賛助会員だより

株式会社内田洋行

業界で初めて授業内の「学習コミュニケーション促進」と「振り返り」支援ツール「Power Feedback NOTE」を発売


 近年大学では教育の質の向上が強く求められ、今年4月にはファカルティ・ディベロップメント(以下、FD)が義務化されました。そのような中、各大学は学生が興味を持ちモチベーションを高め、より主体的に授業に参加できる魅力ある授業作りに力を入れています。一方、大学教員の業務の増大に伴い、教員が効率的に授業を改善する方法が必要とされています。
  そこで、先進的な教育環境の研究やシステム構築を提供してきた内田洋行では、既にFDの研究を進めてきた東北大学、および授業収録等の映像技術を利用した製品の企画・開発を手掛けてきたフォトロンと三者共同で、教員の負担を軽減しつつ授業内のコミュニケーションを活性化し授業振り返りができるPF-NOTEを開発し、東北大学に導入しました


■システムの内容

○ワンタッチで授業を録画 <簡単・手軽・高画質でまるごと収録>
  パソコン画面、板書、教材提示装置などの画像情報とビデオ・音声情報をリアルタイムにビデオファイル化することができます。

○学生の反応をその場で収集 <学生の反応を瞬時に把握>
  クリッカーを利用して学生からの反応を即時に記録。授業やプレゼンテーション内容の「よくわかる」「わからない」など、反応をリアルタイムに収集できます。

○学生の反応を分析・評価<授業の重要なシーンを個別に復習>
  授業の収録に合わせて学生の反応を記録しているので、授業場面を見ながら「どこが判らなかったか」「どこに興味をもったか」などの可視化が行えます。


■導入結果

 今回導入いただいた東北大学での水原先生(大学院教育学研究科教育設計評価専攻・教授)の授業では、100名にも及ぶ学生が授業に参加し活気のある授業が行われております。

 PF-NOTEを導入いただいた主な目的としては、
  大人数授業で学生とコミュニケーションをとりながら双方向の授業を進めたい。
  授業中に学生個人の考えや意見を表明し、クラスで共有したい。
  より少ない手間で効果的な授業映像コンテンツをつくりたい。
授業では授業中に学生が「よくわかった」「もっと知りたい」といった反応を記録したり、学生からアンケートをリモコンで即座に収集し学生の反応を見ながら授業をされていました。

■大学側からの評価

 現在、いかに大人数授業でのコミュニケーションを促進するかに取り組んでいます。
  PF-NOTEにより、特に学生の授業への積極的な取り組みと、授業の理解度の促進が実感されました。これは、個々の学生が、他の学生がどのように授業のことを考えているのかを把握できるようになったことが大きいように思えます。学生の授業の感想からは、「リモコンを多用するのは良いと思います。」「みんなの意見・考え方を知れて、興味深いです。」「この授業は先生、TA、学生が一体になってる感じでいいと思います。」などの意見が寄せられています。今後PF-NOTEに慣れることで、もっともっと使えるようになりそうです。

問い合わせ先
株式会社 内田洋行 教育システム事業部
ICT東日本第1営業部 TEL:03-5634-6402
http://school.uchida.co.jp
E-mail:school@uchida.co.jp
(アドレスは全角文字で表示しています)


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