賛助会員だより

株式会社廣済堂

エンロールメント・マネジメントとITソリューション〜学校法人常翔学園への導入〜

　学校法人常翔学園は大阪工業大学、摂南大学、広島国際大学、常翔学園高等学校を設置しており2012年に学園創立90周年を迎えられます。

■導入の背景

　次代に向けた魅力ある学園づくりに取り組む上で、卒業生との緊密な連携の強化が重要となってきており、延べ20万人を超える卒業生がお互いに協力関係・支援関係を保てば、非常に大きな力を生み出します。その素地をつくるために、卒業生情報管理システムとSNSが稼動しました。

図１　エンロールメント・マネジメントサイクルとITソリューション

図２　全体フローのイメージ

■卒業生情報管理システムについて

　卒業生情報管理システムでは全卒業生のトータルな情報管理を可能にしており、卒業年(From-To）、学科、勤務先、様々な属性などから検索・抽出ができます。
　検索結果からは、各種ソートはもちろんのこと、表示項目の選択抽出からCSVデータ（暗号化済）出力、各種帳票出力、バーコード付きタックシール出力（図３）などの機能も備えています。さらに過去の募金・賛助金・校友会費の履歴管理や、弁護士、議員などの社会属性から、建築士などの資格属性、褒章者などの評価属性管理も可能となっています。また、SNS（図４）との連携によりSNS上でプロフィール（住所など）を変更されると、本システム更新用のCSVデータを出力することができます。

図３　タックシール出力

図４　SNS

■導入の効果

　本システム導入により、時間を掛けることなく突然来訪された卒業生の情報を調べることができるなど、評価をいただいています。