基礎講習Eグループレポート
第1グループ 寸評【生き残るためのブランド力】
「大学のユニバーサル化」や「建学の精神・教育理念の希薄化」を大きな課題として捉えて,テーマ設定を行い,討議を重ねた。学外へ大学自体の強みをどのように理解していただくか。また,学外から大学に期待する内容に応えているか。それらを身近に理解できるように,一つの手段として,ICTツールを利用した「Webコミュニティー」を提案している。大学の声とそのステークホルダーに位置する方々の声を相互にまたオープンに公開できるICTツールを利用したコミュニティーの形成が重要と結論づけている点は興味深い。
第2グループ 寸評【大学の使命~これからの社会を作っていく人材を育てる~】
学生,職員,教員との関係に,「目的意識の相違」や「自覚の欠如」が起因する共有課題から「大学の使命」をテーマに討議を図った。「大学の使命」から「社会を作り出す人材を育てる」点を重要視し,更にそのための能力,そしてその能力を習得させるための職員としてサポートできる提案を提示している。グループメンバーは検討を重ねていく過程で紆余曲折しながら提案をまとめられた。その分,検討する過程で各々新たな気付きが発見されと思われる。
第3グループ 寸評【大学をつくろう!~私たちの考える理想の大学~】
グループメンバーの大学課題を「〇〇が□□をするため」に当てはめ,共通課題を洗い出し,理想とする大学像を創造する討議を行った。理念及び建学の精神を立上げ,それを具現化するために,大学を取り巻くステークホルダーから,各々成すべき項目を整理し,提案している。提案内容には,具体的な評価方法も提示しており,簡潔に理解しやすい内容になっている。
第4グループ 寸評【今,選ばれる大学になるためには~満足度の向上~】
本グループは,テーマのとおり,選ばれる大学になるためには大学に何が必要かについて,討議の時間を多く割いた。その中で「満足度の向上」を一つのキーワードとし,大学を取り巻くあらゆるステークホルダーから敢えて,「学生」,「企業」にフォーカスし,提案内容を具体的に整理している。若干,時間不足もあり,まとめが雑になってしまったのは惜しいと思われる。