JUCE 公益社団法人 私立大学情報教育協会
TOP
過去の論文
発表会概要・参加方法

2024年度 受賞者  

私立大学情報教育協会賞(1件)
地域課題解決型AI教育プログラムにおける産学連携PBLの効果
久留米工業大学 小田 まり子 氏
河野 央 氏
春田 大河 氏
八坂 亮祐 氏
  • 小田 まり子 氏
    小田 まり子 氏
  • 河野 央 氏
    河野 央 氏
  • 春田 大河 氏
    春田 大河 氏
  • 八坂 亮祐 氏
    八坂 亮祐 氏
受賞理由      
   地域課題解決型PBLを活発化するために、時間と場所の制約を超えた交流の場として、メタバース・ラボにPBL連携企業・自治体のラボを設け、異分野・異年齢の学内外の学生、教員、地域企業・自治体が一体となって、互いの得意分野を生かしてAI技術を用いて課題解決の実践に取り組んでいる産学連携PBLの理想的な事例である。仮想空間に共創拠点をおくことにより、地域創生を希求する関係者がワンチームとなり、知識・技術や知見、発想を組み合わせることを可能にする創発的なPBLは、あらゆる分野での応用・展開が期待されることから、私立大学情報教育協会賞を授与するに相応しいとした。
   
  受賞論文

奨励賞(1件)
海外協定校連携科目群の構築による国際教育推進: Virtual Study Mobilityで広げる学びの場
明治学院大学 関口 幸代 氏  


受賞理由
     
   協定校のハワイ大学(UHM)と5年にわたる連携科目群の交流があり、現地学生と共に授業を受講する協働教育を行っている。2023年度以降は日本側の履修者のみが参加する形から、LMSとZoomを活用し、海外協定校における教員の指導を直接受けることができ、現地の学生とオンラインライブ授業を受講する仮想留学・体験型学習環境の構築を目指した事例である。日本学生用の授業ばかりでなく、ハワイの学生が参加する専門科目も履修できるようになっており、両国間での学生交流も可能で、留学体験の一つのモデルとしても評価でき、今後の展開にも大いに期待できる。
   
  受賞論文
 


2023年度 受賞者  

私立大学情報教育協会賞(1件)
生成系AIと共生した文章表現基盤教育の実践:次世代医療人育成を目指して
北海道医療大学 二瓶 裕之 氏
中山 章 氏
木村 治 氏
西牧 可織 氏
  • 二瓶 裕之 氏
    二瓶 裕之 氏
  • 中山 章 氏
    中山 章 氏
  • 木村 治 氏
    木村 治 氏
  • 西牧 可織 氏
    西牧 可織 氏
受賞理由      
   本発表は、生成系AIを組み込んで開発した統合型知的学修支援システムを活用して、薬学部初年次の文章指導教育においてグループディスカッション、レポートや文章添削に教育効果の向上を認めた報告である。生成系AIに教員を演じさせる、学生を演じさせる、相談役を演じさせることで、学生自身が生成系AIの信頼性や人間による判断の大切さを体験・検証しながら、批判的観点を持つことの重要性を醸成する文章表現基盤教育を実践した。
 近年注目を集めている大規模言語モデルに基づいた生成系AIへの教育分野での活用について、本発表は開発したAPI(Application Programming Interface)の一般公開によって他の教育分野における生成系AIの活用にも広く道を拓くことが期待できることから、私立大学情報教育協会賞を授与するに相応しいものと考えられる。
   
  受賞論文
 


2022年度 受賞者  

奨励賞(1件)
栄養士養成課程におけるAIとICT活用による教育効果の向上について
大阪夕陽丘学園短期大学 治京 玉記 氏
山崎 明宏 氏
  • 治京 玉記 氏
    治京 玉記 氏
  • 山崎 明宏 氏
    山崎 明宏 氏
受賞理由      
   本研究は、栄養士養成に求められる短期大学生の基礎学力の向上を目指して、入学前教育にAIドリルを導入し、ログイン履歴のAI解析(「つまずき判定」)で数学・理科に対する学力の不安解消を行っている。その上で、リメディアル教育(食物基礎科学の数学・化学)に1人1台のPC端末を用いたハイフレックス型オンライン授業、クリッカー・チャット・e-ラーニングを活用した双方向型授業、学生同士によるTBL型授業を組み合わせて学生個別の最適化を図ることで、基礎学力の向上が認められている。さらに、栄養士必須専門基礎科目のコアである生化学において、理解度の向上と大学が規定する受験資格喪失者の減少に繋がっている授業改善の取組みである。
 これらの取組みは、新入生の基礎学力や理解力低下が多くの大学での課題ともなっており、組織的なアダプティブラーニングを試みた本研究は一つの有力な対応策を提示するものと言えよう。
   
