社団法人私立大学情報教育協会
第3回被服学教育IT活用研究委員会議事概要

T.日時:平成18年7月25日(火)午後4時30分から午後6時30分まで

U.場所:私情協事務局会議室

V.出席者:高部委員長、猪又、小原、鈴木、小倉、伊佐治、山口、雲田各委員、木田

W.議事進行

1. コア・カリキュラムを意識した教育の到達目標

 伊佐治委員より、配布された草稿について説明いただいた。詳細は配布資料を参照されたい。その後本節の内容について意見交換した結果、以下の方針に則り執筆することが確認された。

  • コア・カリキュラムは、被服学を学ぶ上で最低限必要な知識を包括したものであるが、絶対的なものではないし、また一大学で全ての科目を網羅することも不可能である。そこで、各大学がカリキュラムを再編する場合に、自大学のモットーに照らして必要な科目を取捨選択するための指針であると位置づける。
  • 個別知識を統合し、総合的に評価する能力を育成することが必要である。
  • 客観的データに基づく感性教育が必要である。

 以上の意見を踏まえ、委員各位より本節の内容を考案いただき、次回委員会までに担当委員に集約いただくこととなった。「2.教育現場での課題」、「3.教育改善のための授業設計・開発・運営の方向性」、「5.IT活用に伴う課題」でも同様に担当委員に意見を集約いただくことになった。なお、「2.教育現場での課題」は、学生、教員、組織それぞれの視点からの問題点を集約することとし、「3.教育改善のための授業設計・開発・運営の方向性」では、ITに特化せず、1で掲げた目標の実現、2で列挙された課題を解決するための授業方略を集約することとした。担当は以下の通り。

1. コア・カリキュラムを意識した教育の到達目標 猪又委員
2. 教育現場での課題 小原委員
3. 教育改善のための授業設計・開発・運営の方向性 高部委員長
5.IT活用に伴う課題 伊佐治委員

 委員各位には、8月10日までに担当委員にメモを送信いただき、担当委員は8月25日までに意見を集約し、事務局まで送信いただくこととなった。
2. ITを活用した授業モデルの紹介

 執筆担当委員は、次回委員会までに原稿を事務局まで送信いただくことになった。また、事務局より、小倉委員の実施した「デザイン基礎造形T」の講評会サイトについて紹介がなされた。