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日本電気株式会社

講義コンテンツ自動作成「i-Collabo.AutoRec」の紹介
〜中部大学と共同開発〜


 「eラーニングを導入したいけれど、何をコンテンツにしようか・・・」「コンテンツづくりが大変だ・・・」こうした声をよくお聞きます。コンテンツ作成の専任スタッフを置ける先進的な大学はまだ一部、ハードウェア型の追尾カメラを全教室に導入するのもなかなか大変です。
 そこでNECが中部大学藤吉研究室と共同開発したのが「i-Collabo.AutoRec」。家庭用ハイビジョンビデオカメラで授業を撮影するだけで、良質で滑らかな追尾型の講義映像コンテンツを自動作成します。


ハイビジョンビデオカメラで撮影するだけ!
簡単に講義コンテンツを作成

 撮影はとても簡単。まず、教室の後ろの真ん中に、三脚でハイビジョンビデオカメラを固定します。次に黒板全体をフレームに収めた状態で「録画」ボタンを押して授業開始。学生やアシスタントによるカメラワークは一切不要です。この映像を基に「i-Collabo.AutoRec」が教員追尾型の映像コンテンツとして編集していきます。


■自動生成される映像コンテンツイメージ

写真1 教室の後ろに三脚で設置したハイビジョン
ビデオカメラ映像(基となる映像)
  教員の自動追尾   教員の自動追尾   自動ズーム
写真2 自動生成された追尾型講義コンテンツ映像(イメージ)


■プロのカメラワーク、学生の目線までシミュレートした本格派

 「i-Collabo.AutoRec」は、フレーム間差分により教員の動きを自動追尾。これに加えて、プロのTVカメラクルーの動きをシミュレート。それにより、画一的な追尾ではなく、まるでカメラマンがカメラを操作しているかのような滑らかな追尾を実現しました。
 また、授業中に教員が板書を終えてそこを離れても、学生はしばらく板書を見たままノートを取ったりします。「i-Collabo.AutoRec」では、こうした学生目線を想定し、画一的に教員を追尾するのではなく、一定時間、板書をフォーカスするなど、受講者の目線で臨場感溢れる映像コンテンツを生成します。自動ズームイン、アウト編集のほか、授業中に教員が無発話で板書しているシーンを早送り処理したり、無発話無動作の部分はカット編集したりするなど、講義内容を損なわない範囲で映像をスリム化して自動編集します。

他の講義収録方法との比較

■「i-Collabo.AutoRec」紹介サイト

http://www.i-collabo.jp/autorec/

 

問い合わせ先
日本電気株式会社 文教ソリューション事業部
事業推進部
TEL:03-3798-2906 FAX:03-3798-8839
E-mail:info@icl.jp.nec.com
(アドレスは全角文字で表示しています)
http://www.i-collabo.jp/


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