JUCE 社団法人 私立大学情報教育協会
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平成18年度 大学教育・情報戦略大会 開催報告

日 時 平成18年9月5日(火)・6日(水)・7日(木)
場 所 アルカディア市ヶ谷(東京、私学会館)
     
主  催 社団法人 私立大学情報教育協会
後  援 文部科学省
     
開催趣旨 大学の教育・研究、管理運営の基盤環境としてのITの戦略的活用について共通理解を深めるため、大学 経営管理の責任者、教職員を対象に、ファカルティディベロップメント、スタッフディベロップメント、 教育支援等の大学としての組織的取り組み、ITを活用した教育事例、知的資産の教育利用と著作権問題、 セキュリティ対策、学生サービスの取り組み等の情報を提供することを目的とする。
     

参加対象

国公私立大学・短期大学の教職員、賛助会員(企業)
参加者数 422名(168大学、23短期大学、賛助会員 17社)


 9月5日(火) 会場:3F富士

10:00 開会挨拶  
  社団法人 私立大学情報教育協会 戸高 敏之会長

10:10 ●基調講演  
  「問われる大学教育の質」
大南 正瑛氏 (学校法人立命館理事)

大学に求められる教育の質保証と、それを実現するための教職員の資質開発をどのように取り組んでいくべきか、これからの大学改革に不可欠な基本戦略を提案いただいた。

●事例紹介  
 教員の教育能力や職員の教育業務の能力を開発するため、様々な取り組みをされている大学より事例を紹介いただき、教育改善のために効果的な能力開発について考えた。
11:00 「教育業務としての職員の能力開発への取り組み」
篠田 道夫氏(日本福祉大学常任理事)

戦後最大の大学危機乗り切りにはトップの経営戦略に基づく経営力強化が不可欠である。ポイントは教育業務のプロとして職員の開発・創造力や事業経営力を養うことである。
新しい型の職員育成のため学術専門職員などの新しい発想の人材育成制度が求められる。
事例として日本福祉大学の長期5ヶ年計画の大学評議会や執行役員制などが講演された。

11:30 「教育力向上を目指したファカルティ・ディベロップメントの取り組み」
阿部 和厚氏(北海道医療大学 FD委員長、心理科学部長)

FD指導の先駆者としての阿部氏の体験から全員参加型のワークショップ型が重要で、この観点で、北海道大学や北海道医療大学のFD実施状況や改善の実例報告がされた。
FDの効果的運営は、学長や学部長の意識と職員参加型のリーダーシップが欠かせない。それに加えて学生や市民の参加による効果を挙げる取り組みを紹介された。

12:05 高木  功氏(創価大学 教育・学習活動支援センター運営委員、教授)

理念として、FDは教育支援を含めた包括的なアプローチが必要。
個々の教員レベルだけでなく全学上げて取り組むべき課題であることを示された。
最終目標はカリキュラム改革に連動する必要があり、価値創造を目指す人間教育としての創価大学では、この視点にたち「教育・学習活動支援センター(CETL)」が報告された。

12:40 休憩(60分)

●事例紹介
「学内情報の管理とセキュリティ対策」
 情報管理の現状や問題点、セキュリティ対策の重要性などを解説した上で、セキュリティポリシーの実現や徹底、学内研修・指導、技術的対策など、大学の取り組みを紹介いただいた。
13:40 <導入>
向殿 政男氏(情報セキュリティ研究講習会運営委員会担当理事、
教育・情報戦略大会運営委員長、明治大学理工学部長)

学内情報の管理とセキュリティ対策はまさに大学の情報戦略の重要なキーポイントの一つである。大学内の大量の個人情報は社会的な責任からも管理しなければならず、手順と方法が必要とされる。この問題点や対策などについて解説していただき、次の講師へお話をいただいた。

13:55 <解説>
鳴門教育大学
藤村 裕一氏(総合学習開発講座助教授)

