賛助会員だより
デル株式会社
函館大学では、IT 環境整備の一環としてx86サーバの導入を進めてきました。しかしながら、新たな業務のIT化や機能拡張とともにサーバ台数が増大し、サーバルームのスペース確保にも支障をきたしていました。そこでサーバ群の統合を目指し、デルのハードウェアとともに仮想化ソフトウェア「VMware ESX 3.5」を導入。Active Directoryの他、WebやDNSなどのネットワーク関連サーバの仮想化サーバ環境への統合を実現しました。
導入後の拡張を前提に、VMware ESX 3.5 Standard Editionを用いたサーバ仮想化、VMware ESX 3.5 のHA(High Availability)機能を利用したVM(仮想マシン)のフェイルオーバー並びにコストパフォーマンスに優れたiSCSIストレージをソリューションとして提案しました。
導入効果としては7台の物理サーバを2台に集約でき、リモートからの一元管理で運用やメンテナンス負荷を抑制することができました。
デルは会計や給与など、学事業務システムの運用プラットフォームとしてPowerEdgeサーバを販売している実績があり、かつVMware ESXに関する世界トップの販売実績も誇ります。今回の件もこのような実績に加え、検証環境の貸与およびスピーディな対応が函館大学の信頼に足るものでした。
Active DirectoryサーバをVM(仮想マシン)として移行したところ、HA(High Availability)機能によるフェイルオーバーまで含め、まったく問題なく稼働することを確認しました。iSCSIストレージも想像以上にパフォーマンスが良く、正式導入を即決しました。老朽化したサーバで運用していたアプリケーションについても、古いバージョンのOSを丸ごと移行し、仮想化サーバ上で混在して運用できるようになったのも非常にありがたいと思います。また、複数のサーバをVMware VirtualCenterを使ってリモートから一元的に管理できるため、いちいちコンソールの前まで足を運ぶ必要がなくなり、運用やメンテナンス作業も楽になりました。
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