  受賞論文
 


2021年度 受賞者  

奨励賞(2件)
ピアノ個人レッスンにおけるICT利用による効果的な指導と自主的な学習への導き
兵庫大学短期大学部 田中 敬子 氏
  • 田中 敬子 氏
    田中 敬子 氏
受賞理由      
   本研究は、ピアノの個人レッスンにオンライン会議システムを用いて、教員と学生が双方向で弾きあう指導方法や毎回レッスンの修得度を点検・記録するシートを授業支援システムで教員と学生に配布するなど、学生の自主的な学習へとつなぐ授業改善の取組みである。対面授業時よりも更に上のグレードを目指し、自主的に学修する傾向が多く見られ、結果として不合格者が半減した点は高く評価できる。また、対面では行えなかったICTによるグループワークやYouTube動画の視聴など教育方法の工夫により、学生の学修意欲が促進された。将来、学生の学び方改革にもつながる研究に今後の発展が期待される。
   
  受賞論文

ハイフレックス型による体育実技「バスケットボール」の有効性
流通経済大学 小谷 究 氏
  • 小谷 究 氏
    小谷 究 氏
受賞理由      
   本研究は、体育実技(バスケットボール)の満足度や参加度を対面授業と相違ないものとするため、対面とオンライン同時に実施するハイフレックス型授業による授業改善の取組みである。履修者50名を25名ずつ2グループに分け、交互に体育館とオンラインで授業を受けることで、実技の履修時間は半減したが、反面、オンラインでは実技の試合をタブレットで配信し、グループで観察・分析した課題を体育館にフィードバックすることで、オンライン学修者に授業への参加度を高めた。また、試合中のプレーヤーの行動がハイフレックス型授業の方が早く改善されることが示されており、対面授業よりもむしろ教育効果が高くなったという点が評価できる。
   
  受賞論文
 


2020年度 受賞者  

奨励賞(1件)
大規模授業における学生の主体性を引き出すコミュニケーションシステムの構築と評価
長岡造形大学 福本 塁 氏
  • 福本 塁 氏
    福本 塁 氏
受賞理由      
   本研究は、教員の一方向的な知識の伝達・注入による大規模授業で自ら学び考える主体性の不足、学修意欲や教室外学修時間の不足に対処するため、スマートフォンなどで教員と学生間、学生同士間の「意見集約・可視化・共有」をフィードバックするコミュニケーションの自動化システムを構築することで、知的成長の機会を創出する取組みである。
 本システムでは学生のフィードバックシートを形態素解析し、共起ネットワーク図を自動生成することができ、これにより受講者の自己効力感の向上、最終課題の質の高い作品の増加、授業後の社会問題への行動変容などの効果が見られるなど優れている。しかし、質の低い作品の微増もあり本システムとの関係性の分析、授業後の主体的な実践活動を促進するコミュニケーションパターンの解明など今後の課題も見受けられる。
   
  受賞論文
 


2019年度 受賞者  

私立大学情報教育協会賞(1件)
クラウド活用による同僚間アンケート調査を取り入れた問題発見課題解決型協働学修
北海道医療大学 西牧 可織 氏
二瓶 裕之 氏
  • 西牧 可織 氏
    西牧 可織 氏
  • 二瓶 裕之 氏
    二瓶 裕之 氏
受賞理由      
   本研究は、薬学、歯学、看護福祉学、心理科学、リハビリテーション科学の5学部における初年次科目において、問題を多面的・多角的に捉える力の醸成を目指した教育改善である。小規模グループの解決策について、クラス全体または学部を超えて学生間の意見をクラウド型の電子フォームアンケート機能で調査し、電子ボードの共有機能を用いて課題の捉え方や発想の気づきを得る中で、様々なデータを組み合わせて課題解決力の向上を促進する研究であり、他分野への応用・展開が期待される点についても評価できる。
   