情報セキュリティに関する豊富な経験に基づき講演が行なわれた。
詳細なチェックリストが提示され、聴衆に対して5項目からなる簡易質疑が行なわれた結果大部分の大学において相当の甘さがあることがその場で明らかになった。
セキュリティの問題は人的要素が多く、ハンドブックの配布のみでなくトップダウンによる意識改革と現場に即した取り組みが肝要であることが強調された。

14:20 <事例紹介>
日本福祉大学
黒瀬 友行氏(情報ネットワーク課)

日本福祉大学の紹介に続き、そこでの情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)が事例として紹介された。
外部のコンサルタントも導入してISMSの戦略が策定された。情報セキュリティ委員会は学長を委員長とし、2003年度より開始、PDCAサイクルの中で毎年改善してきている。

14:45 休憩(15分)

15:20 ●紹介  
「知的財産の教育利用と著作権 〜報道機関の知的財産の教育利用〜」

IT技術の普及に伴い、大学においても、e-learning等を活用した授業法が取り入れられつつある。この様な現状をふまえ、放送番組や新聞記事等の学外の知的財産の教育利用について、許諾を得る必要があるのはどの様な場合か、報道機関の現在の対応や今後の展望が紹介された。
その後のパネルディスカッションでは、電子著作物の利用許諾手続きの簡素化に著作物掲載許諾システムが貢献できる可能性について紹介があり、今後著作権者と利用者が歩み寄り、電子著作物を利用しやすいように法律を変えていく必要があるとの結論に至った。

日本放送協会 梶原  均氏(ライツ・アーカイブスセンター副部長)
毎日新聞社 中田 彰生氏(法務室知的財産管理センター委員)
読売新聞 川内 友明氏(グループ本社社長室知的財産担当)
 

16:15 終了


 9月6日(水)

  ●大会発表(104件)
  *発表者名は氏名の都合上、発表代表者名のみ掲載しています。
 会場は6会場で同時開催した。
 
発表 番号 分野 発表タイトル 発表
代表者名
大学名
10:00 A-1 教育戦略 文系私立大学における情報活用形態を意識した情報システムの構築事例 井上 清一 金沢星稜大学



西
10:20 A-2 教育評価 ストリーミング配信を活用した授業公開・評価の研究 小田切 真 常葉学園大学
10:40 A-3 教育評価 教室における座席行動からみた学生による授業評価結果の比較分析 松村 有二 産業能率大学
11:00 休 憩(10分)
11:10 A-4 教育評価 情報教育における学習効果の調査 −大学入学前情報教育について− 小堺 光芳 立正大学
11:30 A-5 教育戦略 教員のセキュリティ意識に関する調査 八木 昭宏 関西学院大学
11:50 A-6 教育戦略 大学での情報基礎教育とは 今堀 洋子 追手門学院大学
12:10 賛助会員展示会出展紹介
12:40 休 憩(60分)
13:40 A-7 教育戦略 ものづくりとコトづくりのためのイノベーションと創造的システム設計 能勢 豊一 大阪工業大学
14:00 A-8 教育戦略 ICTを活用したビジネス教育戦略に関する研究 林 雄太郎 大阪キリスト教
短期大学
14:20 休 憩(10分)
14:30 A-9 教育方法 PowerPointと16分割プロジェクターを活用した学生参画型授業改善実践 清水 亮 三重中京大学
14:50 A-10 教育方法 ビジュアルを通じたバイリンガルによる専門科目教育 汪 正仁 立命館アジア
太平洋大学
15:10 A-11 教育方法 EMアルゴリズムを用いた試験得点分析 神谷 達夫 京都創成大学
15:30 休 憩(10分)
15:40 A-12 教育方法 エクセル使用を前提とした数学教育のあり方 渡辺 信 東海大学
16:00 A-13 教育方法 情報処理資格試験対策講座へのホスピタリティ教育導入と企業の評価 白澤 秀剛 東海大学
16:20 A-14 教育方法 FPGAを搭載したディジタル回路教育のための演習基板開発 小田井 圭 湘北短期大学
16:40 休 憩(10分)
16:50 A-15 教育方法 大学教育におけるナレッジマネジメント−ITを活用した「知識スパイラル法」− 中田 行彦 立命館アジア
太平洋大学
17:10 A-16 教育方法 授業支援型e-Learningシステムを利用した理工系ESP教育の試み 山本 英一 関西大学
17:30 A-17 教育方法 理数系少人数教育のためのe-learningシステムの開発 本田 宏隆 東京理科大学
10:00 B-1 教育連携 IC3を活用した専門学校生との連携による服つくりの可能性 加藤 素子 名古屋学芸大学



