社団法人私立大学情報教育協会
平成18年度第2回化学教育IT活用研究委員会議事概要

T.日時:平成18年29日(金)午後4時から午後6時まで

U.場所:私情協事務局会議室

V.出席者:小中原委員長、高野副委員長、堀合、庄野、武岡各委員、木田

W.議事進行

1.報告書について

(1)ITを活用した授業モデルの紹介

@コラボレーション授業「化学物質の取り扱い方法と安全教育」
  はじめに、事務局より7月15日に開催されるコラボレーション授業にて、使用するインターネット会議システムLIVE ONのデモンストレーションがなされたとともに、マイクを用いて会話をする際の注意事項、またスライド操作は会議の議長しか行えないことから、事務局が終止議長権を有することの提案がなされた。  次に、高野副委員長より、授業の進行および岡村氏、獅山氏、副委員長自身の活用するコンテンツについて説明がなされた。  その後接続試験日や実施までの準備作業等について協議した結果、下記の通りに決定した。

?接続試験日:7月7日(金)午後1時〜午後1時30分

?接続URL:https://www.liveon.ne.jp/Login/100.php

?接続アカウントの割り振りは、来週中に木田が連絡する。

?教室を利用する場合に大学への申請書などが必要な場合には、私情協より申請手続きを行う。

?事例紹介いただく委員は、7月7日(金)までにコンテンツ(ppt等)を私情協まで送信いただく。

?議長権(操作権)は私情協事務局が占有する(事例紹介者がpptを使用する場合、切り替えは声を掛けてもらい私情協事務局が操作する。)

A実験動画データベース

 武岡委員より、制作途中の実験動画について紹介がなされた。その後意見交換したところ、下記の旨の意見があった。

? テロップはあってもなくても良い。

? 動画の時間は2?3分程度に留め、極力部品化、モジュール化することに努めるべき。

? 動画のタイトルを付けるべき。

? 私情協の電子著作物権利処理事業を通じて著作権処理を行うこととするが、登録作業が煩雑であるので、事務局が簡易フォーマットを準備して最低限必要な項目のみを記述するなどの準備が必要である。
→電子著作物権利処理事業はネットワーク上のコンテンツに対する権利処理を行うものである。本委員会で作成する実験動画データベースはDVDに収録し配布することにしているが、整合性を取るためには例えば電子著作物権利処理事業専用サーバーにコンテンツを掲載するか、あるいはサーバーを介して権利処理の手続きを行った者に対してのみ、入手方法を伝えるなどの工夫が必要ではないか。
→サーバー内に一部のコンテンツをアップロードし、権利処理の手続きを行ったものに対しては一部のコンテンツのダウンロードを許可とともに入手方法を伝えればよいのではないか。

B演習問題データベース
  幅田委員より事前提出いただいた資料の確認がなされた。
 
なお、報告書の原稿執筆については、次回委員会までの間にメールを通じて内容等協議することとした。