebアプリケーションの開発 |
慶應義塾大学 | 水野 邦太郎 |
C-5 | コンピュータとネットワークを利用した英語授業での学習効果 |
山陽学園大学 | 川端 淑子 |
C-6 | e-Learningの光と影に関する実証的研究 |
文京学院大学 | 与那覇 信恵、竹蓋 幸生 | |
大阪大学 | 草ヶ谷 順子 |
C-7 | 英語語学教育に於けるweb教材と遠隔ビデオ録画システム応用 |
慶應義塾大学 | 飯沼 瑞穂、千代倉 弘明 |
C-8 | コンピュータ演習と磁性体工学授業へのオンラインテスト適用とその比較 |
大阪電気通信大学 | 阿久津 典子、清水 学、西木 毅、勝間 友康、早野 秀樹、対馬 勝英 |
C-9 | 電子教材を用いた発見型ものづくり教育のこころみ |
長崎大学 | 林 秀千人、高瀬 徹 | |
九州大学 | 竹之内 和樹 |
C-10 | ミニッツシートの導入によるパワーポイント+ホームページ型授業の改善 |
東京理科大学 | 日下部 慧 |
C-11 | 学生による質問受付・理解度調査が可能な授業運営システムの開発と実施 |
北海道工業大学 | 藤田 勝康 |
C-12 | e-Learningシステムでの学生の誤答に対する対応について |
明星大学 | 最首 和雄、飯田 桂郎、鈴木 忠三郎 |
C-13 | コンピュータリテラシー教育における文字入力方法の検討 |
日本工業大学 | 吉岡 亨、飯倉 道雄、樺澤 康夫 |
C-14 | 情報コンセントとホットスポットを利用したネットワークリテラシ教育 |
浜松学院大学短期大学部 | 山本 孝一 | |
浜松学院大学 | 山本 由美子 |
C-15 | プログラミング言語学習専用パーソナルコンピュータによるプログラミング教育 |
京都創成大学 | 神谷 達夫 |
C-16 | 海外の日本語学習者に向けた、学生参加型英語版ウェブサイトの作成及び配信 |
戸板女子短期大学 | 北村 弥生 |
C-17 | 「2006年問題」を踏まえた情報基礎教育の構築 |
武庫川女子大学 | 小野 賢太郎、濱谷 英次 |
D-1 | イメージ・モデリング・シミュレーション思考支援ソフトによる参加型e-Learningの効用 |
東洋大学 | 池田 誠 | |
NPO法人情報化ユートピア | 中村 州男 | |
館林市役所 | 手塚 節 | |
あずさ監査法人 | 末武 透 |
D-2 | 株式投資教育・地域学習によるITスキル形成 |
松山大学 | 松本 直樹 |
D-3 | ICT活用による授業展開とインパクト:携帯電話による授業アンケート導入と効果 |
三重中京大学 | 清水 亮、岡田 良明 |
D-4 | 課題提出のための携帯利用の試み |
近畿大学 | 堀田 美保 | |
有限会社リウム | 穂口 大悟 |
D-5 | 大学新入生対象のスタディ・スキルズ授業におけるe-Learning環境の活用 |
日本大学 | 豊川 和治、川口 智彦 |
D-6 | ITを活用したアナログ方式による講義の可能性と課題 |
北海道医療大学 | 林 英幸 |
D-7 | 学内LANによる3キャンパスを結んだ双方向リアルタイム遠隔授業「スポーツ指導論」の実践 |
法政大学 | 五明 公男、林 公美、落合 さやか、須藤 智徳 |
D-8 | フリーソフトウェア「XOOPS」によるe-Learningと授業支援システムのデザイン |
東海大学福岡短期大学 | 伊津 信之介 |
D-9 | 幼児教育科「社会福祉援助技術論」におけるデジタル紙芝居の利用効果 |
武蔵野学院大学 | 荻原 尚、木川 裕 | |
鶴川女子短期大学 | 田中 利則 |
D-10 | 地域環境科学の教育・研究における空間情報科学・技術の活用に関する基礎的研究 |