10:20 B-2 教育連携 日米間大学院のプロジェクト型演習の実施環境 佐久田 博司 青山学院大学
10:40 B-3 教育連携 eラーニングによるビジネス教育システムを活用した教育連携 柳田 義継 横浜商科大学
11:00 休 憩(10分)
11:10 B-4 教育連携 キャリアアップ講座―産官学連携によるeラーニング学習コンテンツ作成の事例報告 竹内 治彦 岐阜経済大学
11:30 B-5 教育連携 インターネット利用・緊急地震速報を用いた学内地震減災システムの実証実験 澤口 隆 湘北短期大学
11:50 B-6 教育連携 Wikiを用いた学部サイトの運営 佐野 彰 九州産業大学
12:10 賛助会員展示会出展紹介
12:40 休 憩(60分)
13:40 B-7   発表中止    
14:00 B-8 教育連携 明薬サイバーキャンパス・優良な薬剤師教育支援システム 日野 文男 明治薬科大学
14:20 休 憩(10分)
14:30 B-9 医歯薬系 学内LANによる画像教材の配信と病理診断学における学習効果の検証 佐藤 かおり 日本歯科大学
14:50 B-10 医歯薬系 既存の一般用ビデオ機器を活用した薬学化学系実習IT化の実践 林 英幸 北海道医療大学
15:10 B-11 医歯薬系 医療薬学実習におけるIT活用 西方 真弓 武庫川女子大学
15:30 休 憩(10分)
15:40 B-12 医歯薬系 歯科大学におけるIT化への全学的取り組み−学生教育を中心に− 黒岩 昭弘 松本歯科大学
16:00 B-13 医歯薬系 医療系大学学生に対する情報セキュリティ対策の試み 津村 宏 東京医療保健大学
16:20 B-14 医歯薬系 某看護実習施設における看護・介護職種別自己価値観の概念と適応との関連 島田 久代 松本短期大学
16:40 休 憩(10分)
16:50 B-15 eラーニング シミュレーション型実習教材を活用した社会福祉実践教育の進め方 戸塚 法子 淑徳大学
17:10 B-16 eラーニング 非常勤講師から見た大学間e-ラーニング格差 峰内 暁世 上智大学
17:30 B-17 eラーニング 講義支援システムGOALSの利活用状況とその効果 佐藤 大輔 北海学園大学
10:00 C-1 携帯電話 携帯電話を用いた授業支援システムの授業評価 松永 公廣 摂南大学



