13:30 |
|
|
分科会B−1 |
|
「文科系教育におけるFDとIT活用」 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
文科系教育におけるFDおよびIT活用授業の一つの事例として、教育改善の考え方、効果的な教育モデルなどを中心にして、その実践事例を紹介しました。教育現場での課題(教育プログラムのねらいと受講者の意図とのミスマッチ)を明らかにし、その上で、教育改善のための授業設計・授業開発・運営の改善方策などについて検討しました。さらに、Webを活用した入門授業についてもその概要を紹介した。本事例は文科系教育での教育改善のプロセスとして参考になると考える。
キーワード:授業設計、授業モデル、教員と学生のミスマッチ解消、eラーニング |
|
|
|
|
分科会B−2 |
|
「専門教育における産学連携」 |
|
|
|
|
|
講師: |
金子 満氏(東京工科大学メディア学部教授)
三上 浩司氏(東京工科大学メディア学部講師)
山路 和紀氏(東京工科大学兼任講師、(株)プレミアムエージェンシー代表取締役社長) |
|
|
|
|
|
産業界と大学との教育の産学連携の事例が出始めている。講義とプロジェクト演習を効果的に組み合わせた特色あるカリキュラムに、これまでの大学教育では事例の少ないゲーム制作という軸を加えている。大学の持つ専門的な制作技術と、産業での実例の双方による共同プロジェクトを行うことで、学生は大学内において、インターンシップやOJT以上の貴重な実体験を得ることができる。本事例はゲーム制作の人材育成を目指したものであるが、企画・設計・開発・運用(評価)という開発プロセスを俯瞰的に扱っていることから、ゲーム制作以外の他分野における物作りやシステムに共通する教育実践例としても参考になると考える。
キーワード:専門教育、産学連携、動機付け教育、即戦力の養成、プロジェクト演習 |
|
|
|
|
分科会B−3 |
|
「重層的な学習支援の取り組みと支援環境の整備」 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
学生の自立性を高める工夫として、日本初の学習支援センターでは、学生の進路、職業観などを大学として一人ひとりの学生に聴取し、学生の希望に沿った学習活動が実現できるようにポートフォリオを作成し、到達能力をベンチマークテストで自己確認するなど、自律的な学習を促進するための取り組みを行っている。具体的には、学習成果の到達度をポイント化してキャンパス・マイレージ制度で学習奨励金を提供したり、学習支援の内容をデータベース化を通じて、新しいカリキュラムの創出を行っている。これらの取り組みについて具体的に紹介された。
キーワード:自立的学習支援、学習ベンチマーク、eポートフォリオ、学習成果のポイント付け |
|
|
|
|
分科会B−4 |
|
「理工系教育におけるFDとIT活用」 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
理工系教育は、学生の興味やモチベーションの低下、忍耐力の低下により、授業の実施に支障をもたらしている。これらの問題を解決するため、教員と学生双方による協調型教育が求められてきている。実社会と連携したプロジェクト学習、チーム学習において学生自身に不足している学習を気づかせ、学習意欲の持続化する。現場の映像を見せるなどして、モチベーションの持続化を図る。このような目標を達成するための一つの教育モデルとして、本協会の機械工学教育IT活用研究委員会では、コアカリキュラムを設計し、教育改善のための授業設計・開発・運営の方向性について検討してきた。本分科会では、ITを活用した授業モデルの事例紹介を行った。本事例は理工系教育での教育改善プロセスとして参考になると考えられる。
キーワード: IT教材、eラーニングシステム、協調型教育、モチベーション教育
|
|