情報教育と環境
平成9年度からは情報処理教育課程を新たに開講し、情報化時代にこそ必要な心豊かな情操能力と、社会人としての情報処理能力を身に付けた新教養女性の育成を目指している。以下に、金蘭短期大学における情報教育環境と取り組みを紹介する。
表1 ハンドブック目次
学生の課題作成などには、CAI教室以外にも自由に何時でも使用できる自習室を設けている。個人文書の保管フォルダでは、学生一人ひとりのホームフォルダがセキュリティ確保の上で用意されており、全学どのパソコンからでも使用できる。学生は登校すると、インターネットブラウザから自分のホームページを呼出して、今日の時間割を確認したり、先生や友達へのメール、および情報検索のためのサーチエンジンへのアクセスなどを行っている。これはネットワーク上での、もう一つの教室・個人学習室と言える。
写真1 オープンコミュニケーションコーナー
図1 キャンパスネットワークシステム
図2 カリキュラム関連図
<<参考文献>> | |
[1] | 柳瀬優二他「短期大学における情報処理教育体系の提案」 1997.6,経営情報学会 |
[2] | 柳瀬優二他「情報リテラシー教育の取組み1」 1996.9, 第10回私情協大会事例発表 |
[3] | 柳瀬優二他「全学生に対する情報リテラシー教育環境」 1997.9,第55回情報処理学会 |
[4] | 藤尊弘「キャンパスネット利用ハンドブック」 1997.4,金蘭短期大学情報処理教育センター |
文責: | 金蘭短期大学 |
情報処理教育センター長・教授 柳瀬 優二 |