西
10:20 C-2 携帯電話 携帯電話や携帯ゲーム端末を利用したビデオキャスティングによる教材提示の試み 守 啓祐 九州共立大学
10:40 C-3 携帯電話 携帯電話を併用した遠隔教育システムの提案 竹本 賢太郎 甲子園大学
11:00 休 憩(10分)
11:10 C-4 携帯電話 携帯電話mラーニングによる学生参加型授業の実践 斎藤 奈保子 秋草学園短期大学
11:30 C-5 携帯電話 携帯電話を利用したe-learningシステム 長谷川 旭 名古屋文理大学
11:50 C-6 携帯電話 携帯電話を用いた体育大生の授業・課外活動支援システム 石原 英樹 日本女子体育大学
12:10 C-18 携帯端末 学生実験における各種学生情報の効率的な収集・管理・開示システムの構築 遠藤 拓 日本大学
12:30 賛助会員展示会出展紹介
12:40 休 憩(60分)
13:40 C-7 携帯電話 携帯電話ホームページによる学生支援システムの制作とその実践 山本 正八 浅井学園大学
14:00 C-8 携帯電話 携帯電話を利用した授業支援システムの開発と運用 岡田 勇 創価大学
14:20 休 憩(10分)
14:30 C-9 出席管理 出欠記録システムとマークシート方式小テストによる出席・成績管理 伊藤 明彦 鹿児島国際大学
14:50 C-10 出席管理 ICカードを利用した双方向型対話授業の試み 小柴 達美 産業能率大学
15:10 C-11 出席管理 PDAを用いたオンライン電子教務手帳の開発 中尾 剛 いわき明星大学
15:30 休 憩(10分)
15:40 C-12 情報推進 RFIDを活用した図書館総合システム 池内 和恵 女子栄養大学
16:00 C-13 情報推進 小規模大学における情報化推進の取り組み 松岡 英里奈 九州ルーテル
学院大学
16:20 C-14 情報推進 デジタルノートテイクによる障害学生への情報保障の取り組み 佐藤 匡 吉備国際大学
16:40 休 憩(10分)
16:50 C-15 情報推進 コース管理システムを活用した教育の支援と普及 渡辺 博芳 帝京大学
17:10 C-16 情報推進 NetbootによるセキュアなPC演習室の構築と、Win,Mac,UnixのマルチOS環境の実現 藤井 寛 東京経営短期大学
17:30 C-17 情報推進 ハイパー・デジタル・インターフェース(hydi)のコンセプトとシステムデザイン 境 一三 慶應義塾大学
10:00 D-1 情報教育 大分県における情報教育の進展とその推進を目的とした教員の活動 凍田 和美 大分県立芸術文化
短期大学




10:20 D-2 情報教育 教科「情報」の修得内容に関する実態調査−図書館情報学科新入生を対象として− 小林 久恵 愛知淑徳大学
10:40 D-3 リテラシ 操作速度によるコンピュータ演習科目クラス編成 矢島 彰 大阪国際大学
11:00 休 憩(10分)
11:10 D-4 リテラシ コンピュータリテラシー教育における文字入力方法の検討(2) 吉岡 亨 日本工業大学
11:30 D-5 リテラシ 理工学系コンピュータリテラシーにおける試み −持ち歩け個人情報・持ち歩け個人ツール− 伴 周一 日本大学
11:50 D-6 リテラシ 全学的なノート型パソコンの貸与と学習支援 河野 稔 兵庫大学
12:10 D-18 リテラシ 情報教育における学習環境の影響と学生の意識−Excel の場合− 友永 昌治 立正大学
12:30 D-19 リテラシ 情報教育環境の向上を目指した習熟度クラス編成と学習環境 前野 博 中京女子大学
短期大学部
12:50 休 憩(50分)
13:40 D-7 リテラシ デモソフトを活用した教材作り 岸川 洋 九州情報大学
14:00 D-8 リテラシ 医療系大学における情報リテラシー教育のあり方について 大塚 敬義 国際医療福祉大学
14:20 休 憩(10分)
14:30 D-9 eラーニング CEASを利用した情報リテラシー教育の実践 久次米 利彦 産業技術短期大学
14:50 D-10 eラーニング Linuxとe−learningを用いた情報基礎教育の試み 新村 太郎 熊本学園大学
15:10 D-11 eラーニング 理工系学部における人文社会系少人数クラスのe-Learning的展開 村上 学 東京理科大学
15:30 休 憩(10分)
15:40 D-12 プログラミング 数式表現図形を用いた芸術系領域のプログラミング教育 武村 泰宏 大阪芸術大学
16:00 D-13 プログラミング ロボットシミュレーションによるオブジェクト指向プログラミング学習教材の開発 高山 文雄 いわき明星大学
16:20 D-14 プログラミング XMLを活用したフローチャート学習教材の開発 中井 哲夫 大阪国際大学
16:40 休 憩(10分)
16:50 D-15 プログラミング 日本語プログラミング言語「なでしこ」を用いたプログラミング教育の実践 山田 耕太郎 比治山大学
17:10 D-16 プログラミング Javaプログラミング演習におけるLMS利用の効果と今後の課題 山本 富士男 神奈川工科大学
17:30 D-17 プログラミング プログラムレポートの採点を補助するシステムの試作 栗野 俊一 日本大学
10:00 E-1 遠隔教育 インターネットを利用した国際遠隔授業 柳沼 寿 法政大学



