教育支援環境とIT
今後の目標としては、「オリエンテーション」レベルの限界を突破し、一部ではなくすべての利用者をより自立した情報の使い手とするために、対象者の拡大と内容の高度化を考えています。最終的には、大学教育のカリキュラムの中に図書館教育を組み込み、全学的な情報教育の統合化を達成していきたいと考えています。
写真1 ガイダンス風景
EDO-NETセンターはITに精通した専任職員と専門性の高い技術を持った派遣職員によって構成されています。元来学内ネットワークの管理を行う部署ですが、その専門知識を生かして学内ITサポートも行っています。学内ITサポートとは、学生への対応をはじめ、教育・事務の電子化に伴う教職員への技術的支援やトラブル対応を含みます。前出のヘルプデスクで対処しきれない、専門知識が必要な問題で、ハードウェアの故障以外は対応しています。また、センターのスタッフはその高度な専門知識を生かして、学内業務等の合理化・電子化などの場面でも、提案者やオブザーバーとして活躍しています。
図1 パソコンレスキューダイヤルカード
参考文献 | |
[1] | 小野修一: 情報化投資効果を生み出す80のポイント. 工業調査会. |
文責: | 江戸川大学 | ||
LAN基幹センター長、 |
教授 | 久保悌二郎 | |
ネットワーク情報システム部 |
係長 | 平岡 健次 | |
LAN基幹センター | 谷川 正継 |