2006.6.23
平成18年度
講 習 概 要
テーマ: 情報管理の重要性と現状認識
教育の情報化の進展に伴い、大学に修学指導、進路・キャリア支援、経営戦略、自己点検・評価、教育・研究資料など、貴重な情報資産が蓄積されつつあり、その有効活用が大学の教育・研究活動、経営活動の成否に大きく影響するところとなってきています。
それには、情報を利活用する教職員、学生が安全な環境の中で使用できるように、大学が組織的に情報の管理・運用について対策を講じておくことが不可欠であります。
そこで、情報管理の問題を参加者全員が共通理解するために、守るべき情報資産の範囲や内容について、大学の事例をもとに研究を行うとともに、危機管理意識の欠如を確認し、講ずべき対応策の課題と修得すべき技術について整理します。
下記A-1コース、A−2コース参加の方は、全体会終了後、本分科会に参加していただきます。
テーマ: 情報管理の危機的状況打開のための政策課題と環境課題
情報管理の破綻事例や種々の情報漏洩に関する事例を取り上げ、解決のための基本的な方針を確認し、具体的なコースの検討事項について整理します。
(サブテーマ)
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テーマ: 大学が組織的に取り組むべき情報管理政策
対象者
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情報のセキュリティ確保や情報管理に関しての責任者、学内の事務部門の責任者および責任者に準ずる方。
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内容
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学内の情報管理を含めたセキュリティ問題の政策面における問題について理解を深めます。
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(サブテーマ)
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教職員・学生に対する情報取り扱いの留意点(情報を受・送信する際の注意点、不正行為等の場合の方策等)
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教育・研究の戦略的ネットワーク活用に対するセキュリティ政策
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セキュリティポリシー遵守のための体制と方策
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コンプライアンス対策(著作権、個人情報、不正アクセス、ソフトウェアの管理)
テーマ:情報漏洩・不正侵入防止などセキュリティ技術の動向確認と対応策の検討
対象者
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学内のセキュリティ対応、情報管理の対応を直接担当される方およびその管理責任者。本協会の賛助会員。
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内容
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技術面から見たセキュリティ機能を整理し、参加者の大学での対応の実態について、点検・評価を行います。その結果および技術動向を踏まえて、各大学で最善の環境を構築するための対応策を模索します。
※コース運営の参考とするため、事前にアンケートを実施します。アンケートへの回答手順は参加者宛に直接ご連絡いたしますので、ご協力をお願いいたします。
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(サブテーマ)
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下記B-1コース、B−2コース参加の方は、全体会終了後、本分科会に参加していただきます。
テーマ: セキュリティ技術問題の整理と対応策
セキュリティ技術の活用事例をもとに、望ましい技術対策や最新の技術動向について確認します。
(サブテーマ)
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対象者
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ネットワークの管理・運用について、基本的な技術や知識の習得を目指す方
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内容
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インターネットやLANの仕組みについて、講義や、簡単な実習、デモンストレーションを通じて学び、安全なネットワークの構築の基本的な技術を習得します。
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(講習内容)
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通信の仕組み
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キャンパスネットワークの構成
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セキュアなネットワーク運用
対象者
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情報ネットワークの運用・管理に関わっている方
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内容
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ネットワーク、コンピュータを安全に管理・運用に必要な対応策について、実習やデモンストレーションを通じて学習します。
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(講習内容)
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社団法人私立大学情報教育協会
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