西
10:20 E-2 遠隔教育 リモートラボによる実践的ネットワーク技術者教育 須田 宇宙 千葉工業大学
10:40 E-3 遠隔教育 遠隔教育におけるバーチャルリアリティを用いた空間構築 櫻井 広幸 立正大学
11:00 休 憩(10分)
11:10 E-4 遠隔教育 模擬株主総会ストリーミング配信の試み 韓 尚秀 大阪国際大学
11:30 E-5 遠隔教育 遠隔教育システムを用いたGIS教育システムの構築 酒井 聡一 立正大学
11:50 E-6 マルチメディア デジタルコンテンツ制作におけるフリーウェアの活用 大久保 成 慶應義塾大学
12:10 賛助会員展示会出展紹介
12:40 休 憩(60分)
13:40 E-7 マルチメディア 数学の学習を支援するマルチメディア教材の開発 佐藤 宏一 北海道工業大学
14:00 E-8 マルチメディア 映像編集実践課題としての4分動画の利用 岩崎 敏之 湘北短期大学
14:20 休 憩(10分)
14:30 E-9 マルチメディア 大学の数学教育におけるマルチメディア教材の活用法 山本 修一 日本大学
14:50 E-10 マルチメディア バーチャル創造館-プロジェクトマネージメントの能力を高めるための新情報教育- 丸山 有紀子 東海大学
15:10 E-11 マルチメディア マルチメディア教育を支援する情報設備・環境 日比野 政彦 安田女子大学・
短期大学
15:30 休 憩(10分)
15:40 E-12 語学系 PC利用練習帳付きサンスクリット語入門 橋本 哲夫 種智院大学
16:00 E-13 語学系 インターネットを用いた英語学習方法 松浦 宏之 太成学院大学
16:20 E-14 語学系 大学英語授業でのグループ活動による自律的相互学習の効果検証を目指して 原田 康也 早稲田大学
16:40 休 憩(10分)
16:50 E-15 語学系 英会話能力の一測定法 加藤 佐和子 文京学院
17:10 E-16 語学系 WEBを活用した多読と英作文の指導―グレーディドリーダーズのデータベースの構築― 北尾 謙治 同志社大学
17:30 E-17 語学系 コンピュータとネットワーク利用授業−英語を中心とした授業での試み− 川端 淑子 山陽学園大学
10:00 F-1 eラーニング ダンス教育におけるe-Learningの活用 徳家 雅子 武庫川女子大学



10:20 F-2 eラーニング 専用サーバを用いた音楽教育支援システムの開発 荻原 尚 武蔵野学院大学
10:40 F-3 eラーニング 全寮制教育におけるチューター制度でのe-learningシステムの活用 竹内 謙 東京理科大学
11:00 休 憩(10分)
11:10 F-4 eラーニング 小規模短期大学におけるe-Learningへの取り組み 清水 憲二 東京文化短期大学
11:30 F-5 eラーニング ストリーミング配信を利用したUNIX教育の実践 佐藤 清次 産業技術短期大学
11:50 F-6 Web教材 講義科目における講義コンテンツの活用とペーパーレス試験 中井 秀樹 京都創成大学
12:10 賛助会員展示会出展紹介
12:40 休 憩(60分)
13:40 F-7 Web教材 eラーニングを活用した教材作成とその運営について 雑喉 隆宏 園田学園女子大学
14:00 F-8 Web教材 物理e-learningのための教材開発モジュールの設計 高見 友幸 大阪電気通信大学
14:20 休 憩(10分)
14:30 F-9 Web教材 工学基礎教育における分り易く親しみ易いウェブ教材の開発 福田 一郎 金沢工業大学
14:50 F-10 Web教材 建築設計基礎教育における透視図描画法習得のための自習用Web教材の開発 山口 勝巳 武蔵工業大学
15:10 F-11 Web教材 基礎数理のためのWeb教材の開発と利用について 松岡 史和 金沢工業大学
15:30 休 憩(10分)
15:40 F-12 Web活用 対面授業を重視した人文系単科大学における授業支援システムの開発 杉原 秀明 京都文教大学
16:00 F-13 Web活用 マルチメディアシラバスと連動した授業ポータルサイトの構築と運用 川合 治男 東京成徳大学
16:20 F-14 Web活用 ITによる栄養士実習教育支援の取り組み 中島 美雪 東京文化短期大学
16:40 休 憩(10分)
16:50 F-15 Web活用 AjaxによるGIS導入教育Webアプリケーションについて 大隣 昭作 東和大学
17:10 F-16 Web活用 人数制限を設けた科目のwebによる履修登録方法について 細谷 聡 新島学園短期大学
17:30 F-17 Web活用 参加型オンラインデータベースの構築と幼児教育への応用 青木 章彦 作新学院大学
女子短期大学部


