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全体討議「サイバー・キャンパス実現に向けての取り組みを考える」 |
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パネリスト: |
戸高 敏之会長(同志社大学理工学部教授) |
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齋藤 信男常務理事(慶應義塾常任理事) |
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井端 正臣事務局長(社団法人 私立大学情報教育協会) |
司 会 : |
向殿 政男常務理事(明治大学理工学部長) |
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はじめに事務局より、本協会が提唱するネットワークによる大学連携(サイバー・キャンパス・コンソーシアム)の活動状況と教員参加状況について報告・説明され、とりわけファカルティディベロップメントの研究として、本事業の重要性が述べられた。また、本協会で実施する電子著作物権利処理事業について、概要とメリットが説明され、システムの一部が紹介された。この他、大学が作成に関与した著作物についての大学・教員間の権利の持ち分など、著作物の取り扱いに関する学内ルール策定を促進するため、モデル規程が紹介され、著作権処理事業への積極的な大学の参加が呼びかけられた。 |
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基調講演、事例紹介、本協会事業説明を踏まえて、教育改善のための一つの手法としてのe−ラーニングの重要性についてフロアを交えた意見交換が行われ、サイバー・キャンパス実現のため、大学としての支援体制への取り組みについて理解が呼びかけられた。 |
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最後に、討議を踏まえて以下の決議を行った。 |
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一、 |
我々は、ネットワークによる大学連携、企業等との連携を通して、社会、世界に通用する授業の実現に努力する。 |
一、 |
我々は、教育の情報化を促進するため、教員、職員一体の教育支援の構築に努力する。 |
一、 |
我々は、大学における知的財産(著作物)に関する権利の取り扱いについて早急に検討を始めるよう努力する。 |
一、 |
我々は、教育コンテンツの充実を期すため、教育に必要な情報の提供について企業・関係機関、専門家等の協力の実現に努める。 |
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