賛助会員だより
株式会社CSKシステムズ西日本
関東学院大学は神奈川県の金沢八景キャンパスを中心に、金沢文庫、小田原の3キャンパスに5学部5研究科をもつ総合大学で、学生約11,700人、教員1,170人(助手、非常勤講師を含む)という規模です。グローバル時代において豊かな教養と高度な専門性を持った人材育成のため質の高い教育環境を提供しています。
3キャンパスに分散している関東学院大学では、遠隔授業への模索から学院全体のICT環境整備の重要性が高まっていました。その中で対面型授業を維持しそれを補完進化させるツールとして2007年頃にLMS(学習支援システム)導入の検討を始めました。当時学内ではe-learningへの認識不足から教育効果への疑念があったため、正しい理解が得られるよう実際にe-learningを体験できるBlackboardの評価版が導入されました。試験導入時での予想を超える利用希望教員数はBlackboardへの関心の高さを示していました。
そして2008年4月、Blackboardが正式導入されました。BlackboardがLMSのグローバルスタンダードである点が評価され、グローバル時代の教育提供という大学理念に合致するツールであると判断されました。
授業での利用方法は、教員があらかじめ授業で使用する課題をBlackboard上に掲載、学生は当日の授業中に教員の指示のもとBlackboard上から課題を取り出しその課題に取り組みます。その後Blackboard へ提出する、というのが一般的です。特に授業日以外は大学に来ないケースが多い非常勤講師からは、キャンパス外からBlackboard上で課題確認し、学生の理解度や学習進捗の確認ができることが非常に便利だと好評を得ています。
また、予備授業、リメディアル教育、法科大学院事務連絡などにもBlackboardが利用されています。
Blackboardを取り入れた授業風景
関東学院大学では情報科学センターに3名の教育支援スタッフが常駐し、大学独自のBlackboardサポートサイトでBlackboard利用ガイド、機能紹介、FAQなど、利用者の様々な質問、疑問への対応体制を整えています。
KGU Blackboardサポートサイト
2008年4月にBlackboardが正式導入され約1年が経ち、上記のような一般的使用から次第にもっと多目的に利用したいとの声も出始めています。
具体的にはコンテンツの著作権登録、教員の研究成果への活用、さらには学習成果を数量化しアウトカムズ評価を行うことも視野に入れています。
Blackboardを使用する学生からは「Blackboardは使いやすい」「授業がより面白く感じる」等の感想も出ています。
卒業後大きな可能性を持つ学生にとって、Blackboardは単なる授業資料配布ツールや便利ツールとしてだけでなく、授業への主体的な取り組みのサポートツールとしてキャンパスライフ向上を支援するテクノロジーの役割も担ってくると、全学的な教育効果が期待されています。
問い合わせ先 | |
製造元: | Blackboard Inc. |
www.blackboard.com | |
E-mail:japaninfo@blackboard.co.jp | |
(アドレスは全角文字で表示しています) | |
販売元: | 株式会社CSKシステムズ西日本 |
http://www.csklc.jp/ | |
E-mail:sales−bbls.all@csk.com | |
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