賛助会員だより
神戸学院大学は2003年にdotCampusを導入しました。2009年は20人の教授が活用、今年度は2倍の40人の教授が使用を開始しています。それに伴い学生月間利用者は昨年度3,000人から今年度は5,000人か7,000人規模へと跳ね上がる予測です。
KPC外観
<薬学部 内海美保先生>
薬学部1年生では、薬学を学ぶための高いモチベーションを獲得し、大学での自己決定型学習を促進させることを目的に、演習実習Iにおいて、dotCampusを導入しています。具体的には、学生同士で、実習中に感じたことや少し時間をおいて出てきた自分の意見・考えなどについて、掲示板で意見を交わし合い、授業での内容をさらに深めています。また、学生が各自にレポートを提出したり、アンケートで自己の取り組みについて振り返ったり(Reflection)、教員から学生へのお知らせをしたりする際にも用いています。この他に、専門科目では、選択式の問題を列挙したプレテストを準備し、学生は授業を受ける前にdotCampusで問題を解いてから授業に臨みます。これらの科目への導入を通して、学生のニーズや理解度を把握した上での授業が可能になるものと思われます。
<薬学部 生命薬学部門 薬理学研究室 教授 李 英培先生>
導入当初から積極的に活用しています。学生たちはdotCampusを使い、いつでも復習ができ、いつでも私に質問することができます。今年も前期だけで200件以上質問が寄せられました。また試験の過去問を公開しテスト対策を促しています。積極的に活用する学生も多く、彼らの成長を肌で感じることができます。質問が多い項目は、学生にとって難しい箇所なので、補足資料を提供し、次の講義で再説明するなど講義内容に工夫ができます。資料を改修したいときも、上書き・再配布が簡単です。dotCampusの利用で確実に学生との距離が近くなりました。私の講義にはなくてはならないシステムとなっています。また、学部として授業評価にも活用しており、学部全体の授業評価アンケートの集計が簡単で手段として最高のシステムです。
<経済学部 講師 上野博美先生>
資格取得に向けた講義では、授業数が資格の取得に不足しているので、自主学習を補うツールとして積極的に利用しています。講義の初めに復習テスト、講義途中にチェックテストを行うなど、講義中に学生の作業を頻繁に入れることで、集中力の維持を図っています。集計も簡単なので、それを成績に反映させています。また専門科目の講義では、アンケートに回答させ、グラフ化されたその結果を見せながらさらに深い考察を促したり、学生にプレゼンテーションをさせ、その評価をアンケートで取り、瞬時に集計して学生にフィードバックし問題提起させるなど、コミュニケーションツールとして活用しています。その結果、学生参加型の活気ある講義が実現できつつあり、学生の授業への興味が格段に上がりました。
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