15:30 |
テーマ別自由討議 |
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A |
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ネットワークセキュリティポリシー制定への取り組み |
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課題提起者:伊藤 敦氏(早稲田大学教務部情報企画課) |
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インターネット経由での情報流通が不可欠な時代、大学の教育研究活動のための情報基盤整備に加え、学内外を問わず情報資産に対する機密性、安全性、可用性などを考慮したセキュリティを確保することが重要となってきた。大学の教職員や学生、院生が情報セキュリティに関する十分な認識を持つようにするため、ポリシーを定め教育・研修を行う必要性に迫られている。
本分科会では、昨年度に情報セキュリティポリシーを制定した早稲田大学メディアネットワークセンターの事例をもとに、ポリシーの物理的、人的な対象範囲、実際に制定し運用する際の監査体制、既存の各種規約との関係等の見直しなどについて討議した。
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<キーワード> セキュリティ、ネットワーク運用、コンテンツ管理、個人情報、不正アクセス、情報改ざん、
盗難対策、ポリシー |
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B |
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e-Learningの実践 --Web対応のCAI教材を用いた授業展開-- |
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課題提起者:及川 義道氏(東海大学理学部基礎教育研究室講師) |
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e-Learningは、より充実した教育を実現するための一つの手段として、授業中あるいは授業外などあらゆる場面で活用されているが、e-learningを実現するには、利用目的・方法、教材開発、成績評価、運用等について十分な検討が必要とされる。
本分科会では、一般教養や基礎教育の授業中に個人対応型のe-Learningを活用されている課題提起者より、教員個人レベルによる教材開発や運用、教育効果、成績評価の方法等について紹介いただくとともに、参加者と共に今後のあり方について討議を行った。
<キーワード> e-Learning、Web利用、教材開発、運用、成績評価 |
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C |
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教育支援を目的とするネットワーク環境の構築 |
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課題提起者:北村 了氏(金沢工業大学情報処理サービスセンター) |
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学外への広報から始まったウェブによる情報提供は、学生個人毎の修学情報から教材コンテンツの提供をもカバーして、学習過程を総合的に支援するためのポータルサイトへと発展している。
本分科会では、教育支援を目的とするネットワーク環境構築で先進的な取り組みを続けておられる金沢工業大学の事例について、1)インフラ2)Webシステム、3)コンテンツ(教材、修学情報)の三つのキーワードに沿って、どのように構築し運用に至ったのか、また効率的に教育支援を行うためのコンセプトと現状を説明いただいた。これを受けてネットワーク環境や、提供する情報の多面化、オーサリングや情報入力の過程で遭遇する諸問題について議論を行った。
<キーワード> 教育支援環境、ポータルサイト、修学情報、教材、インフラ(ネットワークなど) |
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D |
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学外講師との連携教育におけるIT利用 |
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課題提起者: |
衣袋 洋一氏(芝浦工業大学システム工学部助教授)
古屋 興二氏(工学院大学工学部教授) |
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「教える教育」から「学ぶ教育」への脱皮が様々な教育分野で図られている。ネットワークを通じて外部資産(教材、卒業生、外部者等)を活用することで、時間と場所に拘束されずに遠隔地の講師からの指導も可能となり、最先端の知識や意見を学生に提供することができる。
本分科会では、このような教育方法を実践されている課題提起者より、外部資産活用による教育効果、運営の問題、今後の課題について紹介いただき、教育分野を問わずこれからの「学ぶ教育」について討議した。
<キーワード> 学外講師の活用、教材、遠隔地教育、e-Learning |
10:00 |
テーマ別自由討議 |
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E |
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ネットワーク利用支援とユーザ管理 |
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課題提起者: |
鳩貝 耕一氏(甲南大学情報教育研究センター助教授)
深堀 太博氏(甲南大学情報教育研究センター事務室) |
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インターネットの普及拡大に伴い、無線LANの導入など大学内の情報ネットワーク 環境も次第に多様化、高度化の傾向にある。一方で、ネットワーク利用者の増加に伴うユーザ管理やユーザ教育のあり方、あるいはトラブルシューティングを含めた利用者支援など、そのための組織体制や規定の制定等を含めて様々な問題が顕在化している。
本分科会では、このようなネットワーク利用支援を取り巻く様々な課題について、甲南大学での具体的事例や教育面あるいは事務局サイドからみた問題点を紹介いただきながら、今後の方向性等について討議を行った。
<キーワード> ネットワーク支援、ユーザ管理、トラブルシューティング、情報倫理 |
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F |
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電子化教材作成の支援組織 |
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課題提起者:入澤 寿美氏(学習院大学計算機センター教授)
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効果的な授業を行うために、テキストや画像だけでなく、音声や映像を活用したマルチメディア教材の編集・制作や、これらを学内Webページに教材資料として掲載して学生がいつでも閲覧可能にすることが多くの大学で行われている。しかしながら、これら電子化教材の作成や情報機器の操作、Webページへの登録・更新・データベース化などは教員個人の自助努力や試行錯誤に負うところが多く、不慣れな教員には多大な負担となっている。これを解決するために、教員に対する専門的なサポートを行う支援組織を学内に設置することが望まれている。
本分科会では、これらの電子化教材作成・管理の支援環境に関して、先進的な大学の実施例を紹介していただき、参加者と共に討議を行った。
<キーワード> マルチメディア教材、Web教材、教材作成支援、 教員向けヘルプデスク・講習会 |
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G |
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高等教育に及ぼすIT化のインパクト --その世界的潮流-- |
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課題提起者:吉田 文氏(メディア教育開発センター教授) |
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高等教育機関の海外事情に詳しい課題提起者の吉田 文氏より、「教育の情報化」 について海外(特に、米国)の最新動向やその実態(日本の大学にとっての参考事例、一方で失敗事例やIT化の限界など)、並びにIT化への取り組み課題について紹介を受け、その後、分科会参加者との双方向での議論を行った。日本の大学における「教育の情報化」にかかわる諸課題を浮き彫りにしながら、問題解決のためのヒントや問題の共有化を図った。
<キーワード> 海外の大学の最新動向、e-learning、遠隔教育、バーチャルユニバーシティ、リメディアル教育、教養教育、FD、学校文化 |
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H |
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リテラシー教育 --新たな展開に向けて-- |
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課題提起者: |
和田 悟氏(明治大学政治経済学部助教授・情報科学センター)
濱谷 英次氏(武庫川女子大学情報教育研究センター長) |
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平成15年度4月から全国の高校で新教科「情報」の教育が始まっており、平成18年度には、こうした教育を受けた生徒が大学生となる。現在、大学・短大では情報教育を行うことは日常化しているが、学生の理解内容やスキルは入学時に相当多様化している。この現実を踏まえ、大学生として不可欠な情報に対する理解、スキル、態度などを個々の学生の能力を踏まえつつ如何に育成するかが、情報リテラシー教育の課題になる。
本分科会では2つの大学の取り組み事例を紹介いただき、情報リテラシー教育の課題と展望について討議した。
<キーワード> 情報リテラシー、教科「情報」、情報スキル、情報倫理、情報活用能力、問題解決能力 |