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大学DX化に向けた取組みを考える

開催趣旨

 学修者本位の教育への転換、質の向上を目指した新しい学びの創出、学修成果の質保証に向けた教学マネジメント確立の対応が急がれています。
 ICTを駆使して教育の手法や仕組み、教職員の意識改革、学生ひとり一人に応じた学修支援を大学全体の問題として捉え、教育改革DX、学生支援改革DX、業務改革DXに向けた取組みを着実に実行していくことが課題となっています。
 そこで本研究講習会では、DX化に向けた取組み情報を提供し、その上でフリーディスカッションを行うコースと、大学改革を目指したDXの構想案を提案するグループ討議のコースに分けて、DXへの取組みと課題について理解の深化を図ります。

受講対象者

 私立大学・短期大学に所属する職員
 賛助会員企業の社員(1日コースのみ)

日程

(1)1日コース:情報提供とフリーディスカッション
      11月15日(火) 9時30分〜15時30分
(2)2日コース:情報提供とグループ討議
      11月15日(火) 9時30分〜17時、16日(水)9時30分〜17時
  ※ 1日コースと2日コースの設定があり、どちらかを選択して参加いただきます。
  ※ 各コースの詳細は、タイムスケジュールを参照ください。
  ※ 情報提供は両コース共通です。

会場

オンラインによるテレビ会議室(Zoom使用)とします。

申込方法

  「申込書」に記入いただきFAXまたはメール添付にて申込みください。
  締切は11月8日(火)ですが定員に余裕があれば受け付けますので問い合わせください。
  FAX:03-3261-5473 Mail:info@juce.jp
  ※ オンライン開催のため、一週間前にテレビ会議室専用のURLをメールでお送りします。
  ※ 今回は、講習資料をテレビ会議室専用ページへの掲載のみとし、紙資料集を作成・郵送しませんのでご了承ください。

参加費(税込)

  1日コース:加盟校1 名につき10,000円 /非加盟校1 名につき20,000円
  2日コース:加盟校1 名につき15,000円 /非加盟校1 名につき30,000円
    加盟校情報はこちらをご覧ください。

参加費の支払い

 11月7日(月)までに銀行振込によりお支払いください。
<振込先>
りそな銀行 市ヶ谷支店 普通預金口座
口座番号: 0054409
名 義 人: 私情協
         シジョウキョウ
※一週間前にテレビ会議室専用のURLをメールでお送りした後のキャンセルはできません。この場合、参加費の返金は致しませんのでご了承ください。

プログラム概要

1.情報提供 15日9:30〜13:45

  (1)開会挨拶
        山名 早人 氏(早稲田大学理事、運営委員会担当理事)
  (2)イントロダクション「大学改革DXに向けた職員の役割」
        木村 増夫 氏(上智学院理事、運営委員会委員長)
  (3)LMSの高度化と学修データ統合システムによる学修者本位の教育の実現
        熊本 悦子 氏(神戸大学情報基盤センター教授)
  (4)教育DXに向けたスマートキャンパス構想
        藤田 高夫 氏(関西大学副学長)
  (5)学修課程・成果の可視化を目的とした医療系の学びにおけるDX推進
        瀬戸 僚馬 氏(東京医療保健大学学長戦略本部教授)
  (6)大学体験価値モデルの創造を目指して
        寺澤 武 氏(桜美林大学学長室)
  (7)創造的業務への移行を目指したRPAの活用・効果
        三原 あや 氏(立命館大学財務部財務経理課長)
  (8)大学データの収集・前処理から分析、結果の共有まで:そして価値創造へ
        鎌田 浩史 氏(上智学院IR推進室チームリーダー/上智大学基盤教育センター非常勤講師)
  (9)サイバー攻撃のリスクとセキュリティ対策の基礎知識
        松坂 志 氏(情報処理推進機構セキュリティ対策推進部標的型攻撃対策グループ)

2.フリーディスカッション(1日コース)15日13:55〜15:30

  部門・大学規模などを参考にグループ分けを行い、情報提供の関心ある課題について各参加者から感想・意見を受け、自由な討議の場を設定します。

3.グループ討議(2日コース)15日13:55〜17:00、16日9:30〜17:00

  グループ討議では、①教育改革に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)、②学生支援改革に向けたDX、③業務改革に向けたDXについて、具体的な課題を絞り込み、自らがどのように関与すべきか、ICTを道具として利活用した望ましい改善案の提言作りを行い、グループ発表・相互評価を通じて、主体的な考察力、イノベーションに取組む姿勢の獲得を目指します。

(1)事前研修
  グループ討議に向けて、グループ内での事前意識合わせを行うため、事前に自己紹介シートを交換いただきます。
(2)情報提供の振り返り
  情報提供で特に重要と思った内容についてホワイトボードに記入し、ICTを利活用する意義・重要性についてグループ内で共有します。
(3)課題の洗い出し、解決策の構想を書き出し
  教育改革に向けたDX、学生支援改革に向けたDX、業務改革に向けたDXの観点から、社会の変化に対応した大学教育・大学運営の在り方について、課題の洗い出し、解決策の構想を書き出し、Webに掲載して掲示板で意見をうかがいます。
(4)発表・相互評価
  掲示板の意見を踏まえて振り返りを行い、解決策の実現可能性を含めて構想をとりまとめ、オンラインで発表し、意見交換を行います。
(5)事後研修
  グループ討議の成果、本講習会に参加して獲得したこと、今後ICTをどのように業務に活かしていくか等についてとりまとめたレポート(Web回答)を11月30日(水)までに提出していただきます。

お問い合わせ

 公益社団法人私立大学情報教育協会事務局
  〒102-0073千代田区九段北4-1-14 九段北TLビル4F
  TEL:03-3261-2798 FAX:03-3261-5473