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株式会社PFU

Mac OS対応の不正PC検知・遮断アプライアンス
iNetSec Patrol Cube
〜名古屋芸術大学の事例〜

 名古屋芸術大学は、学内ネットワークにおける学生・教職員PCの利用申請・承認システムをPFU 「iNetSec Patrol Cube」で構築。学生・教職員PCの把握・統制を実現した。

■個人PCの積極活用に向けて

 同校の個人PC利用は、セキュリティリスク(不正接続による情報漏えい)を考慮し、学校設備のPCを利用するか教授管理下の個別利用に留めてきた。近年、個人PC利用の高まりを背景に、学生へネットワークを開放すべく、低コストで、学生・教職員PCの把握をするためPC管理の仕組みを検討した。

■Mac OSに対応する利用申請機能が決め手に

 PC管理を適切に行うためには、ネットワーク利用申請が不可欠で、一般的に紙やメールを伴う申請フローが発生するが、iNetSec Patrol Cubeは利用者のPCから申請が行える「利用申請機能」があるため、運用を自動化できる。さらに、学内PCの約9割がMac OSであり、この機能がMac OSに対応している事も選定ポイントとなった。

■システム導入、周知もスムーズ

 導入開始からわずか1ヶ月足らずで利用者へのアナウンスを終え、本稼動に至る。

■学内ネットワーク利用活発化と、キュリティの意識付けで効果

 今回のシステム導入により、申請・登録されたPCのネットワーク接続を全て把握(証跡)、未申請のPCはネットワークに入れないという運用を実現。ネットワーク管理を徹底し、授業の中でも学生PCを活発に活用できるようになった。
 さらに、臨時講師やゲスト利用の登録削除漏れを防ぐため、長期未接続検出機能を活用して「3ヶ月間利用のない装置情報は自動削除する」運用を行ない、PC把握の維持も徹底できている。
 加えて、ネットワーク利用申請が教育目的以外で使わないという抑止効果に繋がり、セキュリティ意識付けにもなっている。

■大学からの評価

 「導入後3ヶ月経ちますが、ネットワークに繋がらない等といった学生からのクレームもなく、学生満足度・運用容易性からも、非常に気に入っています。」(メディア教育センター長談)
 「今後は、将来のセキュリティ対策レベルのステップアップとして、検疫システムへのアップグレードも検討していきたい。」(IT室長談)

問い合わせ先
株式会社PFU
テクノロジー&サービス企画統括部
E-mail:inetsec−sales@pfu.fujitsu.com
(アドレスは全角文字で表示しています)


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