  受賞論文

奨励賞(1件)
IT教室の特性と音声認識ソフトを活かした英語リスニング・スピーキング活動の可視化
神戸学院大学 中西 のりこ 氏
タム ショウイン 氏
海老原 由貴 氏
  • 中西 のりこ 氏
    中西 のりこ 氏
  • タム ショウイン 氏
    タム ショウイン 氏
  • 海老原 由貴 氏
    海老原 由貴 氏
受賞理由      
   本研究は、iPad、PCやスマートフォンのe-learningシステムを活用して「聞く力・話す力」の振り返りを目指す教育改善の試みである。学生の英語発表を自動音声認識ソフトで読み取り、音声から英語に変換した英語文と、英語の発表文を比較させることにより、自律的な発音学修を促すことを可能にした結果、「聞く力・話す力」が入学後の3ヶ月で飛躍的に伸び、2年次には9割がヨーロッパ基準の基礎段階言語使用者レベル(CEFR A2以上)に到達したことが外部テスト結果でも確認されたが、会話の相手にとって聞き取りやすいかという面では大きな課題が残っており、工夫が必要であることが明らかになった。
   
  受賞論文
 


平成30年度 受賞者  

奨 励 賞 (1件)
グローバル人材育成科目開発・アクティブラーニング型授業としての反転授業の実施
明治学院大学 関口 幸代 氏  


受賞理由
   本研究は、グローバル人材育成を目指し、海外のMOOCs英語教材を利用して、学部横断型アクティブラーニングの反転授業科目の開発を行うとともに、事前学修の徹底のため、学生が日常使用しているアプリを利用することで、学修者一人ひとりの学修行動を可視化・把握する環境が整備できるようになり、8割以上の学生が学修教材を理解し、教室での協働学修につなげることが可能になった実践例である。
   
  受賞論文


平成29年度 受賞者  

奨 励 賞 (1件)
TEDを素材としたアクティブラーニングでGlobal Issuesを学ばせる
創価大学 前田 幸男 氏

前田 幸男 氏


受賞理由
   本研究は、平和・人権・環境など地球規模の問題への理解を深めるため、英語動画スピーチのTEDを素材にして事前視聴による反転授業を行い、PBL を行う中でLMSを活用して事前学習と事後省察をシステム化・共有化することで、他の学生の英語表現や分析・思考に接することを通じて、新しい知見に気づく機会を提供する実践例である。
   
  受賞論文


平成28年度 受賞者  

奨 励 賞 (1件)
ICT活用による能動的学修支援と学修成果の可視化を融合させた教育改善の実践
北海道医療大学 二瓶 裕之 氏

二瓶 裕之 氏

西牧 可織 氏
    西牧 可織 氏
受賞理由      
   本研究は、能動的学修を全学的に推進するために、電子シラバスを開発して毎回授業の到達目標や事前・事後の学修課題及び資料などの学修情報を一括提示し、ICTを活用して学生の学修行動をモニタリングして学修成果を多角的に可視化、フィードバックすることで学生・教員に振り返りが可能となり、反転授業と協働学修を組み合わせた学修成果の改善、知識修得に向けた主体性の育成につながる教育改善が見られた。
   
  受賞論文


平成27年度 受賞者  

奨 励 賞 (1件)
仮想患者を用いた教育システムの開発と活用
北海道医療大学 越野   寿 氏

越野 寿 氏

豊下 祥史 氏

斎藤 隆史 氏

片岡 竜太 氏
    豊下 祥史 氏
    斎藤 隆史 氏
昭和大学   片岡 竜太 氏
    宮崎   隆 氏
岩手医科大学   城   茂治 氏
  三浦 廣行 氏
     

宮崎 隆 氏

城 茂治 氏
    
三浦 廣行 氏
   
 
       
       
       
       
       
受賞理由      
   本研究は、増加しつつある有病高齢者に対して安全に歯科治療できるよう、3大学連携で歯科医師会の協力により基礎知識習得と臨床推論能力養成のためのICT教材を開発・導入した取り組みである。eラーニング教材による課題学修やテスト、仮想患者教育システムによるチャット形式の医療面接等を通じて、学生すべてに症例を経験させ理解度向上に貢献している。
   
  受賞論文 / アブストラクト
  
   
平成26年度 受賞者  
 
私立大学情報教育協会(優秀賞) (1件)
学修成果の蓄積とパフォーマンス評価を実現した学修システム群の構築
大手前大学 芦原 直哉 氏

芦原 直哉 氏

畑 耕治郎 氏

正田 浩三 氏
    畑 耕治郎 氏
    正田 浩三 氏
     
     
受賞理由  
   本研究は、問題解決能力を涵養するため、3つの基盤能力と10のコンピテンシーからなる能力体系を構築し、知識偏重型教育から能力開発型教育へ転換した取り組みである。LMSとeポートフォリオ機能を実装した大学独自の学修支援システムを構築し、蓄積、振り返り、発展のステップで現状を認識し、成長を確認する4年間蓄積型の授業支援の仕組みで、学生・教員・外部の教育ボランティアによる評価モデルを確立し、教育の質保証の重要なエビデンスとしている点で優れている。
   
