賛助会員だより
工学院大学では大学院、大学第1部・2部の学生、中学・高等学校の生徒、そして教職員や関係者を含め、約9,000名規模の全学でActive! mailを使用しています。そのうち大学院、大学では、最新バージョンのActive! mail 6を2010年8月からバージョンアップして利用しています。その導入の経緯につき、情報システム部情報システム課の高橋佳大氏は次のように話します。
「メールシステムは3年ごとにシステムの入れ替えをしています。前回3年前の入れ替え時に前バージョンのActive! mail 2003を導入しました。それ以前に使用していたWebメールと比較して機能面が非常に充実していたこともあり、今回の入れ替え時にもそのままActive! mail 6にバージョンアップすることを選びました」
Active! mail 2003からActive! mail 6への移行は、アドレス帳の互換性などが確保されていたこともあり、非常にスムーズに進みました。サーバー構成はメールサーバー2台、Active! mail 6がインストールされたWebサーバー2台という冗長構成で、すべて学内にて運用がされています。同大学では、いわゆるクラウド型の無償Webメールの使用については、メールデータをどのように利用されているのかが不明というセキュリティ面の不安もあり、方針として採用しないという選択をしています。
「以前に大学の授業でクラウド型の無償Webメール使用した際に、教員が多くの学生に一斉にメール送信をするとおかしな挙動をしたり、同様に教員が無償Webメールにメール送信をするとスパム判定されてしまったりといったこともありましたので、授業では利用できないと判断しました。また、Active! mail 6であれば既存サーバーへの導入も楽であり、IMAPでデータを学内で一元管理できるところも安心できる部分です」
「Active! mail 6にバージョンアップして感心したことは、実際に使用してクライアントメールと見間違うようなインターフェースと操作性を備えているところです。Active! mail 2003と比較しても非常に良くなったと感じています」と高橋氏はバージョンアップの効果を評価します。同大学では昨今、特に中国や韓国などアジア系の留学生が増える傾向にあり、日英中韓4カ国語のインターフェースに対応しているActive mail 6はその点でも適していました。また、メールの送受信に携帯電話やスマートフォンを利用することが多い学生の利用では、モバイル環境での使いやすさを考えられたActive! mail 6のモバイル対応機能が活用されています。
「大学では授業でも利用しているので、モバイル版でも添付ファイルの中身を確認できることも重要です」
「次回3年後のメールシステム入れ替え時には、仮想化サーバーへの展開を視野に入れています。Active! mail 6に関しては共有スケジュール、共有ファイル管理などのグループウェア的な機能の充実を期待します。また、学生がクラブ内などでアドレス帳を共有できるような機能があれば便利だと思います」と高橋氏は今回のActive! mail6へのバージョンアップを評価しつつ、今後の取り組みについての抱負を語っています。
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