物質的なサービスは,値段,量,質,タイミングからなっています。例えば,
環境・設備,照明,
待合室,
インテリア,
商品棚の配置などです。物質的なサービスで求められるのは,患者さんの肉体的な安楽です。それは視聴覚,臭覚などが主に作用します。しかし,いくらお金をかけても,医療従事者の対応が悪ければ,また窓口での対応が悪ければ,「あの薬局はきれいなんだけど・・・」と言われかねません。物質的なサービスはある程度標準に達していれば,あとはどんなによくなっても,患者さんに心に残る印象を与えることはできません。