賛助会員だより
東海大学は、2011年4月に同大学の総合情報センターにおいて全学的な授業支援システムの更改を行いました。選定においては、利用者が直感的に操作でき、教員自身が科目を登録できるなどの点を評価して大学向け授業支援システム「IT’s class.(イッツクラス)」を導入しました。また全国10キャンパスから利用可能な環境も整備されたことにより、東海大学九州キャンパス総合経営学部の高山秀造教授は、この「IT’s class.」を活用した新たな授業運営に取り組んでいます。
高山教授は、担当するマネジメント学科の授業において「IT’s class.」を活用し、画像やビデオを多用したマルチメディア教材を講義資料とすることで、わかりやすい授業を実践しています。これにより、学生はより積極的に授業に参加できるようになり、授業の活性化を実現しました。
授業風景
(マネジメント学科パソコン演習室)
学生側は、「IT’s class.」に学生ID、パスワードでログインし、ディスプレイを見ながら授業を受けるだけでなく、レポート提出、出席申請や出席履歴の確認、Web資料検索など、様々な機能を利用しています。教授側は、講義資料やレポートの配信と提出・未提出者の確認、小テストの実施と集計、メッセージ送信機能などを利用しています。また、授業中にメールによるディスカッション機能を活用した双方向意見交換やアンケートも実施し、授業時間内にその結果を学生が確認し、その結果を共有して持つことができるようになっています。
高山秀造 教授
今後は、「内容を提示する授業」から、短時間に大量の情報交換と情報提示が可能となった現在、このシステムを利用し、授業時間内にアンケートやディスカッションを活用した「全員参加型の授業」へと、さらにシフトしていく予定です。学生の理解度を即時に確認しながら常に授業内容を改善できるよう、今後も授業設計を検討していきます。
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