講習プ ロ グ ラ ム
B.実習 ネットワーク基本技術コース

※講習時間はそれぞれ目安です。
講習の進度により若干前後することがあります。




8月9日(木)
13:00 開会挨拶 担当理事挨拶 会場校挨拶 事務連絡
13:101.ネットワーク基本技術

大学で利用されるPCのセキュリティ技術理解にはネットワーク基礎技術の習得が不可欠です。本セッションでは、TCP/IPプロトコルの基礎を理 解し、セキュリティに関する諸技術の詳細を理解するための準備を行なうことを目標とします。IPアドレスの設定やTCP/IPプロトコルの諸パケットの構 成や交換手順をネットワークツールを使った実習により学習します。
17:00講習終了
17:20情報交換会(希望者のみ) (終了18:30)


8月10日(金)
10:002.Windowsのセキュリティ - 多層防御の概要               

 ウイルスによる被害や不正侵入等の対策にはサーバ側の対策に加え、クライアント側の対策も万全にする必要がありますが、研究室ごとに異なる環境 のPCや学生の持ち込みPC などが存在する大学の環境では、すべてのPCに最新のパッチを施すことは難しいケースがあるほか、パッチ更新までのタイムラグを狙った攻撃に曝される惧れ があります。それに対応するには、セキュリティ対策を段階化し、あるセキュリティが破られたときでも別のセキュリティ対策により攻撃を防ぐ多層防御の考え 方が有効となります。ここでは、Windows の多層防御の概要と方向性について、マイクロソフト社から解説いただきます。  
12:00
昼 食 (会場で用意いたします)

13:00
3.PC端末のセキュリティ
大学では演習室、研究室、事務室、図書館等で多数のPC端末が利用されています。これらの端末のセキュリティ対策には、Windows上での諸設定やパー ソナルファイアウォールの活用、ウィルス検出除去ソフトウェアの導入等があります。本セッションでは、これらの導入手順と効果を実習により把握することを 目標とします。
14:304.ネットワーク通信のセキュリティ
PC端末を活用した通信の安全性確保技術として暗号通信の利用があります。暗号化通信を利用することによってネットワークサーバへの安全なログインや Webサーバとの安全な通信、複数キャンパス間の安全な接続を利用することが可能となります。本セッションでは、SSH、SSL、VPNといった暗号通信 を活用する諸技術をネットワークを流れるパケットを観測する実習によって理解することとします。
16:00終 了


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社団法人私立大学情報教育協会
最終更新日: 2007.6.22