法政大学 | 小寺 浩二 |
D-11 | 講義収録自動アーカイブ・配信システムを活用した授業研究の方法 |
名城大学 | 平山 勉、竹内 英人 | |
名古屋大学 | 後藤 明史 |
D-12 | e-Learningを活用した入学前指導 |
奈良産業大学 | 廣田 英樹、北島 健雄 | |
奈良文化女子短期大学 | 松田 親典 |
D-13 | 入学事前教育プログラムにおけるWebの活用 |
目白大学 | 新井 正一、林 俊郎、海老澤 成享、山崎 令氏、里田 武臣、橋詰 靜子、渋谷 昌三、 高谷 和夫、野田 正治、大枝 近子、宮田 学、松川 秀樹 |
D-14 | 基礎学力確立のためのe-Learningシステム活用の取組−経済学教育を例として− |
名古屋学院大学 | 児島 完二 |
D-15 | TV会議システムとPC会議システムを併用した3国間ビジネスゲームの試み |
大阪国際大学 | 韓 尚秀、市川 直樹、岡本 容典、田窪 美葉 |
D-16 | 講義補完型マルチメディア教育システムの構築とその運用に関する研究 |
東京成徳大学 | 川合 治男、福山 裕宣、半田 勝久、岩瀬 弘和、渡部 泰夫、毛利 昭、松本 寿三 |
D-17 | 教育用ファイルサーバ「課題提供システム(仮称)」による教育支援の試み |
北里大学 | 片倉 隆、石川 俊広、瓜田 美幸、岡本 牧人、外須 美夫、西 芳弘 |
E-1 | 記述型プログラミング演習問題に対する自動採点方式の検討 |
神奈川工科大学 | 山本 富士男、小河原 直行 |
E-2 | 情報処理技術者試験を対象とした学力評価システムの開発 |
岐阜聖徳学園大学短期大学部 | 津森 伸一 | |
岐阜聖徳学園大学 | 磯本 征雄 |
E-3 | 携帯電話を活用した簡易型授業支援ツールの実践 |
摂南大学 | 松永 公廣 |
E-4 | ゼミ配属支援システムの構築 |
大阪工業大学 | 安留 誠吾、中西 通雄 |
E-5 | 振替受講を活用した欠席を生まない情報リテラシー教育 |
札幌大学 | 本庄 勝巳、大森 義行 |
E-6 | 共有ファイルと表計算ソフトを活用した小テスト支援ツール |
九州情報大学 | 岸川 洋、岡 久登、福田 耕治、合田 和正 |
E-7 | 京都女子大学の講義ビデオ検索データベース開発と市販e-Learningシステムの比較 |
京都女子大学 | 水野 義之 |
E-8 | ノートPC貸与による学習活動の支援と効果 |
兵庫大学 | 河野 稔 |
E-9 | レポート管理機能を中心としたWeb学習支援システム |
福岡女学院大学 | 貞野 宏之 |
E-10 | 情報モラル向上支援を目的としたログオン時の出題システムの活用 |
高千穂大学 | 渡邉 恵子、笹金 光徳、鈴木 一成 |
E-11 | 演習室環境に応じたKNOPPIXのカスタマイズ |
姫路獨協大学 | 佐藤 伸也、園田 浩一 |
E-12 | 学習履歴管理システムの一考察 |
千葉経済大学短期大学部 | 江上 邦博 |
E-13 | コンピュータによる和文書検証作業支援 |
東海大学短期大学部 | 小堺 光芳 | |
明治学院大学 | 渡邊 光太郎 |
E-14 | 小規模組織におけるNet-Commonsシステムの運用と学習支援 |
新島学園短期大学 | 花田 経子 |
E-15 | 順序関係の関連構造による理解状態解析支援システムの開発 |
大阪芸術大学 | 武村 泰宏 |
E-16 | 大学内PCを活用した自宅からの遠隔自習支援システムの開発と評価 |
東京家政大学 | 松木 孝幸、山口 晃子 |
E-17 | 食教育を支援するe-Learning教材−高学年児童と親の食生活調査結果を踏まえて− |
