平成17年度大学情報化職員研修会 全体会について 本研修会の主旨を共通理解するために、講演等を実施します。
帝塚山大学では,『広い国際的視野の上に、日本人としての深い自覚と高い識見を持 ち、社会の要請に応え得る教養と創造力を備えた人材の育成』を理念とし、この理念を実現するため、ITを活用した教育学習方法の工夫と改善に取り組んでき ている。2004年には特色GP,現代GPに採択されるなど、大学の独自性を発揮して効果的な教育の実現のため邁進している。特にTIESと呼ばれるe- Learningが著名である。帝塚山大学では、なぜこうした取り組みが必要だと判断したのか、その実現のためにどのような方針、体制で臨んだのか、そし て職員はどのように関わったのかについて、大学副学長としての立場から講演していただく。
私 情協で昨年全ての加盟校教員を対象に実施した授業改善調査の結果を元に解説を行う。大学教員が授業で感じている問題点(例えば、「学生の基礎学力不足」、 「組織的支援がない」、「シナリオ作りの必要性」など)について、回答結果をもとに解説する。ITを使用するか否かに関わらず多くの教員は「学ぶことの動機 付けを徹底し、学生が主体的に学ぶ授業」を持ちたいと考えている。 また、一大学では解決できない課題について、私情協の取り組みである大学連携や産学官連携、電子著作物の権利処理などを紹介する。 社団法人私立大学情報教育協会 |