  受賞論文 / アブストラクト


奨 励 賞 (1件)
ICTを用いた協働自律学習プロセスの可視化がPBL成果のクオリティ向上に及ぼす効果
東京電機大学 木村 敦 氏

木村 敦 氏
   
     
     
     
     
受賞理由  
   本研究は、協働学習におけるPBLの質を高めるため、学習意欲やグループ活動の記録を可視化するシステムを構築し、現状把握と問題の早期発見・解決を通じて円滑な協働学習を支援する試みである。問題解決力の向上など、システム導入による効果が定量的に示されており、主体的な学びの促進に貢献している。
   
  受賞論文 / アブストラクト
  
   
平成25年度 受賞者  
 
奨 励 賞 (2件)
講義に替わりうるICTを用いたチーム基盤型学習(TBL)システムの開発
日本歯科大学 葛城 啓彰 氏

葛城 啓彰 氏

     
     
     
     
受賞理由  
   本研究は、微生物の特性や感染症の予防・対処方法を学ぶ「感染微生物学」にチーム基盤学習(TBL)を導入した取り組みである。予習確認テストへの即時フィードバック、グループで行うメモリーツリー作成、発表の相互評価に携帯端末によるレスポンスアナライザーを活用することで、事前・事後学修の徹底や授業の活性化に挑戦している。
   
  受賞論文 / アブストラクト

歯学教育を支援する学習到達度判定・Web自己学習統合システム
北海道医療大学 二瓶 裕之 氏

二瓶 裕之 氏

斎藤 隆史 氏

和田 啓爾 氏

小田 和明 氏
    斎藤 隆史 氏
    和田 啓爾 氏
    小田 和明氏
    中山  章 氏
    唯野 貢司 氏
  千葉 逸朗 氏
     

中山 章 氏

唯野 貢司 氏
    

千葉 逸朗 氏
   
 
       
       
       
       
       
受賞理由      
   本研究は、歯科医師国家試験を見据えた幅広い分野の知識を6年間の学びの中で定着させるため、専門教育科目についてICTを活用した到達度判定(CBT)を実施して不得意分野を学生に認識させ、不足している知識をWeb学習システムで繰り返し学ばせている。ポートフォリオによる学習成果の確認と指導、教員の組織的参加など、教育支援に学部全体で取り組んでいる。
   
  受賞論文 / アブストラクト

平成24年度 受賞者

奨 励 賞 (2件)
構造力学の理解を深める補助教材の開発とその効果について
日本大学 中山 晴幸 氏

中山 晴幸 氏

     
     
     
     
受賞理由  
   本研究は、構造物への力学的展開とその解法を学ぶ「構造力学」において、学生が理解しにくい座標系の使い分けや、数式展開によらず具体的な力のイメージを描かせるための補助教材として、体感型の自己学習用パッドと演習サイトを活用することで、学生自身に理解度を把握させながら苦手分野の克服に貢献している。
   
  受賞論文 / アブストラクト


学際的チーム体制により開発した薬学6年制教育支援システムと主体的な学習時間の確保
北海道医療大学 二瓶 裕之 氏

二瓶 裕之 氏

和田 啓爾 氏

小田 和明 氏

中山 章 氏
    和田 啓爾 氏
    小田 和明氏
    中山  章 氏
    唯野 貢司 氏
    千葉 逸朗 氏
   
     

唯野 貢司 氏

千葉 逸朗 氏
   
         
         
         
         
         
受賞理由        
   本研究は、6年間の一貫したカリキュラムの中で学びの連続性を持たせた学習支援を行うため、教員が一体となって全科目の支援システムを開発し、授業時間外での問題演習など主体的な学習時間の確保や、学内の薬学共用試験、薬剤師国家試験の合格に一定の役割を担っている。他の医療分野も含めた汎用的な情報共有基盤として発展を期待したい。
   