名古屋文理大学 | 辻 とみ子、鷲野 嘉映、山住 富也、湯浅 聖記 |
E-18 | 発表中止 |
F-1 | ネットワークを介した配信型セキュリティ教育の実践 |
東京理科大学 | 西山 裕之、溝口 文雄、原田 拓、平石 広典、山崎 航 |
F-2 | グリッドコンピューティングによる遠隔教育システムの設計 |
東京理科大学 | 溝口 文雄、平石 広典、西山 裕之、山崎 航 |
F-3 | オープンソースCMSの土木教育支援システムへの適用性に関する研究 |
東和大学 | 若菜 啓孝、大隣 昭作、吉住 和翁、古賀 理册 |
F-4 | 携帯情報端末を用いた学生着席位置の調査と成績との関係 |
日本大学 | 遠藤 拓 |
F-5 | 学生実験管理システムの構築について |
いわき明星大学 | 中尾 剛、根本 俊介 |
F-6 | GRIDとシンクライアントを利用したe-Learningシステムの設計 |
東京理科大学 | 平石 広典、溝口 文雄、西山 裕之、山崎 航 |
F-7 | LATEXを利用した教材の作成と解答、解説文書のWebでの配信方法の作成 |
神奈川工科大学 | 平野 照比古 |
F-8 | 自然言語処理・音声処理技術を用いたe-Learningシステムの開発に向けて |
諏訪東京理科大学 | 江原 暉将 |
F-9 | バーコードリーダを用いた出席確認システムの構築(II)−改良とその比較分析− |
大阪国際大学 | 小林 正樹、福田 朋広 |
F-10 | 遠隔教育インタラクション支援の試み |
東京工業大学 | 金田 佳宏 |
F-11 | 学生個人向けポータルサイトの構築 |
大阪経済大学 | 平田 百合、山野 紘一、菊川 和義 |
F-12 | Webを活用した履修登録によるカリキュラム作成支援 |
新島学園短期大学 | 細谷 聡 |
F-13 | CMSを用いた英語授業改善 |
北海学園大学 | 塩川 春彦、石井 晴子、松根 マーク、浦野 研 |
F-14 | 英語基礎学力養成とTOEIC受験のためのe-Learningによる学習支援システム構築に向けて |
日本大学 | 谷岡 朗、多恵 基継、鈴木 孝、葉島 千歌、Joseph Falout |
F-15 | FLASHによる韓国語CAI教材 |
同志社大学 | 油谷 幸利 | |
東京外国語大学 | 金 恩愛 |
F-16 | 大学生のインターネット利用状況調査 |
同志社女子大学 | 川田 隆雄、Bernard Susser、有賀 妙子、佐藤 和美 | |
同志社大学 | 西納 春雄 |
F-17 | 社会福祉実践教育におけるシミュレーション型教材の開発と実践の試み |
淑徳大学 | 松山恵美子、戸塚法子 |
Q: | 著作者人格権は放棄できないということだが、同一性保持権不行使特約は放棄とは違うのか? |
A: | 「権利を行使しない」という契約である。ただし、公序良俗に反するという説もあるが、まだ判例がない。 |
Q: | 引用の要件には「必然性」もあるのではないか? |
A: | 「引用の目的上正当な範囲内である」という要件に含まれる。 |
Q: | 授業でコピーする場合、学生が300人いたら300部コピーしてはいけないのか? |
A: | 少部数ならよくても、あまり多いのはいけない(経済的損失を与えてはいけない)という説がある。 |
Q: | 学園祭は料金をとっても非営利と言えるか? |
A: | 微妙な問題であるが、厳密には非営利とは言えないと思われる。 |
Q: | copyright表示はどういう意味があるのか? |
A: | 日本を含めたベルヌ条約加盟国は無方式主義なので、表示は必要ない。ただし、民事訴訟では表示があった方が有利になることが多い。 |
文責: | 情報化全国大会運営委員会 |