社団法人私立大学情報教育協会
平成１７年度第４回歯学教育IT活用研究委員会議事概要
�機テ�時：平成１７年１１月１０日（木）午後５時から午後７時まで
�供ゾ貊蝓Щ箴雍┿�務局会議室、愛知学院大学（遠隔会議）
�掘ソ仞兵圈Э生彊儖�長、松久保、那須、小菅、森實、岡本、河合、千田、上村各委員 、榎田氏（松下電器産業株式会社）、井端事務局長、木田
�検ジ‘せ�項
１．４大学間の遠隔授業実験について
１２月１２日(月)に開催される４大学（大阪歯科大学、東京歯科大学、日本大学松戸歯学部、愛知学院大学）間による遠隔授業実験の技術的問題、進行について最終確認を行った。
まず、技術的問題については、過日実施した大阪歯科大学〜愛知学院大学間にてPolycomの接続テストを行った結果、大阪歯科大学ではSINET経由で対外接続を行っているため、通信速度が遅く動画・PCデータの送信に不安が残ることから、１１月中に光ケーブルの敷設を行うことにした。その他の大学については、支障なく通信することができたので、ネットワーク環境は現状維持することにした。なお、１２月９日（金）に４大学間で最終の接続テストを行うことが確認された。
次に、進行について検討したところ、大学間での映像・音声の切り替えを円滑に行うために司会者を決めた方が良いとの提案がなされた。それを受けて、神原委員長に司会進行役を務めていただくことにした。また、PCデータは、各大学より配信することにしているが、万が一ネットワークに支障を来たすことに鑑みて、予備として各大学のPCに４大学のデータを予め格納することにした。それに伴い、講師各位は12月8日までに、事務局宛に講義に使用するデータを送信することにした。
２．報告書の授業モデルについて
前回の委員会にて、18年11月に発刊を予定している報告書に向けた情報収集のために、本協会が実施した「私立大学教員による授業改善に関する調査」歯学担当教員の回答データを整理することになった。それを受けて、上村委員、事務局よりそれぞれ資料の提出があった。
事務局より提出された資料は、授業における情報技術の利活用を問うた設問より、現在実施している利活用内容が具体的に記述された回答を内容別に抽出したものである。
一方上村委員より提出された資料は、授業における情報技術の利活用に関する設問に関して、現在と将来の状況、さらに具体的記述のあった内容別の回答者数と全回答者数（４６３名）に占める割合を記したものである。厳密な相関は確認できないものの、具体的記述のあった回答者は比較的情報技術の利活用に積極的であることが伺えた。
これらの資料をもとに、興味深い取組みを行っている教員を選出したところ、下記の方々が候補として上がった。
- 片岡 竜太 氏（昭和大学歯科矯正学）
- 槇 宏太郎 氏（昭和大学口腔外科学）
- 住友 伸一郎 氏（朝日大学口腔外科学）
- 多和田 泰之 氏（日本歯科大学診療技能）
- 大峰 浩隆 氏（日本大学松戸歯学部）
- 田�� 雅和 氏（東京歯科大学摂食・嚥下学）
- 細矢 哲康 氏（鶴見大学歯内療法学）
さらに、下記の担当に従い詳細な授業内容を調査いただくことにした。
- 神原委員長 → 片岡氏、槇氏、住友氏
- 小菅委員 → 多和田氏
- 那須委員 → 大峰氏
- 松久保委員 → 田��氏
- 岡本委員 → 細矢氏
調査結果によっては、上記教員を委員会に招聘し、より詳細な内容をヒアリングすることにした。
また、千田委員より愛知学院大学において実践されているネットワーク上のシミュレーション実習室に関して紹介がなされたが、この件についても追って詳細な説明をいただくことにした。
さらに、榎田氏より、東京医科歯科大学にて特色GPに採択された「医歯学シミュレーション教育システムの構築」について紹介がなされたが、システム構築に関して松下電器産業株式会社も参与していることから、次回委員会にて事業担当者である木下淳博教授、またじゃ松下電器産業株式会社の担当者の方より事業の詳細をヒアリングすることにした。
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