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富士通株式会社

利用者の利便性向上と安定稼動を目指して
ネットワークブート型シンクライアントシステム 「Z!BootOS」の導入
〜立正大学 導入事例〜

　立正大学では2010年10月、教育基盤としてネットワークブート型のシンクライアントシステム「Z!BootOS」（ジー・ブートス）を導入し、利用者にストレスを感じさせない安定したPC利用環境を提供することができました。

■導入の目的

　立正大学では、2007年から管理と保守の効率性を向上させることを目的とし、シンクライアントシステムの運用を開始しました。しかしながら、特に利用集中時にクライアントPCの起動や動作が遅くなることやシステムの安定性が課題となっていました。
　今回の教育研究システムのリプレースに際し、引き続きネットワークブートの利点である管理と保守の効率性を維持しつつ、前システムで課題となっていた起動時間の問題を解決し、システムの安定性を向上させることを目指して「Z!BootOS」が導入されることになりました。

■導入システムの概要

• 両キャンパスでシンクライアント用のPCを約500台導入。前システムと比較して、PCの台数が増加したにもかかわらず、管理するサーバの台数を約半分の10台に抑えることに成功。
• PCのハード故障時には、新しいハードに取り替えるだけで運用を開始できる。
• 学生、教職員が利用するPCのディスクイメージを変更する必要が生じた場合、利用を停止することなくメンテナンスが可能。利用者はPCを再起動するだけで新しいディスクイメージを使用することができる。
• Z!BootOS標準搭載のReadCache機能により、PC起動速度を高速化するとともにネットワークへの負荷を大幅に軽減。起動にストレスを感じさせません。

大崎キャンパス　オープン端末席

熊谷キャンパス　インターネットカフェ

■大学からの評価

　この度のシステム更新で利用者の利便性向上と安定稼動を実現することができました。
　利用者がシンクライアントであることを意識せずに利用できること、前システムで課題となっていた利用集中時での起動や動作の遅延もなくトラブルも少ないことなど、快適な利用と安定した運用ができている点を高く評価いただいています。
　ReadCache機能により、以前のシンクライアントシステムと比べてネットワークの負荷が気にならなくなったという声も頂いています。サーバの負荷も軽減され、サーバとネットワークのコストも低減しました。
　また、開発拠点が国内にあることから、Q&Aやトラブル等のサポートについても迅速に対応ができているという評価をいただいております。