  受賞論文 / アブストラクト


平成23年度 受賞者  

文部科学大臣賞(最優秀賞) (1件)
医系総合大学における電子ポートフォリオシステムの構築とその活用
昭和大学 片岡 竜太 氏
片岡 竜太 氏

馬谷原光織 氏

鈴木 雅隆 氏

倉田 知光 氏
    馬谷原光織 氏
    鈴木 雅隆 氏
    倉田 知光 氏
    小倉 浩 氏
    田中 一正 氏
    高木  康 氏
    木内 祐二 氏

小倉 浩 氏
田中 一正 氏

高木  康 氏

木内 祐二 氏
    下司 映一 氏
    鈴木 久義 氏
     
     
     
     
     

下司 映一 氏

鈴木 久義 氏

 
     
     
     
     
     
受賞理由  
   本研究は、医療人として欠かせない基礎的能力を確実に身につけさせるため、電子ポートフォリオを駆使して振り返りを行わせ、不足している能力を大学全体で支援する仕組みを構築した取り組みである。システムに「目標書き」、「フィードバック」、「ふりかえりシート」、「成長報告書」の機能を設けることで、学生の習熟度に応じたきめ細かな指導を行い、達成感の獲得、自己評価能力の向上、医療人としての将来像と現状把握など、教育の質保証に大いに貢献しており、歯学部以外に全学的な取り組みまで展開している点でも高く評価できる。また、職業観の醸成、卒後のキャリア形成など他の教育分野でも広く応用できる教育学習支援のシステムとして意義が大きい。
   
  受賞論文 / アブストラクト



私立大学情報教育協会(優秀賞) (1件)
バーチャルスライド導入による病理学実習カリキュラムの刷新と学習効果
日本歯科大学 佐藤かおり 氏

佐藤かおり 氏

島津 徳人 氏

添野 雄一 氏

藤田 和也 氏
    島津 徳人 氏
    添野 雄一 氏
    藤田 和也 氏
    田谷 雄二 氏
    青葉 孝昭 氏
     
     

田谷 雄二 氏

青葉 孝昭氏


     
     
     
     
     
受賞理由    
  本研究は、病理学の実習において組織や病理に関心を持たせながら、分析・解釈・判断する実践的能力を高めることを目的に、組織標本を高画質で記録したバーチャルスライド教材を導入した取り組みで、実習内容を従来の病変観察・整理から、病理診断・質疑応答・レポート作成へと刷新し、教育効果を上げている点で評価できる。
   
  受賞論文 / アブストラクト


平成22年度 受賞者 発表会概要・参加方法はこちら

奨 励 賞 (2件)
学習意欲向上を目指した課題達成型学習プログラムとグループワークの連動
創価女子短期大学 折本 綾子 氏

折本 綾子 氏

南  紀子 氏
    南  紀子 氏
     
     
     
受賞理由  
  本研究は、情報処理能力、問題解決能力、情報発信能力などのICTスキルの格差を改善するため、個別学習プログラムによるICTスキル養成と、オンラインのグループ機能を用いた相互評価を通じて、苦手意識の克服や自律学習を促している。これらの学習サイクルの定着と今後の教育成果、発展に期待したい。
   
  受賞論文 / アブストラクト



授業時間外の学習時間の増大による英語力の向上
京都産業大学 ロブ トーマス 氏

ロブ・トーマス 氏

加野 まきみ 氏
  加野 まきみ 氏
     
     
     
受賞理由    
  本研究は、授業で学んだ英語の語彙や文法を授業外で定着させるため、多読という反復練習の学習システムを開発、全学に導入し、学習管理やレベル設定などの機能を設けることで、学生の自力による計画的な学習を可能にしている。リスニングへの対応やインターフェイス改善による今後の教育成果と発展に期待したい。
   
  受賞論文 / アブストラクト


平成21年度 受賞者 発表会概要・参加方法はこちら

私立大学情報教育協会賞(優秀賞) (2件)
薬・医・歯・保健医療学部横断PBL における自己主導型学習
昭和大学 大林 真幸 氏

大林 真幸 氏

馬谷原光織 氏

片岡 竜太 氏

高宮 有介 氏
    馬谷原光織 氏
    片岡 竜太 氏
    高宮 有介 氏
    鈴木 雅隆 氏
    鈴木 久義 氏
    佐藤  満 氏
    中村 明弘 氏

鈴木 雅隆 氏

鈴木 久義 氏

佐藤  満 氏

中村 明弘 氏
    戸部  敞 氏
    山元 俊憲 氏
    木内 祐二 氏
     
     
     
     

