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株式会社大塚商会

「タブレット端末約500台」一斉配付
〜桜美林大学 導入事例〜

 学校法人 桜美林学園 桜美林大学はキリスト教精神を基盤に建学された4年制大学。同大学のビジネスマネジメント学群では、学生時代からビジネスシーンに対応するスキルを身に着けさせるべく、2012年度以降の新入学生と教員に向けて525台ものiPadを配布。授業や課外での積極的な利用を促進し、学生と教職員が一丸となって、教育現場におけるスマートデバイスのより良い活用法を模索している。

■タブレット端末導入経緯

● 525台のiPad導入が決定後、まずは教員向けの50台を4月上旬に配布するとともに、情報技術に明るい数名の教員やスタッフからなるサポートチームを学群内に立ち上げ、iPadの操作法などに関する学生からの相談に対応できる体制を構築した。

● 学生への配付は5月上旬に学内で2日間に分けて行い、無線LAN環境にアクセスすることで学生自身に利用可能な状態に設定させた。登録後の操作に関する疑問は、まず学生自らが試行錯誤し、それでも解決できない問題については、学生同志→教員→情報システムセンターの順序で相談する流れを取り決めた。問題解決能力の養成を重視するビジネスマネジメント学群においては、iPadを使いこなせるようになるプロセスそれ自体を重要な教育機会と位置付けたのである。

● 学生たちに大学の内外でデバイスを自由に活用させる一方、授業の一環としてiPadを用いた取り組みも行った。例えば、春学期にはクラスごとにiPadで校内を撮影し、キャンパスに潜む様々な問題のリストアップとその改善策検討、学年末には「iPad活用事例発表会」を開催。学生が発案した活用法を、プレゼンテーション用アプリを使ってまとめ、チーム対抗のプレゼンテーション大会を開催した。

■大学からの評価

● 「導入初年度は導入に伴う課題や可能性を広く見出し、2年目には見つかった課題を改善、同時に必修科目でのスマートデバイスの利用機会を拡大し、現1年生が3年生になる3年目から本格的な運用に移行する・・そんな見通しでこの取り組みを推進しています。」(2013年1月取材時 学群長談)

● 「学生たちがiPadの活用法を試行錯誤するのと同様に大学もさまざまな運用法を模索することになりますが、そのプロセス自体が教育の充実につながるはずだと信じています。」(2013年1月取材時 情報システムセンター 部長談)

問い合わせ先
株式会社大塚商会 LA事業部
官公文教ソリューション支援課
TEL: 03-3514-7521
E-mail: kanbun−h@otsuka−shokai.co.jp
(アドレスは全角文字で表示しています)
http://www.otsuka-shokai.co.jp

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