本講習は終了しました。

開催報告

  • 参加者: 128名(71大学、8賛助会員)

開催報告詳細・参加者レポート(2月に掲載予定)


研修の模様



yamadakajitayamazaki
木村増夫氏(上智学院) 今井賢氏(立正大学副学長) 川崎安子氏(武庫川女子大学)
saitoukapartydiscussion1
久保田学氏(早稲田大学) 討議の様子(1) 討議の様子(2)
disucussion2disucusstion3
討議の様子(3) 発表の様子

開催趣旨

  大学教育における人材育成の成果が問われている。社会の信頼に応える学習成果を学生ひとり一人に確実に身に付けさせ、生涯に亘り就業できる力を育成していることを保証しなければならない。この社会的責任を果たす上で、大学構成員が一体となった取組が必要不可欠であるが、とりわけ大学職員には教育支援、学習支援、人材育成支援に関する諸課題に向きあうための戦略的な見識を備え、教員と協働して事業の計画立案、実施、点検・評価ならびに改善に資する実践的能力が強く求められている。

 本コースは、学士課程教育が直面する危機的状況を認識し、これを打開するために大学職員が担うべき職務を再認識し、課題解決に向けて力が発揮できるよう、ICT(情報コミュニケーション技術)の戦略的な活用、情報システム構築の課題、情報の取り扱い、持続可能な情報環境の在り方などを中心に研究討議する。

期待される成果

  • 大学教育を取り巻く環境の変化について認識を深めるとともに、今まで気づかなかった自大学の現状や課題を発見する
  • これからの大学職員に求められる役割を大学の教育目標との関係から捉えなおし、大局的な視野でコーディネートやマネジメントに関わろうとする意識を獲得する
  • 大学の情報化を推進しようとする際に向き合わなければならない人的、組織的課題を認識するとともに、これを解決する上での視点を獲得する
  • ここで培った他大学職員との人的ネットワークを活用し、研究講習会終了後も自大学の課題解決にあたっての情報収集や意見交換を行う場を形成する

参加対象者

  • 私立大学・短期大学に所属する職員で、大学の業務を1年以上経験した方(当協会への加盟・非加盟は問わない)
  • 本研究講習会の開催内容に関連する当協会賛助会員企業の方

日程・会場

日程:平成22年11月10日(水)午後0時30分〜12日(金) 正午解散

会場:浜名湖ロイヤルホテル (〒431-0101 静岡県浜松市西区雄踏町山崎4396-1TEL:053-592-2222)

※ 本研修は合宿研修となります。参加者は全員上記ホテルへ宿泊いただきます。
※ 原則としてツインルームとします。健康管理については十分ご留意ください。部屋の割り当ては当方で行います。
※ 最寄り駅JR東海道本線「舞阪」駅(東海道新幹線「浜松」駅より約5分)より送迎バスを用意しております。

募集定員

    180名

参加費

 参加費: 加盟校・・・1 名につき28,000円 / 非加盟校・・・1 名につき56,000円

 参加費の支払い方法は、「参加費の支払い」をご覧ください。

 その他に、宿泊費(2泊5食付)として27,500円を1日目受付時に直接ホテルへお支払いください。

申し込み方法(終了しました)

 各大学で参加希望をおとりまとめの上、10月19日(火)までに、本研究講習会Web サイトからお申込いただくか、FAX参加申込書にご記入いただき下記宛にFAX願います。参加申込者についての必要事項は必ず全員分記入してください。

 ※ FAX:03-3261-5473(お問い合わせTel:03-3261-2798)

締切日を過ぎても定員に余裕があれば受け付けますので、お問い合わせ下さい。

参加費の支払い

参加費は、大学ごとに一括して11月9日(火)までに銀行振込によりお支払いください。

<振込先> りそな銀行 市ヶ谷支店 普通預金口座
口座番号:0054409
名 義 人:(社)私情協
シャ)シジョウキョウ

※ キャンセルの場合は11月5日(金)までにご連絡いただければ振り込み手数料を差し引いた参加費を返金します。それ以降のキャンセルは、資料代等の実費を請求します。

※ 当日のキャンセルは、ホテルのキャンセル料が100%発生しますのでご了承願います。

 

プログラム概要

◆ 事前・事後コミュニケーション

 10月中旬から研究講習会前日まで、分科会ごとに事前の研修準備としてメーリングリストもしくはWebを利用して意見交換、ミニレポート、情報収集等を行います。これらの進め方については、参加申し込みされた方にメールで個別連絡差し上げます。
 研究講習会終了後は、各分科会でレポートや最終成果物の作成、行動計画の起案等を行い、研修の成果を大学で活用できるようにメールでコミュニケーションを継続します。

◆ 全体会(初日午後0時45分〜午後3時15分)

@ イントロダクション

 研修運営委員長より本コースの開催意図、大学を取り巻く様々な課題、社会が大学教育に求めること等について解説を行い、研修を始めるにあたっての基本的な認識を共有します。

A 事例研究「学士力育成のための情報化戦略」

 今、学生の学びを中心に据えた新たな学士課程教育の展開が求められています。例えば、学生たちの学びへの意欲を喚起し、学びに向き合う姿勢と態度を変革し、みずから主体的に学び、考える力を徹底的に鍛え上げるための実践型・参加型教育プログラムなどです。
  ここでは、教員と職員が協働しながらICTを効果的に活用し、「学士力」育成に取り組む先駆的な事例を取り上げ、教育改革にあたって私たち職員が備えるべき視点について考えてみます。

<事例1> 「ケータイ」を活用した新たな学びのデザイン(仮題)

<事例2> 学びを支援する場としての大学図書館が果たすべき役割(仮題)

B 分科会オリエンテーション

「創造的技法」の解説など、分科会でのディスカッションを活性化するためのオリエンテーションを行います。

◆ 分科会(初日午後3時40分〜最終日正午)

全体会終了後、次の6つの分科会に分かれ、テーマ別研修を行います。いずれかひとつの分科会を選んでください。各分科会の概要は、各ページをご覧下さい。

第1分科会 学生の主体的な学びを支援するための学生情報の活用

第2分科会 教職協働で進める教育支援のマネジメント

第3分科会 大学情報のオープン化とICT活用

第4分科会 教育学習支援の充実と強化を図るための図書館の役割と機能

第5分科会 情報活用の重要性と情報システム部門の役割

第6分科会 教職員・学生間のコミュニケーションを活性化するICT活用戦略