患者さんとの会話
言葉は意思を伝える大切な媒体ですから,正しく使わなければなりません。要は,主旨を正しく伝えることにあるのですから,個性はあくまでも副次的なものとしてとらえます。患者さんとの会話の中で注意しなければならない点は,相手の立場に立って,話をすすめるということです。やたらに専門用語を使ったり,仲間うちの表現をとり入れるのは感心しません。また,用語としては,患者さんを見下したり軽視する表現は絶対に避けるべきです。患者さんはわからないから聞くのであって,いかにもそのことが常識はずれだというような印象を与える 言いまわしは,厳に慎むべきでしょう。