賛助会員だより

兼松エレクトロニクス株式会社

クライアント管理最新技術動向
Citrix Presentation Server(TM) 4.5
アプリケーションのストリーミング機能のご紹介

■概要

　Citrix Presentation Server(TM) 4.5 アプリケーションのストリーム配信機能は、ユーザーにアプリケーションを簡単に配信することができます。
　ストリーム配信ではアプリケーションをファイルサーバー上にインストールして設定し、必要に応じてクライアントコンピュータやサーバーにオンデマンドで配信します。

■学校におけるクライアント管理の問題点

　教室毎に必要なアプリケーションを選定して雛形を作成し、それをそれぞれの教室に配信システムを用いて各PCへ配信を行っています。
　新規雛形作成や新しいアプリケーションの追加やパッチの適応時には、膨大な時間と労力を費やしており、管理も煩雑となっています。
　また、特定のアプリケーションは、特定の教室しか授業できないといったフレキシブルな授業運営が行われていない。といったさまざまな問題を抱えています。

■特徴

随時自動配信
　Citrix Streaming Profiler を実行するコンピュータにアプリケーションをインストールすることにより、ユーザーの操作に応じて（オンデマンドで）クライアントコンピュータに配信されます。

シームレスなアップデート
　Streaming Profilerが動作するコンピュータで１度アプリケーションをアップデートするだけで、最初のアプリケーションの配信と同じように、ユーザーの操作に応じてクライアントコンピュータに配信されます。

アプリケーションの分離
　配信されたアプリケーションは、クライアントコンピュータ内の仮想的な環境にカプセル化されて実行されるので、通常なら干渉して同じPCで動作できないアプリケーションの組合せでも、干渉せずに動作させることができます。
　例えば、Excel2000とExcel2003という異なるバージョンのExcelは同じPCで動作させることができませんが、ストリーム配信機能を使えば、同じPCで双方のバージョンのExcelを使うことができます。
アプリケーションのキャッシュ
　アプリケーションファイルはクライアントコンピュータ上でキャッシュでき、これにより次にアプリケーションを起動するときに、すばやくアプリケーションにアクセスできます。

■構成図

■メリット

・全てのアプリケーションを集中管理
・アプリケーションをオンデマンドであらゆるユーザー／PCへデリバリー
・雛形作成不要（一つの環境下でのアプリ検証テストのみ)
・同一アプリケーションの異なるバージョンも問題なく動作可能

【KEL事業の概要】
　教育・研究機関向けシステムの設計・構築、運用サービスおよびシステムコンサルティングと ICTシステム製品の販売、賃貸・リース、保守。シトリックス社プラチナリセラー