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GMOグローバルサイン株式会社

大学の情報サービスに必要なセキュリティ対策
Webシステムにおける通信経路のSSL暗号化
〜南山大学への導入事例〜

 南山大学は、共学の総合大学としては中部唯一のカトリック系ミッションスクールです。
 「キリスト教世界観に基づく学校教育を行い、人間の尊厳を尊重かつ推進する人材の育成」をその建学の理念として、昭和24年に開学しました。
 教育・研究事業部 情報システム課および事務システム課は、大学の各種情報サービスを学生・教職員、そして社会へ向けて広く提供する為、学内のサーバおよびネットワークインフラ、基幹システムの運用管理を行っています。また、学生教職員向けの学内PC環境の整備や、ICTを活用した講義の為の情報支援も行っています。


■ 情報セキュリティ対策への取り組み

 以前は主にメインフレームを利用していましたが、社会的に2000年問題が騒がれ始めた頃に、ダウンサイジングをする方向に転換しました。その計画は1997年からスタートし、1999年末にUNIX系のワークステーションを主体とした新システムに移行しました。新しいシステムはWebベースで様々なサービスを利用できるため、従来と比較してユーザビリティが飛躍的に向上しました。その結果、学生・教職員を問わず、また、学外へ向けて広くサービスを提供することができるようになりました。また、システムリプレイスの計画時に、今後、インターネットを活用したサービスが拡大することを見越して、あわせて個人情報の漏洩対策等のセキュリティ対策を積極的に行うようにしました。SSLサーバ証明書の導入も、このことがきっかけになっています。南山大学の情報セキュリティ対策が正しく行われていることは、2003年3月に全国の大学で初めてBS7799とISMS適合性評価制度の認証を取得したことでも実証されています。その一環として、学外から学内の情報サービスを受ける場合は、eラーニングで情報セキュリティに関する習熟度テストに合格することが利用条件となっています。


■ SSL導入コストの削減

 SSLサーバ証明書を利用しているシステムは、事務系では主に、履修登録、財務、就職支援システムです。それ以外でも、SSL-VPNや重要な情報を扱うサーバに対して積極的に導入するようにしています。グローバルサインを選んだ理由は、SSLサーバ証明書に求めている機能を十分に満たしていて、かつ費用を抑えられる点です。特にSSLサーバ証明書の種類が豊富で、学内向けサービスにはクイック認証SSLを、学外向けサービスには企業認証SSLを使い分けて、一層のコスト削減をすることができました。また、証明書の発行までの期間が短く、支払手続きもスムーズに行える点も評価しています。

(南山大学教育・研究事務部情報システム課 溝田佳広氏)


問い合わせ先
GMOグローバルサイン株式会社
法人営業部
TEL:03-5728-1551
E-mail:sales@globalsign.co.jp
(アドレスは全角文字で表示しています)
http://jp.globalsign.com/


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