●展示会(約40社) 9月6日(水)11:00〜7日(木)16:30開催
  教育支援システムや学生サービス業務、ネットワーク環境、セキュリティ対策など、大学に関連した製品やシステムを、当協会の賛助会員企業が出展した。
出展企業名、出展内容 こちら
 

 9月7日(木) 5F大雪

●事例紹介  
「教育支援への取り組みと学内体制」
 教育改善のための教育支援(教材開発、授業支援、授業設計支援)、学習支援(教育システム開発、指導)への様々な取り組みとして、学内体制や支援内容などを大学より具体的に紹介いただいた。
10:00 帝京大学
武井 惠雄氏(ラーニングテクノロジー開発室室長)

当初は数人の有志教員グループの取り組みプロジェクトが、数年後の2003年10月には大学組織としてラーニングテクノロジー(LT)開発室として全学の取り組みになった。LT開発室は「LTコンサルテーション」「教材開発支援」「LTヘルプデスク」などの業務を行い、教員サイドにも学生サイドにも効果が上げられた。

10:35 関西国際大学
山下 泰生氏(副学長)

多様な学生への支援の為全学的な組織体制が構築された。
その中核となる学習支援センターはPDCAサイクルを用いて学習プログラムを作成。
ショートプログラムや特別課題さらには正規の授業へと発展させている。
また、欠席率に基づく指導・保護者への連絡等の学習指導やキャンパスマイレージ(教育活動成果に対する評価制度)など学習動機付けを図っている。

11:10 東海大学
中津川 平伍氏(教育支援センター教育支援課課長)

1991年の大学設置基準の大綱化(規制緩和)を利用し建学の精神実現を目指した。
自己点検評価、改革施策立案、FD推進機関の設立を経てカリキュラム改革に取り組む。
教育支援センターを2001年に設置し他部署と連携し一元で教育支援のための業務を執り行っている。

11:45 展示会 出展内容紹介

12:15 休憩(75分)

●事例紹介  
「個人認証の技術動向と導入事例」
 個人認証技術の動向を企業より紹介いただくとともに、セキュリティ対策の一環として、個人認証の技術を導入されている大学より、導入目的、方法、コストなど事例を紹介いただいた。
13:30 <個人認証の技術動向>
株式会社日立製作所 村上 秀一氏
(コンシューマ事業統括本部ユビキタスシステム事業部部長代理)

13:50 <てのひら静脈認証: 千葉工業大学>
千葉工業大学  小川 靖夫氏(教務課課長)

14:20 <顔認証: 日本女子大学>
日本女子大学 小舘香椎子氏(理学部教授)
渡邉恵理子氏(非常勤講師)

14:50 休憩(10分)

●事例紹介
「学生サービスのためのICカード導入」
 ICカードや携帯電話を利用した学生証の導入と、出席管理、電子マネーなど学生サービスの展開について事例を紹介いただいた。
15:00 神奈川工科大学  貝瀬 亙 氏(総務部事務システム課長)

15:30 芝浦工業大学   石井 博文氏(理事、学事部長)

16:00 終了

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