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サクサ株式会社

出欠情報収集システムの導入によりきめ細やかな学生指導を実現
〜東北工業大学 導入事 例〜

 東北工業大学では、2008年度より出欠情報収集システムを導入し、学生指導に役立てています。


■ 導入の背景

 従来、学生の出欠確認は教科ごとに教員が点呼、出席票、出席カード等で行い、単位評価や学生指導のために収集、集計していましたが、受講者数が多くなるほど講義時間を圧迫し、集計作業に時間をとられる等、教員の負担となっていました。
 また、東北工業大学ではクラス担任制を実施していますが、収集された出欠情報は教科担当者が個々に保管しており、収集された情報は一部の例外を除きクラス担任へ共有化されていませんでした。
 このような背景から、出欠情報を効率的に収集、集計し、教員への負担を軽減すると同時に、クラス担任が出欠情報を共有することで、よりきめ細やかな学生指導を実現することを目的として、全学的に出欠情報を管理する出欠情報収集システムの導入を検討され、弊社のパッケージ製品をご採用いただきました。


■ システム概要

 壁掛け式カードリーダが教室(83教室104台)に設置され、カードリーダの液晶画面にはその教室で行われる科目名が表示されます。学生は授業開始前に学生証(非接触ICカード)をカードリーダにかざすだけで、その教室で行われる授業への出席が登録されます。
 また、カードリーダが設置されていない場所での授業や、ネットワーク障害時の対応として、ハンディ端末を併せてご採用いただきました(各キャンパス2台ずつ配置)。
 カードリーダに登録された出欠情報は、毎時限収集されデータベースに書き込まれ、科目担当教員、クラス担任はWeb画面で閲覧権限に合わせて担当科目の出欠状況、担当クラスの学生の出欠状況を確認することが可能です。

システム構成図


■ 導入の効果

 本システムの導入により、講義時間を圧迫することなく出欠確認が可能になるとともに、全学的な出欠情報の共有が可能となり、休みがちな学生の早期抽出が容易になり、効果的な学生指導へとつなげることができるようになりました。

出欠情報確認画面(Web)

問い合わせ先
サクサ株式会社
ソリューション営業本部 システムソリューション営業部
TEL:03-5791-5532 FAX:03-5791-5564
E-mail:campus@saxa.co.jp
(アドレスは全角文字で表示しています)
http://www.saxa.co.jp


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