社団法人私立大学情報教育協会
平成18年度第4回経営工学IT活用研究委員会
T.日時:平成18年8月23日(水)午後3時から午後5時まで U.場所:私情協事務局会議室 V.出席者:渡邉委員長、越島、玉木、小池各委員、井端事務局長、木田 (1)コア・カリキュラムを意識した教育の到達目標
(2)教育現場での課題
(3)教育改善のための授業設計・開発・運営の方向性 渡邊委員長、玉木委員より、(1)コア・カリキュラムを意識した教育の到達目標、(2)教育現場での課題、(3)教育改善のための授業設計・開発・運営の方向性について報告がなされた。その後自由討議した結果、以下の点を加筆・修正いただくこととした。
- 「1.コアカリキュラムを意識した教育の到達目標」の紙幅は0.5ページしかないので、(2)経営工学系の人材像と活躍すべき職場・部門・業界からエッセンスを抽出し、簡潔にまとめる。
- 「2.教育現場での課題」では、一般的な問題(ex.基礎学力の低下)よりも経営工学に特化した内容を列挙いただきたい。
- 「3.教育改善のための授業設計・開発・運営の方向性」では、2で提起された問題、1で掲げた教育目標を実現するための授業運営の方法を提起していただきたい。
→ 例えば体験型授業、プロジェクト授業、ワークショップなど学生が主体的に参加する授業の必要性や成績評価の工夫、教員同士・科目間連携の重要性など。
→ 大人数授業の弊害(落ちこぼれる学生が出て来る)。それを解決するためには、組織レベルの指針が必要(教員個人では対応し切れない)
- 渡邉委員長は、問題解決学習、体験学習、協調学習を行っており、しかもその授業を設計するために単元ごとに異なる大学の教員が集まったり、さらにデータを企業から提供いただいたりしている。その旨を集約して書いたほうが良いのでは。
(4)ITを活用した授業モデル @データ解析
小池委員より、授業モデルの要旨について報告いただいた後に自由討議したところ、以下の旨の意見があった。
- タイトルは授業内容・科目ではなくIT活用方法をメインに据えたタイトルにしていただく。
- 単にexcelを用いたというだけではモデル足り得ない。表計算ソフトは単に道具に過ぎないので、学生の意欲をどのように持続させたかといった点をシナリオとして含めることができればよい。
- 配布資料を見た限りだと、なかなかIT活用の特徴が現れていない。
→ ITを活用した反復学習に特徴があるのではないか。
→ しかしながら授業効果があまり出ていないように窺える。
以上を踏まえ、モデルの内容が事務局の編集方針にそぐわないことから、小池委員の事例を見送り、代わりに越島委員にリアルタイム授業評価システムの事例をモデルとして紹介いただくことにした。 A協調学習によるシミュレーションモデルの構築
佐々木委員より提出いただいた原稿をもとに自由討議した結果、以下の点を加筆・修正いただくこととした。
- 1ページ目(1)シミュレーションおよびArenaの概要 以降は「3.IT活用の詳細」に移行する。
- 「2.シナリオ」は図表までに留める。なお、(3)問題の提起および解決策の立案はもう少し詳しく記述いただく。
- IT活用の詳細は、シナリオNo.1,2,3に沿って記述いただく。
- 「3.IT活用の詳細」の(4)課題、(5)教員の役割は「4.授業効果」の方に移行する。
- 授業効果の表は圧縮する。
BITを活用した協調学習による生産ライン設計授業
渡邊委員長より提出いただいた原稿をもとに自由討議した結果、以下の点を加筆・修正いただくこととした。
- タイトルを「LMSを活用した協調学習」にする。
- 授業のねらいをコンパクトにまとめる。
- 5行目ぐらいまでに留める
- 「本授業は・・・ものである。」までカットする。
- それ以降は2.授業シナリオに移行する。
- 2.授業シナリオは図表1までにとどめ、それ以降は「3.IT活用の詳細」に移行する。
- IT活用の詳細は(1)〜(3)の文中に挿入する。
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