戸部  敞 氏

戸部  敞 氏

木内 祐二 氏
 
     
     
     
     
     
受賞理由  
  本研究は、医療チームによる問題解決能力の養成を目指した、複数キャンパス間の全学部連携型PBL支援システムの開発と活用の取り組みである。Web上に設置された仮想のPBL室でのグループ討議、課題提出や教員による指導・助言、情報共有などを学部・時間・距離の制約なく行うことができる。ICTを有効に活用することで学生同士の討議が活性化され、専門性による視点の違いやチーム医療の重要性を認識させ、教育効果を上げている点で評価できる。
   
  受賞論文 / アブストラクト



問題解決能力育成を目指した薬学型PBLと支援システム
名城大学 大津 史子氏

大津 史子氏

永松  正 氏

灘井 雅行 氏

豊田 行康 氏
  永松  正 氏
    灘井 雅行 氏
    豊田 行康 氏
    後藤 伸之 氏
    平松 正行 氏
    吉田  勉 氏
    小森由美子 氏

後藤 伸之 氏

平松 正行 氏

吉田  勉 氏

小森由美子 氏
    長谷川洋一 氏
    亀井 浩行 氏
    野田 幸裕 氏
    森   健 氏
     
     
     

長谷川洋一 氏

亀井 浩行 氏

野田 幸裕 氏

森   健 氏
     
     
     
     
     
受賞理由    
  本研究は、薬学の基礎知識の習得や学生の主体的な学びを実現するため、統合的学習に複数のICTシステムを組み合わせて導入した薬学型PBLの取り組みである。ファイルサーバやLMSなど既存システムの利用とともに独自のシステムも構築し、これらのICTの柔軟な活用によって、効果的なグループワークと知識習得に成功している点で評価できる。
   
  受賞論文 / アブストラクト



奨 励 賞 (1件)
Webリフレクション・ペーパーによる授業改善と学習管理力の向上
常磐大学 北根 精美 氏

北根 精美 氏
     
     
     
     
     
受賞理由  
  本研究は、論理的思考演習における授業改善と学生の学習管理力の向上を目指して、学生に学習内容や授業のフィードバックをWeb上に記録させる仕組みを導入した取り組みである。理解度に応じた授業内容や量、進度の調整に有効であり、学びを振り返る復習ツールとして貢献している点で評価できる。今後のラーニングポートフォリオへの発展性にも期待したい。
   
  受賞論文 / アブストラクト

 
平成20年度 受賞者 発表会概要・参加方法はこちら

奨 励 賞 (2件)
系統的な情報処理教育による薬物動態の理解向上の試み
長崎大学 西田 孝洋 氏

西田 孝洋 氏

和田 光弘 氏

伊藤   潔 氏

丸田 英徳 氏
    和田 光弘 氏
    伊藤   潔 氏
    丸田 英徳 氏
    鈴木   斉 氏
    黒川不二雄 氏
   
     

鈴木   斉 氏

黒川不二雄 氏
   
         
         
         
         
         
受賞理由        
  本研究は、体内の薬物の動きを解析する薬物動態の理解度向上のため、表計算ソフトを用いて解析する演習教材を開発し、さらにeラーニングを導入した統計解析力を高める取り組みである。1年次から4年次まで系統的な情報演習科目を編成した上で、LMS支援による授業での演習と自学自習のサイクルを実践し、学生の苦手意識を克服して教育効果を上げている点で評価できる。
   
  受賞論文 / アブストラクト



学習者対応型知的チュータシステム
芝浦工業大学 横田 壽 氏

横田 壽 氏
   
     
     
     
     
受賞理由  
  本研究は、多様化した学生の微分積分の理解度を高めるため、個別対応型の微分積分学習ソフトを自学自習に活用した取り組みである。9年間にわたる授業改善の検討結果に基づき、習熟度別や集中学習型のクラス編成、IT活用による自学自習の徹底、学習履歴による習熟度分析を反映させた授業設計など、IT活用と対面授業とのブレンディッド学習により教育効果を上げている点で評価できる。
   
  受賞論文 / アブストラクト




発表会概要・参加方法はこちら

JUCE 私情協事務局 
ここに提供する著作物は著作権法により保護されています。この記事を私情協加盟校の大学・短期大学・高等専門学校内で教育・研究・大学経営の目的で使われる場合は複製を許可します。それ以外の場合は(公社)私情協事務局を通じて各著作権者の承諾が必要です。
(C)Copyright All Rights Reserved 2006